2023年F1で使用されるピレリタイヤは、コンパウンド設定が1つ追加されています。

既存のC1がC0となり、新たなC1が作られました。

 

これによりC1とC2の作動温度とグリップ力の差が減少、コンパウンド間のラップタイム差において約0.5秒を実現します。

新たな予選方式が提案されており、Q1はハード、Q2はミディアム、Q3はソフトにコンパウンド使用が限定される場合があります。

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各グランプリのタイヤコンパウンド設定

R GRAND PRIX C0 C1 C2 C3 C4 C5
1 バーレーン H M S
2 サウジアラビア H M S
3 オーストラリア H M S
4 アゼルバイジャン(SP)
5 マイアミ
6 エミリアロマーニャ
7 モナコ
8 スペイン
9 カナダ
10 オーストリア(SP)
11 イギリス
12 ハンガリー
13 ベルギー(SP)
14 オランダ
15 イタリア
16 シンガポール
17 日本
18 カタール(SP)
19 アメリカ(SP)
20 メキシコ
21 サンパウロ(SP)
22 ラスベガス
23 アブダビ

 

タイヤコンパウンドの固定セット数

  • H(ハード)2セット
  • M(ミディアム)3セット⇒4セット(SP)
  • S(ソフト)8セット⇒6セット(SP)
  • I(インター)4セット
  • W(ウェット)3セット

 

通常開催フォーマットでは、各プラクティス毎にドライ2セット返却義務があり、予選前は7セットになります。

※プラクティスセッションでウェット宣言されると、インター使用者にインター1セットが支給される。(1セット返却義務あり)