2019年ブラジルGPは一番硬いタイヤセットになった。
インテルラゴスは標高700m以上の高地のため、冷却系には気を使う必要があります。パワー面にはさほど影響しない標高となります。
ブラジルGPのタイヤ選択
2018年のタイヤ戦略

インテルラゴス・サーキット
正式名称:オートドロモ・ホセ・カルロス・パーチェ


2019年ピレリのタイヤ指標
R | GP | STRESS | LATERAL | GRIP | ABRASION | DF | タイヤ | 1周(km) | Laps | 全開率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | AUS | 1 | 2 | 1 | 3 | 4 | C2|C3|C4 | 5.303 | 58 | 77 |
2 | BRN | 3 | 3 | 4 | 5 | 2 | C1|C2|C3 | 5.412 | 57 | 75 |
3 | CHN | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | C2|C3|C4 | 5.451 | 56 | 72 |
4 | AZE | 3 | 2 | 2 | 1 | 2 | C2|C3|C4 | 6.003 | 51 | 75 |
5 | ESP | 4 | 4 | 4 | 2 | 4 | C1|C2|C3 | 4.655 | 66 | 71 |
6 | MON | 1 | 1 | 1 | 1 | 5 | C3|C4|C5 | 3.337 | 78 | 58 |
7 | CAN | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | C3|C4|C5 | 4.361 | 70 | 76 |
8 | FRA | 4 | 4 | 4 | 2 | 3 | C2|C3|C4 | 5.842 | 53 | 71 |
9 | AUT | 2 | 3 | 2 | 1 | 3 | C2|C3|C4 | 4.326 | 71 | 65 |
10 | GBR | 5 | 5 | 4 | 3 | 4 | C1|C2|C3 | 5.891 | 52 | 70 |
11 | GER | 3 | 3 | 3 | 2 | 3 | C2|C3|C4 | 4.574 | 67 | 78 |
12 | HUN | 3 | 4 | 4 | 3 | 4 | C2|C3|C4 | 4.381 | 70 | 44 |
13 | BEL | 5 | 5 | 4 | 4 | 2 | C1|C2|C3 | 7.004 | 44 | 70 |
14 | ITA | 5 | 2 | 2 | 3 | 1 | C2|C3|C4 | 5.793 | 53 | 79 |
15 | SIN | 1 | 2 | 1 | 3 | 5 | C3|C4|C5 | 5.065 | 61 | 49 |
16 | RUS | 2 | 3 | 3 | 2 | 4 | C2|C3|C4 | 5.848 | 53 | 61 |
17 | JPN | 5 | 5 | 4 | 4 | 3 | C1|C2|C3 | 5.807 | 53 | 51 |
18 | MEX | 3 | 2 | 2 | 2 | 5 | C2|C3|C4 | 4.304 | 71 | 54 |
19 | USA | 3 | 4 | 2 | 3 | 3 | C2|C3|C4 | 5.515 | 56 | 59 |
20 | BRA | 3 | 4 | 3 | 3 | 4 | C1|C2|C3 | 4.309 | 71 | 68 |
21 | UAE | 2 | 3 | 2 | 2 | 3 | C3|C4|C5 | 5.554 | 55 | 63 |
STRESS:全体の負担度
LATERAL:横方向の負担度
GRIP:路面のグリップ
ABRASION:路面の粗さ
DF:ダウンフォース
まとめ
さぁレッドブルホンダの最終優勝チャンスとなるブラジル、ここまで標高の高いサーキットで強さを発揮してきた。レッドブルホンダとして初優勝したオーストリア、予選最速だったメキシコ。
ブラジルでは昨年フェルスタッペンが、トップ快走中にペースの速い周回遅れオコンに撃墜され優勝を逃したが、今年はその置き土産をなんとか手中におさめてもらいたい。
C1の出番は無い・・・無いよね・・。レッドブルならC3⇒C2で行けちゃうでしょう。
天気予報では、金曜日は雨、土日は大丈夫な感じだけど、ここは天候が変わりやすい、番狂わせは大いに期待できる。
某翻訳サイトG○teによると『FIAは、F1ブラジルGPを前に新たな技術指令を発行』とのことで、抜け穴のパッチ当てしてきたようですね。
そしてブラジルでルク君はPU交換。
ルク君のスペックが来季用のテストPUなのかわかりませんが、ベッテルくんはスペック3のままのはず・・ここでフェラーリPUの本当の実力がわかるかな?
去年のタッペン君がコーナー重視のセットで速かったように「コーナー重視のセットでした」って言われるとPU弱体化とは断言できないので、やっぱり数戦ぐらいではわからんかなぁ。
(あとホンダは最終戦でアルボン君とクビアト君にテストPU載せるぐらいのことやってほしいなぁ。まぁまだ先の話だけどw)
油冷インタークーラーから漏らす説は、面白いけど現実的では無い。
インタークーラー内の気圧は最大値5bar、その圧力に耐えられる剛性がある、隙間があるとして油冷ライン側も同じ圧力をトレースする必要がある。
気圧に負ければ油冷ライン側に熱い空気が入りこむ。予選だけはいいとしてレースでは使わないからパーツ変える?パルクフェルメ規定の中、パーツ交換記録は無い。
正直私には技術的なことはわかりませんw
ただ技術規則ってのは、不正の可能性は全て潰してあるべきだと思っています。
もし現在不可能なことであったとしても、規則に1行ダメって書けばいいだけですしw
穴のない規則なら変な憶測や発言も減るでしょう。
私は正式な質問がなければグレーゾーン放置って姿勢のFIAが怠慢だと思ってたので、どんなものでも穴埋めパッチは歓迎ですb
5.10.3 すべての車両には単一の燃料流センサーが、燃料タンクにその全体的が配置される状態で取り付けられなければならない。そのセンサーはFIAが決定する仕様通りにFIAの指定した供給業者によって製造され、FIAにより規定されているようにのみ使用することができる。さらに、パワーユニットに供給されたすべての燃料は、この公認されたセンサーを通過しなければならず、第5条10.2に記載された燃料インジェクターによってすべて燃焼室に供給されなければならない。
5.14.2 第5条10.3に規定される通り、燃料以外の物質の燃焼用空気への追加は禁止される。排気ガスの再循環は禁止される。
すでにレギュレーションには、このように書いてあり、わざわざ指令を出す必要がある事が疑問なんだなぁ。
う~ん・・だとしたら、変な噂を消す目的か、
文章のどこかに解釈の方便による抜け穴があったのか?
でしょうか。
なんにせよ、ブラジルのフェラーリは注目です!
そして頑張れHONDA!
F1界は一般社会の縮図。規則は法律と同じ、文言で示す以上抜け穴は必ず存在する。
新たな技術革新や発明は歓迎するが、FIAは公正に運営する努力義務がある。優秀な人材を揃え、不正の芽を摘まなければならない。
さもないと、真面目なチームは浮かばれない。田辺氏も「FIAのポリシングが必要」と訴える。穴埋めパッチは必要だよね!そして頑張れHONDA!
タッペンには昨年の雪辱を!
フェラーリは疑惑を払拭するためにも何としても速さを証明しないといけないですから、見どころですね。
FIAがフェラーリだけ特別扱いしているとは思いたくないですが、もしフェラーリがF1から撤退するとしたら、F1の存続に関わる事だし、かといって、このままやり過ごしたままだと他のパワーユニット供給メーカーが納得しなくて、同じように撤退してしまったら、新たに参加する供給メーカーは、すぐに見つからない。
FIAの対応が問われる。
パワーユニットメーカー間同士でも、新たなテクニカル規則の協議するべき(批判し合うのではなく)
もうパワーユニットの1部(ICE)だけでも共通化を考える時期に来ている。