https://www.formula1.com/

 

2022年から新レギュレーションによるF1が始まります。

マシンの空力学的要素は、アウトウォッシュを消し去る事を目標に定められ、フロントウィング付近で作られる様々なボルテックスが使用不可になっています。

それを増幅するバージボードもありません。

現時点でわかっている事で考えてみました。(ゼンゼンワカンネーヨ)

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2022年のボディーワーク

ボディデザインは、今まで縦・横・高さなどで表現される3方向と点々と繋ぐ真っすぐな線によって分けられていました。

これが、曲線なども加えられ複雑化しています。

https://www.f1technical.net/(2017年のデザイン領域)

 

https://www.f1technical.net/(2022年のデザイン領域)

 

特に影響を受けるのは、フロントウィング、ノーズ、モノコックになります。

フロントウィングと路面間の距離は広がり、基準面から大幅に上昇しています。(詳細数値わからず;;)

 

モノコックは、1,800mm→1,850mmとなり5cm長くなります。

長身ドライバーが楽になります、そして上面はコクピット前から水平だったところが曲線を描いて下がっていきます。

これで視界が今までより良くなります。(角田のとっては朗報かな)

https://www.formula1.com/

 

ノーズとモノコック下のボディ—ワーク部分は、ほぼありません。

ケープなどに代表されるボルテックスジェネレーターを付けるスペースは皆無です。

空力開発のポイントは?

ナローノーズにして、ノーズ下やサイドにフィン状のパーツを付けれるかどうかがポイントになるでしょう。

ノーズの高さは上限最大まで上げて、このコンセプトモデルの様に、真ん中から取り入れる空気を最大化すると思います。

 

路面から離れたフロントウィングプレーンをどうするか?

こんなに離れていてはグランドエフェクト効果はありません。ハイレーキで近づけたいでしょうね。

しかし、今までのような左右リンク型ヒーブサスペンションが使えません。

 

リアが上がったままで、トンネルフロアが機能するとは思えないし、そしてドラッグをどうするのか?

ダウンフォースの増加と共にリア車高を下げる事ができるのか?そこがポイントになる。

リアのインボードサスペンションは、ダブルになる可能性があるかも?一つは衝撃吸収用、一つはダウンフォース荷重用。

 

レギュレーションを読むとダンパーは、ロッカーを回す運動に対して反対の力を生成する事によってエネルギーを散らす事。

よってダンパーには必ずばね要素が必須となる。

そして、「大きく非対称な減衰力を利用することは許可されていません。」

これにより、設定された速度域(ダウンフォース荷重)で大きく車高が下がるような事も出来ません。

 

一つのサスペンションでやろうとすれば、リアはふにゃふにゃで走れない。あぁ~難題すぎます。

 

極めつけは、ハイレーキだとフロントフロアスカートが路面に引っ掛かる事です。

レーキの為に、わざと短くするのか?許されるストレーキも短くなるし、デメリットの方が多そう。

 

以上の考察からハイレーキは無くなると思っています。

でも、ニューウェイ先生なら何か考えがあるんだろうね・・・。

 

 

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コークボトルは、狭くなったボディ内部を上手く処理して、絞ったマシンが優位になります。

リアのビームウィングに、出来るだけフレッシュエアーを導く事で、ディフューザー機能を最大化させます。

 

現行のサイドポッド後端を大きくスラントさせる、ダウンウォッシュの利用も有効だと思います。

 

18インチタイヤとエキゾーストパイプ

新しい18インチホイールタイヤと現行13インチの違いは以下

  • タイヤ外径:670mm→690mm
  • フロント幅:305mm→270mm
  • リア幅:405mm→405mm
  • ブレーキディスク径:F278mm→330mm、R278mm→278mm

 

ウェイストゲートパイプは、エキゾーストパイプ接続へ戻される。

 

まとめ

タイヤウォーマーの廃止は、結局出来なかった。

新しいタイヤは、オーバーヒートしにくく、攻め続けられるとドライバーが答えています。

温めるのが大変そうな気もするんですが、オーバーヒートしにくいのはいい事ですね。

 

レーキに関してはねぇ、はっきり言ってわかりません。

奇想天外なダブルサスペンションは、可能性5%ぐらいでしょうか?

各ロッカーに付けられるインボードサスペンションは、1つだけとは書いていない気がします。

 

※追記、ロッカーとインボードサスペンションの取付け位置は一つだけと書かれていました。これによりトーションバーの根本を回すロッカーが付けられないので車高制御はほぼできません。

 

とりあえず、現時点でわかっている事で考えてみました。

レギュレーションを読んでも理解不能な数値が並んでるので・・・ごめんなさい。

 

コメントであなたの見解をお待ちしています。