この決勝レースを含め5戦、絶対にポイントを落とせないチャンピオン争い。
予選では、高地で絶対的優位を誇るレッドブルが失速、逆にメルセデスはピンポイントでタイヤが機能して、フロントロー独占。
しかし、レースペースではレッドブルの方が優位とみられています。
先にハードへ交換し、ポジションを上げる又は守る事が出来るのは誰か?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは、約21秒です。
メキシコGP決勝レポート
天候は晴れ、気温21℃、路面温度47℃でスタートしました。
スタート:ターン1、フェルスタッペンが大外からホールショット、リカルドが追突してボッタスがスピンして最後尾。
角田・オコン・ミックでサンドイッチになり、角田とミックがリタイア。
SCとなりました。ボッタスとリカルドはハードへ。
Lap4(SC中)
Lap5:レース再開、サインツがジョビナッツィをパスして6位
Lap9:ライコネンがラッセルをパス9位
Lap10:フェルスタッペンは21.0秒台、ハミルトンは21.5秒台、差は3.4秒。
アロンソはラッセルをパスして10位
Lap12:ラティフィはハードへ18位
Lap16:ハミルトンはタイヤに問題あり、ペレスが近づいてきました。ラッセルはハードへ14位
Lap19:トップのファルスタッペンは早くもバックマーカー処理になっています。
Lap23終了時点
フェルスタッペンは一人旅、注目な勝負はハミルトン対ペレスとなっています。
リカルドに抑え続けられるボッタス、全く抜ける感じがない。
Lap28:ハミルトンの前にはバックマーカー3台、ここが勝負どころ、ペレスは今入ればアンダーカットできるかも。
Lap30:ハミルトンはハードへ5位、ルクレールの後ろに入ってしまったが、ルクレールは1周抑えただけでピットへ。
ペレスとの差は保ったままになっています。
Lap32:ガスリーはハードへ6位、ハミルトンの前のドライバーが次々とピットインで道を開ける。
Lap34:フェルスタッペンはハードへ2位
ペレスがメキシコ人で初めて地元メキシコGPのラップをリードしています。
Lap39:リカルドはミディアムへ13位
Lap41:ペレスはハードへ3位
Lap42:ボッタスはミディアムへ15位
Lap45終了時点
Lap53:フェルスタッペンがファーステスト1:18.999
Lap57:ハミルトンとペレスの差は2.6秒、問題は抜けるかどうか?
Lap58:ペースの良いサインツを前に出したフェラーリ陣営。
Lap59:ハミルトンとペレスの差は1.3秒
Lap61:ペレスがDRSとったが、ハミルトンにはノリスのトウがある。
ここじゃないなぁ!
Lap66:ボッタスはソフトへ、フェルスタッペンのファーステストを取り消しに行く。
Lap67:ハミルトンとペレスは1.9秒差、ボッタスはフェルスタッペンに引っ掛かりファーステスト取れず。
Lap69:ボッタスは再度ピットインしました。
Lap70:DRSを取ったペレス、しかしハミルトンの前にはライコネンがいる。
Lap71:ペレスはターン1で並べませんでした。
Lap71終了:フェルスタッペンがトップチェッカー、ボッタスがファーステストを記録。
メキシコGP決勝結果
まとめ
マックスが完勝!チェコ3位表彰台おめでとう!
フェルスタッペンは今季9勝目、初チャンピオン獲得へ一歩一歩近づいています。
メルセデスは2台並んだスタート、後ろのフェルスタッペンに強力なトウを与えてしまった。
そして、ボッタスの戦線離脱はレースを決定づけた。
レッドブル勢は、一番やりたかったスタートでのポジションアップ、その後フェルスタッペンがレースを完璧にコントロール。
レッドブル2台のペースは、ハミルトンを完全に上回っており注目ポイントは、ハミルトン対ペレスに絞られた。
ペレスのチャンスは、Lap28~30でアンダーカットする事だけだったが、ピットアウト後にフェラーリ2台と絡みタイムロスする危険があり出来なかった。
どっちにしろ3位確定だったのだから、勇気をもってアンダーカットに挑戦してほしかったと思う。
ハミルトンは、バックマーカー3台の集団に絡む直前にピットイン、その後前のルクレール・ガスリーが連続してピットインして道が開けた。ペレスに対して十分なタイム差をつくりオーバーカットを許さなかった。
終盤詰め寄られたが、ペレスの状態が良い時にバックマーカーのトウがありストレートで並ばせない。
最低限の2位は確保、強運っぷりとそのドライビングは流石と言える。
ガスリーは、トップ2チームについていけないが、そのポジションを守り切れるペースが十分にあった。
ミッドフィールドのトップを取る4位、完璧なレース展開だった。
予選Q3のレッドブルの失速は、神の思し召しだったのだろうか?
トウがあるスタートを得た事が、メキシコGPにおいて最大のポイントになりました。
なぜペレスにアンダーカットさせなかったんでしょうねぇ。いくらMのペースがいいとは言え、周回遅れが目の前にいるわけですし、抜けそうで抜けないのがここの特徴なのに。ロシアgp等々ペレスの戦術担当はイマイチですね。特に今回はポイント差広げられる絶好のチャンスだっただけに残念。それともあの観衆の前でコース上でバトルさせたかったのかなぁ?w
いやー、本当に勿体ない。
ベースアップすると温度が高くなりウィンドウ外すC3、絶対に速いのはC2なんだよなぁ。
ルクレールに引っ掛かるタイムロス、あっさりオーバーテイク出来る可能性はあり、挑戦する価値はあった。
横からすみません。
データを確認してる訳ではないので間違っているかもしれませんが、ペレスのウィンドウ内にサインツが居て入れなかったんだと思います。ハミルトンはサインツの前で出られましたがペレスは後ろになっていたと。唯一のチャンスはハミルトンがピットに入った翌周だったと思いますがそれもなかり際どかったかと記憶してます。レッドブルはペレスのタイヤコンディションが良かったのでピットを伸ばす作戦を採ったのではないでしょうか。
ペレスとサインツの差が21秒以上になったのが27周目。
アンダーカットを仕掛けるなら、フェラーリの間にピットアウトして、尚且つハミルトンとの差を21秒つける。紙一重の賭けでした。
それをしないとハミルトンの前には行けない、だからチャレンジして欲しかったと言う事です。
コース上は無理だからが前提のお話です。
リアタイでペレスのオンボード見てたのですが、「BOX,BOX,opposite Hamilton」的なこと言ってたので、入ろうとしたけど前を走っていたハミルトンが先に入れたが正解だと思います。
28か29ならワンチャンあったかな?ルクレールに一気に追いついて抜くのが条件だけど。
そのリスクはとっても良かったのかも知れませんね
FP2ではレッドブルの方がレースペース良さそうに見えましたが、予選突然メルセデスが速くなったので、決勝はどうなるかと思っていました。
ミディアムでもハードでもレッドブルが速く、スタートで前に出られ、ボッタスも後ろに下がったメルセデスにはどうすることも出来ませんでした。
次戦ブラジルでハミルトンが差を詰めるのか、フェルスタッペンが突き放すのか、次の週末が待ち遠しいです。
アゼルバイジャンみたいな感覚でした。
速さはあるけど予選は取れず、レースで巻き返す。
ルクレールがあの位置にいることで、アンダーカットが難しかったと見るべきでしょう
これはペレス、ハミルトン共に言えることです
ハミルトン側はタイヤがきつかった(ただしブラフの可能性有)のと
周回遅れが見えていた事による判断だったと考えられます
ルクレールがあのタイミングでピットへ入ったことはハミルトンにとってラッキーでした
ペレスにチャレンジして欲しかったですね
成功したら2位、失敗しても3位と言う構図は変わらなかっただけに
そして3位確定になった場合はファステスト狙いでピットに入る余裕もあったわけですし
何はともあれペレスおめでとう!
この結果からメキシコからの来年の予算上がるといいですね!
予選Q3で突然速くなったメルセデスでしたが、決勝はそれまでと同じペースに戻ってしまいましたね。
これはJINさんの予想通り、ラバーののりと路面温度、風の影響による一時的なメルセデスにとっての好条件だった可能性が高いですね。
それにしても角田は残念でした。
ノリスのフィニッシュ位置から考えれば、それより上もあったかもしれない。
角田のジャンプクラッシュは酷かったね。
挟まれたオコンが生き残る?!
せっかくメキシコで優利なレッドブルホンダからフロントロー独占出来たのに、それを生かせなかった(ポールのボッタスがトップ争いを放棄してくれた?なんて)
ハミルトンさすがに2位は死守して
レッドブルホンダのワンツーが見られなかったですが充分満足です。
ボッタスがポイント獲得圏内でゴール出来ずノーポイントだったので(ここでも最低10位フィニッシュしていればファステストラップポイントと合わせて2ポイント持ち帰る事が出来たのに)
おかげでコンストラクターでも1点差まで詰め寄る事が出来た。
今回もセカンド同士で比べてもペレスに軍配上がります。
残り4レースでボッタスからランキング3位を奪う事も出来る。
ドライバーポイントでは、マックスがハミルトンにポイント差をさらに拡げる事が出来て着々とタイトルに向けて進んでいる。
次もレッドブルホンダが得意のブラジルGPインテルラゴスで、ハミルトンがマックスの3連勝を止めないと、後から中東3連勝で挽回は?
ボッタスが下がったのは他責による完全なる不運でしたし、ここは抜きづらいコースでマクラも直線速いうえ、更にピット作業のミス。
FLもボッタスが自ら希望して取りに行ってる訳ではないですし。
今回に関しては流石に軍配を上げ下げするのは可哀想な気が…。
皆さん早朝(深夜?)から観戦お疲れ様でした。
今日は一日眠ねむですねww
レース後のお立ち台タイム
ペレ助への声援凄かったですね
ペレ助Jrも、すっごくかわいかったぁ~
そしてこの仔が
今から20年後の世界チャンプになる事を
今は誰も知る由もなかった・・・
ペレスJr(チーフエンジニア兼お菓子担当責任者?)もパパの背中を見て育つ。
それでもやっぱり夢中なのは、お菓子の方かな?
Q3での角田へのレッドブルからのバッシングですが、新しい記事では、マルコがアルファのレースエンジニアが悪いで決着したようですが、どうも釈然としませんね。
話し合いは、角田とマルコの二人っきりで行われたようですがホーナーやペレスからの釈明は、あったのだろうか?
トルコ、アメリカとレッドブルの為に良い働きをしたにも関わらず、ファミリーなのに事実確認もせずメディアに非難コメント出すとは、角田の働きに対する敬意もクソもない。最終的に責任を押し付けられたエンジニアの忠誠心も揺らぐだろうし、レッドブルの本質を見たような今回の出来事でした。メルセデスのトトとの違いは、こういう所にあるんだろうな。
今回の冤罪騒動、私が角田なら即座に鞄に荷物をまとめ日本に帰るだろうな。
余裕でフロントロー独占、そして決勝も勝つ。
それが当たり前と思っていた手前、あの予選の状況は受け入れられない事だったんでしょうね。
マルコはともかく、サーホーナーはもっと言葉を選ぶべきだったとは思う。
実は一番大人なのは、マックスなんですよあのチーム。
川井さんも言ってましたが、彼は本当に頭がいい。
レース中に戦略確認、相手の状況、チームメイトの状況などなど、頭をフル回転させている。
報告も実に明確、チームに戦略の幅を持たせて、そして指示に従う。予選で負けた時、決勝で負けた時の潔い態度。
7年目のベテランらしく振る舞い、プレッシャーをコントロールしている。
これでチャンピオンなれなかったらチームのせいですよ。
レッドブルホンダとメルセデスのトップ争いばかり注目されますが、
マクラーレンとフェラーリの3位争いについてコメントさせて下さい。
ロシアGP以降、ノリスのパフォーマンスが鳴りを潜めてしまった。
今回アストンマーチンのストロールと共に4基目PUを使って降格ペナルティを受けた事やメキシコGPコースに合わない事もあって、フェラーリにも押され気味です。泣
ノリスに代わりシーズン前半で苦戦したリカルドが奮闘したのが唯一救いでした。
それにしてもフェラーリのルクレール&サインツのコンビネーションは安定していますね。
まだ4戦残っているので充分挽回出来る?
マクラーレンはフロントがどうしても弱い。
メルセデスPUで強制的にロングホイールベースになった事が影響しています。
インテルラゴスでは巻き返してくるでしょう。
マクラーレンの来シーズン課題は、全戦でトップ争い出来るオールラウンド的マシンですね。
レッドブルホンダ、メルセデスのように?
フェラーリも来年に焦点合わせて色々試している。特にPU関連?
レッドブルホンダとメルセデスのタイトル争いに、
マクラーレンとフェラーリの3位争いが影響与えるかも知れないので見逃せません。
シーズン前半のノリスは
ドライバーランキングでもメルセデスのボッタスとレッドブルホンダのペレスも上回る3位でしたが、後半になってトップ2チームのセカンドが安定した働きが出来るようになって5位に下がり、背後にフェラーリのルクレールとサインツが迫っている。
前半調子悪かったリカルドが上がってきたので
ノリスと2人でフェラーリに対抗して欲しいです。
何故か?メルセデスPUカスタマーのマクラーレンがレッドブルホンダの活躍を陰から支えている気がしてしまいます。
ノリスはマックスをリスペクトしているみたいで(いずれマックスのライバルとなる?)リカルドもレッドブル時代にマックスのチームメイトだった事もあって、
単なる思い込みですが?
いつも拝見させていただいております。
自分なりのメキシコGPの感想です。
予選について、最後尾スタート確定でなぜQ3まで出走する(出来る)のかとか
スタートについて、ボッタスはハンガリーGPのことが頭を過ったのかなとか
ファステストラップタイムについて、特に今回は最終ラップ(一周)のみでのレコードとか
もやもやした週明けで色々考えさせられたGPでした。
フェルスタッペンがんばれ!そしてコロナに気を付けて。
予選:PUペナ+20以上は最後尾、同じ状況のドライバーが居ると、予選順位によってグリッドが変わる。
今回は4人も居たので、17,18,19,20を争った。Q3まで二人が進み、結果的に邪魔してしまった。
改善案→予選前にペナ確定ならQ1敗退確定+Q1タイム順、予選後ペナなら予選前申請したドライバーの後ろへ
・F1のタイヤルールと主なレギュレーション(予選・決勝・ペナルティ)
FL:決勝10位以内なら1p貰える、本来のファーステストラップの凄さがなくなり、一人予選状態を作り出す。
改善案→ポイント付与廃止
マニアックなサイトに来ていただきありがとうございます。
わからない事にはなるべく対応したいと思っています。
ドライバータイトル、コンストラクタータイトルとも僅差で争う今シーズンでは、ファステストテストラップポイント1点を決して疎かに出来ない(全戦で獲得を重ねると合計22点は大きい)
今回ボッタスは無理やりファステストラップ記録したみたいで、ポイント圏外でゴールしたからファステストラップポイント1点の加算も当然無し。
マックスとペレスに取らせない意味では目的果たしたが、タイトル争い考えるのであればハミルトンに取らせるべきだったが、ペレスから攻められて2位死守するだけで余裕無かったと見ます。
それだけメルセデスが追い込まれている状況。
次のブラジルではスプリント予選で1位+2位で5ポイントとフロントロー獲得狙いに来るでしょうね。