https://f1i.auto-moto.com/

内燃エンジン(ICE)は年間3基規制ですが、レッドブルにホンダは今回5基目を投入した。パワー・信頼性・マイレージのバランスはまだまだな状況です。来季レッドブル&マックスと共にチャンピオンを争えるパワーユニットになれるかどうか?

ここからの終盤戦はマシン全体のバランスが重要となるコースが多くなる。上がったパワーを路面に伝える事さえできれば後1勝は可能だろう。レッドブルホンダの奮闘に期待したい。

Sponsored link

R16ロシアGP後パワーユニット使用状況

No Car Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
44 Mercedes L.Hamilton 3 3 3 2 2 2
77 Mercedes V.Bottas 3 3 3 2 2 2
05 Ferrari S.Vettel 3 3 3 2 2 3
16 Ferrari C.Leclerc 3 3 3 2 2 2
33 RBR Honda M.Verstappen 5 4 4 3 3 3
23 RBR Honda A.Albon 5 5 5 4 3 3
03 Renault D.Ricciardo 5 4 4 3 3 4
27 Renault N.Hulkenberg 6 4 4 3 2 3
08 Haas Ferrari R.Grosjean 3 3 3 2 2 2
20 Haas Ferrari K.Magnussen 3 3 3 2 2 3
55 McLaren Renault C.Sainz 5 4 4 4 4 3
04 McLaren Renault L.Norris 4 4 4 4 4 4
11 Racing Point Mercedes S.Perez 4 4 4 3 1 1
18 Racing Point Mercedes L.Stroll 4 4 4 2 1 1
07 Alfa Romeo Ferrari K.Raikkonen 4 3 3 2 2 3
99 Alfa Romeo Ferrari A.Giovinazzi 4 4 4 2 2 4
26 Toro Rosso Honda D.Kvyat 7 7 7 6 3 3
10 Toro Rosso Honda P.Gasly 7 5 5 5 3 3
63 Williams Mercedes G.Russel 3 3 3 2 3 3
88 Williams Mercedes R.Kubica 4 4 4 2 1 1

※基数規定ICE(3),TC(3),MGU-H(3),MGU-K(2),ES(2),CE(2)

15戦目での各車投入状況

  • リカルド:決勝前にMGU-K,CE

16戦目での各車投入状況

  • フェルスタッペン:P1開始時にICE
  • アルボン:P1開始時にICE
  • クビアト:P1開始時にICE,TC,MGU-H,MGU-K
  • ガスリー:P1開始時にICE
  • クビサ:P1開始時にICE,TC,MGU-H
  • クビアト:P3開始時にICE,TC,MGU-H,MGU-K
  • アルボン;決勝前にTC,MGU-H,MGU-K

まとめ

来季はMGU-Kが年間3基になります。エンジンと一体化しているコンポーネントであるためこれだけ2基ってのはおかしいなと思っていたので良い事だと思う。

ペナルティに関しては、ウェイト?コンストラクターズポイント?色々な議論がされていますが、グリッド降格で良いと思いますね。ただ、4基目が10、その他は5とかわかりにくいのは無しにして、全部3とかに緩和すればいいんじゃないかな。

 

ホンダとモービルのパートナーシップは今のところ上手くいっていないようです。年間3種類の配合が許される燃料、開幕から変わっていない、鈴鹿に向けて開発の最終段階に入っているらしいです。

メルセデスのペトロナス、フェラーリのシェル、この2強はエンジン開発段階から燃料の知見を導入しているエンジン。特にシェルはフェラーリの今までのパワーアップに対しての貢献度を約20%と言っている。

高いブースト圧、高い圧縮比、高温高圧になった混合気は勝手に着火するノッキングを抑制する事が必要不可欠な事、モービルの新燃料とスペック4のマッチングで全体エネルギーの1%でも向上すれば、大満足な結果と言えるだろう。