伝統のモナコGP決勝レースです。
フェラーリのフロントロー独占は2017年以来の事、あの時と同じ1,2フィニッシュ出来るかどうかに注目です。
トップチームのマシンともなればオーバーテイクは出来ません。
ピットストップやSCタイミングの運がなければポジションチェンジはありえない。
集中力と運があるものに結果は付いてきます。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
モナコGP決勝レポート
スタート時間10分前からいきなり雨が降ってきました。
天候は雨、路面はウェット、気温22℃、路面温度29℃でスタートしました。
スタート:セーフティーカー先導でフォーメンションラップに入りましたが、2周走って雨が強くなり赤旗となりました。
Lap2:セーフティー先導でレースが再開しました。
ラティフィがヘアピンでフロントから少し突っ込み曲がり切れず、ストロールは壁に接触、共にピットインしています。
Lap3:ローリングスタートでレースが始まりました。
インターを履いているのはガスリー、ミック、ラティフィです。
ガスリーのペースが上がってきました。
Lap7:角田とベッテルはインターへ
Lap8終了時点
Lap12:ガスリーはジョウをパスして13位
Lap14:ガスリーはリカルドをパスして12位
インターのガスリーが抜けないモナコでオーバーテイクしまくっています。
Lap16:ハミルトンはインターへ9位
Lap17:ペレスはインターへ5位、ノリスの後ろラッセルの前で戻っています。
Lap18:ノリスはインターへ7位
Lap19:ルクレールはインターへ3位、フェルスタッペンはインターへ4位
ペレスは25秒台の凄いラップ、ルクレールをアンダーカットして2位です。(ウェットより7秒も速かった。)
1位サインツはウェットで走り続けています。
オコンをハミルトンが攻めまくるが、抜けない状態が延々と続いています。
Lap20終了時点(TOP4まで)
Lap22:サインツはハードへ3位、ルクレールはハードへ5位
ルクレールはサインツが終わるのを待ってタイムロス、痛恨のダブルピットストップでした。
インターで1位ペレスとハードで3位サインツのタイム差は20秒弱、ラップ中に縮まりませんでした。
Lap23:ペレスはハードへ1位、フェルスタッペンはハードへ3位
レッドブルはダブルピットストップをほぼロス無くきめました。
ペレスはサインツをオーバーカット、トップに浮上です。
Lap26:ミックがプールシケインでクラッシュ!
VSC⇒SCとなったがバリアの修復などの為、Lap30で赤旗となりました。
Lap31:SC先導でコースイン
Lap33:ローリングスタートで再開、ペレスはミラボーでタイヤをロックしました。
その後、何事もなく走っています。
トップのペレスは速いラップと遅いラップを織り交ぜながらペースコントロールしています。
Lap39:DRSが使えるようになりました。
アロンソに抑え続けられるハミルトン以下は大渋滞中。
淡々とパレードランが続いています。
Lap40終了時点(TOP6まで)
Lap48:7位アロンソのペースが悪く、6位ノリスから33秒も遅れています。
Lap50:アロンソがいきなりペースを上げ始めました。
Lap52:ノリスはミディアムへ6位で戻ります。
Lap56:ノリスは14秒台でファーステストを更新しています。
ペレスのペースがガクッと落ちています。
フロントタイヤのグレイニングが酷いです。
トップ4は連なって周回を重ねています。
差はほとんどなく、ヘアピンなどはぶつかりそうになるぐらいビタビタです。
Lap64:レース開始時間から3時間経過、ペレス、サインツ、フェルスタッペン、ルクレールの順でファイナルラップに入っていきました。
ペレスはタイヤを残していました、サインツを引き離します。
ペレスがモナコ初制覇のチェッカーを受けました。
モナコGP決勝結果
まとめ
トップ走行で動けないルクレール、ペレスがトップ4の中で一番早くインターへ交換し、素晴らしいラップで一気にトップへ浮上した。
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ペレスはモナコ初制覇、自身3勝目となりました。
昨年レッドブルに加入、フェルスタッペンのチームメイトとして安定した強さを見せてきた。
チームプレイヤーに徹するナイスガイ、モナコではフェルスタッペンより仕上がりが良かったが予選でクラッシュしていた。
汚名挽回となるこの勝利は、ペレスにとってもチームにとっても非常に嬉しく大きなものでしょう。
ただただフェラーリに負ける予想しかなかったバルセロナとモナコ、マシン的に辛いこの2戦で勝ったのは本当に大きい。
昨年チャンピオンを取った事でチームとしての強さが増したような気がします。
レッドブルチームがとにかく強い、守りに入らず常に勝利を狙う姿勢、それを実行できる二人のドライバーが居る事も強みです。
レース開始直前の雨がフェラーリの勝利を遠ざけました。
母国完全制覇を狙ったルクレールですが、本当にどうしようなかった。
最初のインターへの交換が遅すぎた、そしてドライタイヤへの交換でタイムロス、1位走行から一気に4位は落胆する事しか出来ない結果です。
とりあえず完走できないジンクスを壊したが、表彰台にすら上がれない4位には同情したい。
前回のサインツも母国4位だったか・・・。
ミックのクラッシュ後のレースは正にモナコと言う感じのレース展開。
抜けないパレードラップ、先頭ペレスのペースが落ちて一時ハラハラしましたが、ちょっと遅い程度では抜かれる事は無いです。
間延びしたレースに疲れました、内容が薄っぺらくてごめんなさい。
まぁとにかく、チェコおめでとうございます!
汚名返上名誉挽回おめでとうペレス!
フェラーリはチームのバタバタがまさに汚名挽回と言ったところでしたね。
ルクレールのピットストップ、やっちゃいました。(俺たちの….)
けど、諸々含め難しい判断だったかと思います。
ペレス、去年とは見違えるようです。今年のマシンにフィットしているんでしょうね。
ハースの車体剛性が気になります。
そんなにインパクトは無かった様にと言ってしまうと無知と怒られそうですが、あれが続けば、他を巻き込む可能性もあるので、気になります。
スピンも2個前のコーナーで、若干オーバーぎみだった気がしますが、スピンの仕方にも違和感がある感じがするので、もしかしたら、フロアとリアユニットの取り付けに不具合が出たのかもしれないと、勝手に思っています。
モノコック+ボルト6+エンジン+ボルト4+ギアボックス
このボルトは共通部品で位置も締め付けトルクも決まったものです。
今回はエンジンとギアボックス間のボルトが折れて衝撃を吸収しています。
一般車も含めてコクピット以外の部分はある程度の衝撃荷重を受けると壊れるように出来ています。
ミックは回転しながらぶつかった事で大事には至らず、どの方向であれ真っ直ぐ当たる事が一番危険です。
雨がフェラーリのアドバンテージを全て水に流してしまった?
サインツが2位フィニッシュでレッドブルのワンツーを阻止したのが救いですが、ルクレールの4位は厳しいですね。
せめてマックスの前でフィニッシュしていれば良かったですが、それすらも叶わなかった?
それにしても通常コンディションでは無かったとは言え
ペレスのモナコ初優勝は本当に良かったですね。
前のスペインGPでは不本意ながらも?優勝出来なかったですが
今回は文句無く自力で勝ち得た。
チームに自身のアピール出来たのでは無いかと?
これによってペレスもマックス、ルクレールに次いでドライバータイトル争いに名乗りを上げて来るのでは無いかと?
2位サインツも、こんな時こそペレスの様に優勝もぎ取ってタイトル争いに加わって欲しい?
フェラーリとしては、早く悪い流れを変えたいところですね。
一段と内容が濃くなったブログ。いつも拝見して感心しています。
jinさん この内容を書くのにどれ程の時間を使っているのか・・・
お体ご自愛下さい。
//Lap33:ローリングスタートで再開、ペレスはミラボーでタイヤをロックしました。
鳥だと思いますが、ペレスの前を横切りました。ペレスは反射的にブレーキ踏んだ感じです。
タイヤが最後までもつかひやひやでしたが、サインツもリヤタイヤがギリギリだったみたいですね。
前戦の件もあったので、ペレスの優勝 良かったです!
記事を書くことは習慣になっているので苦ではないんです。
ただ、今年はホンダがいないのでネタに困る事が多いですね。
その分は新規定の理解度を上げる事に使っています。
最近フェラーリPUの不具合が目立つようになってきましたね
パワーがあるのは確かですが、持続性に欠けるようです。
元ホンダRBPTはシリンダーに鉄ライナーを用いて、耐久度を上げて圧縮抜けを防いでいます。
ERS系にしてもフェラーリが800Vにしたのは昨年、その電圧にモーターの耐久度が不足しているのかも?
色々な新しいものとの融合は簡単ではありません。
2021年のホンダは本当に神がかり的なPUだったと、今になって再認識しています。
それを受け継いだRBPTは本当に幸運でしょう。
2025年まで安定したパワーとコンパクトさを手にしています。
一般市販車のエンジンにシリンダーライナー(スリーブ)を使うのは一般的ですが、ホンダF1PUのICEにライナーを使っていると聞いた時にビックリしました。
現在の規定使用数制限(それ以上越えるとペナルティ受ける)が施行される以前のF1エンジンは、ほぼ使い捨て?なのでアルミシリンダーブロックの単一素材でライナーレスだった。
ライナーを使ってシリンダーのボアピッチも短縮するホンダ技術は凄いですね(ウォータージャケットの空間も極小?)
厚みの薄いライナーを使っているのでしょうね?
P1からずっと一貫してタッペン君より速かったペレ助
優勝しても怒られないしタッペン君にも祝福してもらえる
唯一の針の穴を見事に突いたレースでしたね
お立ち台の男泣きにじ~んときました。おめでとー!
しかし
シャルル君は持ってませんねぇ
原因は諸説ありますが、私は気が付きました・・・
PITで祈るシャルロッテちゃん(彼女)の姿に・・・
国際映像が映し出す人間模様www
これはきっとジャダちゃん(イタリアのモデルで元カノ)の呪いですね
シヤルル君はジャダちゃんと交際中に、なんとシャルロッテちゃんに
アンダーカットしかけています。
(もちろんバレてしまい、SNSでジャダちゃんに怒られて失格にされてしまう)
きっとかなり大きな呪いがかけられているのでしょうね~
去年といい、今年といい・・・・・
んでもって、F1のトップレーサーって何故にみんなアンダーカット
するのでしょうね~(そういえばたっぺん君もww)
ちゃんと手切れ金を・・・w
ペレスの勝因の重要なポイントの一つ
ノリスが道を開けてくれた事が再度見直してわかりました。
ノリスのピットインが1周遅かったらアンダーカットは成功していません。
どのタイミングでピットインするかの選択は、無線を通じてチームと相談しながらだと思いますが最終判断はドライバー自身に委ねるでしょうか?
その意味でもペレスの状況判断は見事ですね。
いつも上手く成功するとは限らない無いですが、この分野に関してはペレスが最も得意とするところで職人技です。
これまで決勝だけが突出して良かったところに、今シーズンは予選でも上位グリッド獲得も手にする一貫性を兼ね備える事で、表彰台圏内または優勝する確率も上がっている?
シーズン前半、ルクレールとマックスだけで優勝を独占するだろうと予想していましたが、意外に早く何とモナコでペレスが勝利するなんて(ペレスには失礼ですが)思ってもいませんでした。
同じセカンドのサインツよりは先に優勝するとは思っていましたが?
時期尚早だと思いますが、
昨年までメルセデスのハミルトン&ボッタスの様に、レッドブルでマックス&ペレスの長期政権(~2025年まで)続くのでは無いかと?
ペレスの契約2年延長が決まりましたね。
まぁあれだけ乗れてれば文句の付けようがありません。
これで角田の早期レッドブル昇格と、ガスリーの残留は無くなったかな?
RB昇格は、角田0%、ガスリー5%ぐらいと思っていました。
ペレスは、普通に速い、チームプレイヤー、大人、マシンがおかしいとは言わない、スポンサーマネー
切る方がおかしいです。