秋休みゴシップニュースのお時間です。

ハースとトヨタの接近は噂通りに提携の運びとなりました。

まさかのPU供給では無く、製造面や今後の開発面での提携となります。

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ハースとトヨタがテクニカルパートナーシップ

 

簡単に言えば、ハースはトヨタのリソースを使ってマシンの製造や開発を行う。

トヨタはハースから現在のF1レベルの情報を得られる。

 

ハースは今後、フェラーリの内部パーツ、ダラーラに委託している製造を徐々にトヨタに移行していく事になる。

フェラーリとの提携は基盤であり、PUとギアボックスと油圧系、風洞はフェラーリのものを使用する。

ダラーラとの関係も残り、ハースは製造拠点を振り分ける。

 

ハースが弱い部分であるシミュレータ系技術はトヨタのものを利用していく。

 

早速アメリカGPでは、TGR-E(旧TMG)製のフロントウィングが持ち込まれテストされる予定です。

2年落ちマシンによるテストの活発化

少ない予算、少ない従業員のため他のF1チームがやっているレース以外の活動をしていないハース。

トヨタのリソースによって、過去マシンのパーツ製造が出来るようになる。

 

2年落ちマシンのテストは年間10日間、それをトヨタのエンジニアリングで行う。

トヨタとしてはお抱えドライバーのF1への道筋を作る事が出来る。

レッドブルは古い風洞で困っている?

 

レッドブルは新規定3年目となる今年、アップデートが機能せず速さが停滞している。

3年目となれば詳細な空力機能が要求され、エアロマップの最適化が今まで以上に必要となっている。

 

レッドブルの風洞は古く大きく使い勝手が良くない、そんな中で勝ってきたのはニューウェイ氏の力によるところが大きい。

ニューウェイの脳内風洞を失った今、その事実にようやく気付いたのかもしれない。

 

レッドブルの風洞は特に気温変化に対して軟弱らしく、新風洞の建設が待たれる。

姉妹チームのRBも同じ風洞を使っており、少なからずその影響を受けているだろう。

 

 

2022年から2023年前半のような柔軟性を失っただけであり、車高が一定であればマシンの速さはある。

シンガポールではサスペンションを柔らかく設定し2番手キープしたが、その上の速さは無かった。

 

空力実験ハンデキャップも確実に効いており、チャンピオン陥落は今年起こるかもしれない。