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最終戦アブダビGPはミッドフィールドチャンピオンであるヒュルケンベルグが1周目で姿を消した。チームメイトであるルノーのサインツは持ち前の結果力を最大限に発揮して最終戦にして今季初優勝を遂げた。

これでルノードライバーのランキング1,2となり、ミッドフィード選手権において唯一のワークスチームであるルノーの面目躍如となった。

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F1ミッドフィールド選手権ポイントランキング最終結果

ドライバー AUS BRN CHN AZE ESP MON CAN FRA AUT GBR GER HUN BEL ITA SIN RUS JPN USA MEX BRA UAE
1 ヒュルケンベルグ 243 18 15 25 15 25 15 25 25 6 4 12 8 25 25
3 サインツ 236 12 4 15 18 18 12 18 18 2 1 4 12 6 15 18 12 18 8 25
2 ペレス 230 10 8 25 12 8 4 12 10 15 2 25 18 2 12 25 15 12 15
5 マグヌッセン 203 18 12 1 25 6 6 25 18 12 6 18 12 18 1 15 10
4 オコン 196 8 6 10 25 15 15 18 12 4 18 25 15 15 8 2
6 ルクレール 175 6 2 15 10 12 12 8 8 15 25 1 18 25 18
7 アロンソ 164 25 12 18 12 15 1 10 15 15 25 4 4 8
8 グロージャン 152 1 1 2 8 10 25 18 10 15 4 10 18 18 12
9 ガスリー 139 25 2 18 10 4 4 1 25 10 2 6 10 6 10 6
11 バンドーン 108 15 10 6 8 1 4 1 8 8 2 6 8 2 8 15 4 2
10 エリクソン 107 8 1 4 4 10 2 6 6 10 1 8 1 10 6 8 10 12
12 ハートレー 72 2 6 6 4 8 8 1 1 6 12 2 10 6
13 ストロール 67 4 4 10 8 1 6 2 12 6 2 2 6 4
14 シロトキン 35 2 2 1 2 2 4 10 1 1 4 4 1 1

アブダビGPまとめ

5番手からスタートしたサインツは、大きくジャンプアップしてきたぺレスに抜かれてしまう。ヒュルケンベルグがリタイアしたことで5番手をキープする。

勝負を決めたのは新品USタイヤをなんと37周も保たせたタイヤマネージメントだろう。前の4台を完全にオーバーカットして見せた。

トップのぺレスがピットインした直後からの10周で猛スパートして2位ルクレールに23秒の大量マージンを築いてピットインするとSSへ交換、トップで戻ると新しいタイヤで更に引き離しルクレールに18秒差つける大勝となった。

ポイントランキングでは序盤から上位に位置し、今季2位6回を記録していたが、最終戦でやっと優勝を手に入れた。

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2018年ミッドフィールド選手権まとめ

読者様のコメントからのヒントで始めたミッドフィールド選手権、結構楽しめました。予算の違うトップ3チームを除外するだけでこんなにも白熱したランキング争いになるとはね。優勝者は9人生まれている。

こうやって彼らだけに絞ったポイントを与えてみると、本選手権のランキングとは違う事になっている。決勝において諦めずにしっかりと完走している点がポイントでよくわかります。

F1ドライバース選手権 ミッドフィールド選手権
ドライバー ドライバー
7 ヒュルケンベルグ 69 1 ヒュルケンベルグ 243
8 ペレス 62 3 サインツ 236
9 マグヌッセン 56 2 ペレス 230
10 サインツ 53 5 マグヌッセン 203
11 アロンソ 50 4 オコン 196
12 オコン 49 6 ルクレール 175
13 ルクレール 39 7 アロンソ 164
14 グロージャン 37 8 グロージャン 152
15 ガスリー 29 9 ガスリー 139
16 バンドーン 12 11 バンドーン 108
17 エリクソン 9 10 エリクソン 107
18 ストロール 6 12 ハートレー 72
19 ハートレー 4 13 ストロール 67
20 シロトキン 1 14 シロトキン 35

チーム内においてのドライバーの力量の差もより明確にポイントに表れています。

ルノーとフォースインディアはドライバー同士のポイントが拮抗しているのに対して、他のチームは差が大きいですね。そして良く見える形で光っているドライバーはルクレールとガスリーです。

この2人は来季トップ3チームへ移籍する事になっているのも納得の成績だろうと思う。物静かなルクレールと大口が多いガスリーの優勝をかけた争いとか今から楽しみで仕方がないですよ。

 

2019年は序盤の動向を確認し、ルノーをトップ4チームと認める事ができれば、6チーム12人による選手権にしようと考えています。

2018年のミッドフィールド選手権、お付き合い頂きありがとうございました。