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ジェッダの高速コース、予選に向けてフェラーリ対レッドブルの図式は変わりません。

アルファタウリも好調ですが、マイナートラブルが足を引っ張っています。

 

角田はFP3を前に新規PUをオールで入れています。

3強の一角メルセデスは、ポーパシングがどうしようも無く予選で上位に入るのは難しい。

アルファロメオのボッタスがここでも好調を維持しています。

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サウジアラビアGP予選レポート

天候は晴れ、気温24℃、路面温度26℃で予選はスタートしました。

https://www.formula1.com/

Q1

ハースのマグヌッセンが30.4で最初の計測を記録しました。

ミック、マクラーレン2台が続き、ラッセルが30.7で5番手。

ラティフィがターン13でクラッシュして赤旗、フェラーリ2台、レッドブル2台のアタックラップが潰れました。

 

再開、フェルスタッペンが更新するがフェラーリが速い。

残り6分、サインツ28.8、ルクレール29.0、フェルスタッペン29.3、ラッセル29.6、ペレス30.1となっているトップ5です。

ハミルトンが30.5秒で14位。

角田はピットから出れません。

 

ハミルトンが15番手タイムを記録したがストロールに更新されて16位、まさかのQ1落ちです。

Q2

フェラーリ2台はユーズドでコースインしています。

ルクレール28.8、ペレス28.9、フェルスタッペン28.9、サインツ29.0、アロンソ29.4、ボッタス29.5となったトップ6です。

ミックがターン10でクラッシュして赤旗です。

長い中断の後、残り4分58秒から再開、路面温度25℃まで下がりました。

Q3進出をかけたアタックが始まり、ラッセルがタイムを更新できませんでしたが、なんとか10番手。

 

マクラーレン2台が敗退しています。

Q3

サインツが28.4、ルクレール28.4、ペレス28.5、オコン29.0、アロンソ29.2、フェルスタッペン29.2となった1回目のアタックです。

ラッセルは一人ずらしてアタックに入り29.1で5番手。

 

最終アタックです。

ルクレールが28.2でトップ、サインツが28.4で2番手となったところで、ペレスが28.2でトップタイムを更新。

フェルスタッペンは伸びずに4番手タイム。


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サウジアラビアGP予選結果

No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Gap
1 11 S.ペレス レッドブル 1:29.705 1:28.924 1:28.200
2 16 C.ルクレール フェラーリ 1:29.039 1:28.780 1:28.225 0.025
3 55 C.サインツ フェラーリ 1:28.855 1:28.686 1:28.402 0.202
4 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1:28.928 1:28.945 1:28.461 0.261
5 31 E.オコン アルピーヌ 1:30.093 1:29.584 1:29.068 0.868
6 63 G.ラッセル メルセデスAMG 1:29.680 1:29.618 1:29.104 0.904
7 14 F.アロンソ アルピーヌ 1:29.978 1:29.295 1:29.147 0.947
8 77 V.ボッタス アルファロメオ 1:29.683 1:29.404 1:29.183 0.983
9 10 P.ガスリー アルファタウリ 1:29.891 1:29.418 1:29.254 1.054
10 20 K.マグヌッセン ハース 1:29.831 1:29.546 1:29.588 1.388
11 4 L.ノリス マクラーレン 1:29.957 1:29.651
12 3 D.リカルド マクラーレン 1:30.009 1:29.773
13 24 G.ジョウ アルファロメオ 1:29.978 1:29.819
14 47 M.シューマッハ ハース 1:30.167 1:29.920
15 18 L.ストロール アストンマーチン 1:30.256 1:31.009
16 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:30.343
17 23 A.アルボン ウィリアムズ 1:30.492
18 27 N.ヒュルケンベルグ アストンマーチン 1:30.543
19 6 N.ラティフィ ウィリアムズ 1:31.817
NC 22 Y.角田 アルファタウリ DNS

まとめ

ペレスが初のポールポジション!

長い中断の後、バランスが崩れたフェルスタッペン、フェラーリ2台は変わらずに速かった。

 

ペレスはQ3のアウトラップをトップ4の中で一人だけ1ラップだったが、上手にタイヤを温めてC4を最終コーナーまで保たせる素晴らしいラップをまとめました。

 

ハミルトンのQ1敗退、ラティフィとミックのクラッシュ、波乱の展開となったジェッダ。

最後の最後にそれをを収めるようなベテランの素晴らしい走りだった。

 

今年のマシンはリアがぐにゃぐにゃしない、アンダー傾向な為、ペレスのドライビングスタイルに合っている。

決勝レースではタイヤマネージメント力にも期待出来ます。

 

 

バーレーンで強かったドライバーが今回も強い、操縦性が変わったマシンへの適応力が出ている。

ポーパシング上等で攻めきれるドライバーも強い印象があります。

 

 

クラッシュが多く、赤旗が多いジェッダは運要素も大きい。

決勝レースでは自身が持っている幸運ステータスも非常に重要です。