スペインGPの幕切れは、フェルスタッペンの最年少優勝でしたが、そんな陰に隠れてマクラーレンホンダは順調に改善しています。

 

予選では過去最高位の10位、決勝では9位で完走とバルセロナのサーキットはマシン総合力がないと結果がでない場所なので、中団グループのトップになれるかもしれない力が見え隠れしたグランプリでした。

 

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スペインGPでの予選タイム+1.981秒差

1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:22.000

10 F.アロンソ マクラーレン 1:23.981

 

マクラーレンホンダとして初のQ3進出でした。

 

タイム差がかろうじて2秒を切っています。Q3にさえ進出すればタイム差は劇的に変わるようです。

 

 

ここからが本当に縮めるのが難しくなってくる領域です。

今年いっぱいの私の予測としては、いいとこ1.5秒差がぐらいが限界でしょうね。

 

スペインGP決勝でのタイム差+1Laps

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メルセデスの2台が絡んで1周目でいなくなるという幸運もあり。バトンが9位に入賞しました。

 

地元アロンソは残念ながら、なぜかパワーユニットが停止するという不可解なトラブルでリタイヤしています。CPU関連のなんらかのトラブルと言うことですのでハードウェアの損傷はないみたいです。

 

ラップタイムは優勝したフェルスタッペンに、常に1秒差ぐらいつけられている状態です。

 

メルセデスのいない状態での差ですから、あまりいいとは言えませんね。

ピークパワー面ではさほど変わりないルノーエンジンですが、その他の部分でホンダを圧倒しているのは間違いなでしょう。

 

各セクターでの最高速度はそれなりにでていますので、今のマクレーレンホンダに足りないものはコーナー入口から出口までのスピードとなります。

 

この差は車体面での開発が非常に重要なので、マクラーレン側がしっかりしてくれないとなりません。

 

ホンダは、今期での大幅な改良パワーアップは見込めないとすでにコメントとして出ています。

もっているアイデアをすべて注ぎ込めれば今季のフェラーリ並みにはなっていたと・・・。

トークン制度さえなければと・・・。

 

スペインでのテストもかなり安定していたようですし、今後の開発を見守っていくしかないですね。

劇的に変化が起こることはまずありえないので、なにか起こったら喜びましょう。