![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-SF1000-pre5-1.jpg)
プレシーズンテスト5日目の午前は、夜の雨で路面が濡れていたためラバーグリップが無くなってしまった。フェルスタッペンはグラベルにはまり、ベッテルもコースアウトして砂利をばら撒く。午後は風も強くコースアウトが多かった。
フェラーリはスピードトラップから予測され、低出力モードと少ない燃料の組み合わせと思われるが、ベッテルがC5タイヤでトップタイムを記録した。
午後にはハミルトンが油圧問題で停止するなど、メルセデスPUは盤石とは言えない。
プレシーズンテスト5日目結果ベストタイムと周回数
順 | NO | ドライバー | チーム | タイム | Gap | Laps | Tyre |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’16.841 | 144 | C5 | |
2 | 10 | P.ガスリー | アルファタウリ | 1’17.066 | 0.225 | 138 | C5 |
3 | 18 | L.ストロール | レーシングポイント | 1’17.118 | 0.277 | 130 | C3 |
4 | 6 | N.ラティフィ | ウィリアムズ | 1’17.313 | 0.472 | 158 | C5 |
5 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1’17.573 | 0.732 | 112 | C3 |
6 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’17.738 | 0.897 | 31 | C2 |
7 | 77 | V.ボッタス | メルセデスAMG | 1’17.985 | 1.144 | 47 | C3 |
8 | 31 | E.オコン | ルノー | 1’18.013 | 1.172 | 37 | C4 |
9 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’18.225 | 1.384 | 110 | C3 |
10 | 23 | A.アルボン | レッドブル | 1’18.393 | 1.552 | 60 | C2 |
11 | 3 | D.リカルド | ルノー | 1’18.395 | 1.554 | 59 | C3 |
12 | 99 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1’19.670 | 2.829 | 91 | C3 |
13 | 44 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1’22.425 | 5.584 | 14 | C3 |
スピードトラップとオンタイム
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-pre5-SPD.jpg)
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-pre5-ontime.jpg)
まとめ
やっとフェラーリがトップタイムを記録したが、午後のロングランでは常にメルセデスから約1秒遅れたラップタイムで走っている。
メルセデスPUのトラブルは、先週から数えると計4回となり、ここ数年プレシーズンテストでは各チーム1基で走り切っていた信頼性を失っている。
テストは後1日を残すのみとなった。最終日は全てのチームで予選・決勝シミュレーションが行われるだろう。
心配なのはコロナウィルスの感染拡大問題だ、日本では小中高を3月いっぱい臨時休校にするように政府が求めた。各国の対応としては、ベトナムがイタリアと日本からの入国を拒否するとの噂も上がっている。
人が多く集まるイベントは感染の広がっている国では、自粛の方向で調整されており、F1も例外とは言い難い状況になってきた。3月のオーストラリア開幕は実現しない可能性が極めて高くなっている。
何気にベトナムGP観に行こうかとスケジュール調整してました。
F1観戦チケットと旅費込みで10万ちょいで行けるので、本気で考えてました。
今年はどう転ぶか判らないので諦めます(T_T)
メルセデスPUのトラブルは何か新しいことやレイアウト変更を
やってきたからのトラブルなのかな?
去年も信頼性の問題で最終バージョンを出さなかったような噂を
聞いたような気がするんですがどうなのでしょうか?
動画配信y氏によれば、作動温度を上げているとの事ですね。冷却系パーツとの相性が紙一重なのかもしれません。