F1とは違う話題になりますが、やっとと言うべきか2018年のMotoGPに日本人ライダーが帰って来る。
中上 貴晶(なかがみ たかあき)選手は、2018年Moto2よりMotoGPにステップアップする。チームはLCR Honda IDEMITSUとなる。
中上 貴晶選手:近年の成績
シーズン | クラス | バイク | チーム | 順位 |
---|---|---|---|---|
2012年 | Moto2 | カレックス | イタルトランス レーシング チーム | 15位 |
2013年 | Moto2 | カレックス | イタルトランス レーシング チーム | 8位 |
2014年 | Moto2 | カレックス | イデミツ ホンダ チーム アジア | 22位 |
2015年 | Moto2 | カレックス | イデミツ ホンダ チーム アジア | 8位 |
2016年 | Moto2 | カレックス | イデミツ ホンダ チーム アジア | 6位 |
2017年 | Moto2 | カレックス | イデミツ ホンダ チーム アジア | 7位 |
Moto2(2勝)でずば抜けて速かったとかではないが、ここ数年の安定した成績ぶりが評価されてのことでしょう。ホンダとしても日本人ライダーのMotoGP復帰を切望したためと思われます。
世界で通用する日本人ライダー不在
バイクの世界ではその昔、日本人ライダーが多いに活躍していた。岡田、阿部、原田、青木3兄弟、宇川、上田、玉田、加藤、富沢などなど
私の記憶ではそれぐらいしか思いつかなかった。
一番残念だったのは加藤大治郎選手だ。GP250(現Moto2)でチャンピオンになりMotoGPにステップアップ。
2002年からGP500⇒MotoGPとなり、前年の2スト500ccと4スト990ccの混走となっていた。4ストの優位性が大きく前半戦2ストだった加藤選手は苦戦を強いられた。
後半戦に4ストを手に入れるとリタイアが多かったが好走した。この年ランキング7位となり存在感を示していた。
翌2003年大いに期待されていたが、開幕戦の鈴鹿の決勝でクラッシュして帰らぬ人となってしまった。
2010年にはMoto2で開幕戦優勝していた富沢選手。その後の12戦サンマリノでスリップダウンしたところに後続車に轢かれ帰らぬ人となっている。
私がバイクレースを見なくなったのは、加藤選手が亡くなった事が大きかった。ロッシの圧倒的速さに嫌気さしていた事も一つの理由としてある。
才能ある日本人ライダーが、亡くなる事が続いていたバイクレース界。ひとまず明るい話題が入ってきたのは良い事だと思う。中上選手には頑張ってもらいたい。
F1と違い日本人がいる2018年MotoGPは、大いに注目される事でしょうね。
レースの世界においていきなり速くなるなんてのは、あまりありえない事ですが、日本人ライダーの優勝はぜひ見たいと思う。F1のようにあからさまなマシン差が無いのでもしかしたらがありえますよね。
正直、最近のMotoGPはわからないことだらけです。詳しい方がいたら中上選手を絶賛するコメントなどなどお待ちしています。
中上選手は今年の新人の中では一番いいタイムで走っていて期待できそうですね!
motogpではmoto2以下とはまたちがったスキルが求められるそうでなるべく電子制御を効かさないように走らないと遅くなるそうです。クラッチロー選手なんかはコースの90%以上リアブレーキを使っているそうです。
そこにアジャストするのにかなり時間が必要みたいですね。
電子制御ですか、知らなかったです。
調べたら、トラクションコントロールが導入されているのですね。
ドライバーの好みで強弱をセッティングするのかな?ライティングスタイルは昔みたいに、速くバイクを立ててガバッとアクセル開けるスタイルではないようですね。
ECUが共通なのでライダー好みに合わせて…は多分出来ないと思います。
転倒しないためのコントロールなのでそこをあまりセッティングしてはいけないのかな?と勝手に思ってます。
まあミシュランのせいで転びまくってますけど…
F1と同じく共通ECUなんですね。
トラコンが効いて出力がカットされるのを防ぐために、リアブレーキで制御するって事か!
凄いライディングしてるんですなぁ。
まさに同じことを中上選手が言ってました!さすが管理人さんですね!