直前のプラクティス3では、メルセデス・レッドブル・アルファタウリがトップ6を占めた。
メルセデスはダウンフォースを多めにセッティングしており、ターン1やターン3などの低速ターンが強い。レッドブルはいつものようにウィング自体は薄く見える仕様となっている。
メルセデス対レッドブル、そしてアルファタウリ2台に期待です。
予選レポート
天候は晴れ、気温26℃、路面温度55℃で、予選はスタートしました。
Q1
フェルスタッペンは4.4、ボッタス4.5、ノリス4.5、ハミルトン4.6、ルクレール4.9、ガスリー4.9、角田5.0のトップ7となった1セット目のアタックです。
プラクティス3まで静かだったノリスが、あっさりと上位タイムを記録。
短いサーキットでタイムは大接近、カットラインまでは0.653秒となっています。
Q2
ボッタスとジョビナッツィはミディアムで早々にコースインしています。3グリッド降格ため絶対にミディアムクリアしたいようだ。
ハミルトンとフェルスタッペンもミディアムでアタックに向かいました、Q2クリアは厳しいけどチャレンジといった感じか!
残り5分、ガスリーがトップタイム、ボッタスは2セット目のミディアムでアタックして4.443秒で3番手です。10番手までは0.371秒となっているQ2の戦いです。
ハミルトンは2セット目もミディアムを使って4.512秒で5番手。ペレスが2セット目ソフトでトップタイム。
角田は8位でQ3進出しました。
ミディアムスタートは、フェルスタッペンとメルセデス2台です。
Q3
ハミルトンは単独でフレッシュエアーを独占してアタック、4.205秒を記録しています。
ハミルトンは3セットで3アタックのようです。
フェルスタッペンが3.841でトップタイム、ハミルトン4.067、ノリス4.244、ボッタス4.311、ペレス4.324、ガスリー4.453となったトップ6です。
最終アタック、フェルスタッペン伸びず、ハミルトンも伸びず、ボッタスが2番手に飛び込んだ!
シュタイアーマルクGP予選結果
まとめ
Q1からパワー勝負といった感じになり、フェラーリ勢は劣勢となっていた。
ホンダPU・メルセデスPU勢は安定して上位タイムを記録していき、予選Q3ではホンダ4台、メルセデス4台、ルノー1台、フェラーリ1台となった。
フェルスタッペンが、Q3最初のアタックで一人だけ3秒台に突入して、今季3度目のポールポジションを獲得した。
It’s back-to-back poles for @Max33Verstappen 👏#StyrianGP 🇦🇹 #F1 pic.twitter.com/bTN93DEwSs
— Formula 1 (@F1) June 26, 2021
レッドブルリンクでレッドブル・ホンダがぶっちぎる!痛快なポールポジションです。
ペレスは0.327秒遅れで5番手、まだまだ乗り方の差は埋められていないようだ。
メルセデスは2台ともほぼ同タイム、マシン的な限界を引き出していると思う。もう少し僅差になると思っていたが、やはりフロントが入っていかないような動きが多い。
一発でターンアウトを決められないマシンを、ドライビングでねじ伏せている印象だった。
角田はガスリーに対して0.278秒差となり、今季2度目のQ3進出を果たした。
やっとまともに予選を終えられるようになってきている。イタリアへの移住、チームメンバーとの交流機会が増え歯車が噛み合いだしたのか?表情からは精神的な安定が伺えるようになってきたと思う。
※ボッタスへの走路妨害、3グリッド降格で11番手スタートになっています。
— SandboxF1 (@MarjinalSpor) June 26, 2021
アルファタウリのピットはなぜ教えないか!?
マクラーレンのノリスはどんだけ隠してたんだ?
メルセデスのすぐ後ろって凄すぎる。
毎度プラクティスでは、下位に居ることが多いけど、かなりパワー抑えて走ってるかもしれない。プラクティスまでは延々と安全モードを使い、予選決勝モードに切り替える、差が50hpとかありそうだ。
ターン3の最高速で313km/hのハミルトン、フェルスタッペンは317km/h、メルセデスは大きめのリアウィングを使っている。
決勝は今のところ雨予報、このセッティングの差が勝敗を分けるのか?
色々な意味で、楽しい決勝レースになりそうです。
Jinさん、ポールタイム予想ドンピシャでしたね。流石です。
0.1秒足りない!!!!マックス何やってんだ!(笑)
ボッタスの3グリッド降格でペレスが前方に鎮座するのがイヤらしいですね。
ただ、ペレスは雨のコンディションでワヤクチャにならないか心配です。
雨はレッドブルとメルセデス、どちらに有利になるのでしょうか。
メルセデスは決勝が雨の前提でハイダウンフォースかな?
レッドブルはダウンフォース低めで雨だとどえなるのか?
それでもフェルスタッペンが勝ちそうな勢いですがどうなりますかね。
もしなにかの拍子に気が向いたら、モナコでのノリスとリカルドのドライビングの違いみたいなのを、ガスリーと角田の低速コーナーの差の検証見てみたいです。気が向いたらでいいんでぅぅぅっ。
アゼルバイジャンのものはあるんですが、微妙なテクニックとタイム差が生まれた根拠を探せなかったのでお蔵入り。
興味深いものとして、ロングストレートのフルスロットルからブレーキング時に0.1秒ほど、スロットルとブレーキを重ねるテクニックがある。
フェルスタッペン・ガスリー・ノリスは使っているのを確認、あと他数名も使うのですが、角田は使えてません。
これがフロントタイヤの熱入れの差に繋がっていると思われます。
それとガスリーに比べて、総じてボトムスピード位置が奥になっています。
エイペックス付近がボトムスピードに対して、エイペックスを過ぎてからボトムスピードを記録する感じ。
その分フルスロットルが遅くなり、パワーを使い切れていない事になる。
角田は例のボッタスとの件で3グリッドの降格ペナルティだそうです…。
3グリッドペナですが、ちょっと厳しいよね。
コースから出ろとでも言うんですかね。
大体Q1なんてもっと酷いのに、なんか理不尽だと思います。
チームからの無線がなかったらしいですね。
グリッド降格はともかく、ペナルティポイントは厳しいかな、と
レッドブルはリアウィングのダウンフォース少なめに見えても全体のダウンフォースはメルセデスと同じ可能性ありますからどうなりますかね
予選でのターン1、3最速はフェルスタッペンでした
ハミルトンはターン6、7が最速でした
ハイレーキ車には、うってつけのサーキットなのがレッドブルリンクなんでしょうね。
アルファタウリはもちろん、ウィリアムズも速い。
今のフロアとディフィーザーだと、前後荷重の使い分けがはっきりするほど、安定して速いかな。
高地のメキシコGP、中止の見込みとの報道もありますが、やってほしいなぁ。ここでこれならメキシコ決勝でホンダ1234がなくもない。新型コロナの100万人当たりの陽性者数は代替候補のアメリカよりメキシコの方が少ないのになぁ。
ペレスの+0.327は平均的な1’25.000コース長だと+0.431秒。私見ではペレスのポテンシャルは平均だとこのくらい。なのでレースでのマクラーレンへの対処で過去の若手ドライバーとの違いを見せて欲しいと期待。かつてのガスリーはすっかり抑えられちゃったので。