フェラーリ、フェラーリ、フェラーリの為のグランプリ。
予選ではルクレールが見事なアタックラップでポールポジションを獲得しました。
ライバルとなるフェルスタッペン、ペレス、サインツはグリッド降格ペナルティ。
スタートからトップを守りきれれば2019年以来のフェラーリによりモンツァ制覇です。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約24秒です。
イタリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温27℃、路面温度43℃でスタートしました。
スタート:ノリスが大失敗して一時7位、フェルスタッペンは4位まで上がる。
Lap2:フェルスタッペンはリカルドをパスして3位
Lap3終了時点
Lap5:フェルスタッペンはラッセルをパスして2位
サインツは12位まで上がっています。
Lap6:サインツは10位、ペレスは13位
Lap8:ペレスはハードへ、右ホイールから煙が出てます。
Lap10:サインツはアロンソをパスして7位
Lap11:サインツはノリスをパスして6位
Lap12:ベッテルがターン7の先で停止、VSCになりました。
Lap13:ルクレールはミディアムへ、ピットレーン走行中にVSCが解除になりました。
サインツはリカルドをパスして4位
Lap14:フェルスタッペンは一気にペースを上げて25秒台でラップし始めています。
Lap19:ガスリー、ジョウ、ストロールはハードへ
Lap20:リカルド、オコン、角田はハードへ、デ・フリースはミディアムへ
Lap21終了時点(TOP7)
Lap24:ラッセルはハードへ4位、アロンソにハミルトンが追いついています。
Lap25:フェルスタッペンはミディアムへ2位
Lap27:ハミルトンはアロンソをパスして6位
Lap31:サインツはソフトへ、ペレスの後ろ8位で戻る。
Lap32:アロンソはピットへ入りリタイアです。
Lap33:サインツはペレスをパスして6位
Lap34:ルクレールはソフトへ2位、ハミルトンはソフトへ12位
Lap36:ノリスはソフトへ、ピットアウトでリカルド、ガスリー、ハミルトンと交錯。
ハミルトンが一気にリカルドの後ろ7位まで上げる。
Lap37:ハミルトンはリカルドをパスして6位
Lap38終了時点(TOP6)
Lap41:ストロールはピットインしてリタイアです。
Lap43:ペレスはソフトへ7位
Lap47:リカルドがターン6の先で停止、SCになっています。
続々とピットへ入りソフトへ交換しています。
Lap51:ラップダウンを前に出していますが、これではレース再開は難しそうです。
Lap53:セーフティーカー先導のままファイナルラップへ入りました。
フェルスタッペンが優勝、ルクレールが2位になっています。
イタリアGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンがイタリアGPを初優勝、5連勝、シーズン11勝目になりました。
VERSTAPPEN WINS THE ITALIAN GRAND PRIX
The Dutchman takes the chequered flag. Leclerc comes home in second with Russell taking the final podium spot #ItalianGP #F1 pic.twitter.com/HEqXM7CLqp
— Formula 1 (@F1) September 11, 2022
スタートからキレのある走りで5周目で2位まで上がる、ルクレールがVSCでピットへ入った事でトップに立つ。
ソフトでロングラン、20周以上使っても25秒台でラップする。
ピットストップでルクレールの後ろになるが、簡単にタイム差を詰めていく。
追いつくのは時間の問題となったところでルクレールが2ストップ目でトップに立つ。
一人だけずば抜けたレースペース、タイヤを守れるダウンフォース強めのセットアップ、難しいはずのオーバーテイクを序盤で完遂。
もう手が付けられない驚異的な走りでした。
中団ではリカルドがキーマンになりトレイン状態を作り出す、ガスリーはどう頑張っても抜けない。
そのガスリーの後ろにはデ・フリースが安定したペースで付いてくる。
急なデビュー戦でデ・フリースの9位入賞は素晴らしい結果でした。
ドライバーオブザデイも獲得しています。
フェルスタッペンのポイント差によるチャンピオン決定戦がいつになるのか?
フェルスタッペン335、ルクレール219、その差116ポイント。
R | GP | ポイント差 |
---|---|---|
17 | シンガポール | 138 |
18 | 日本 | 112 |
19 | アメリカ | 86 |
20 | メキシコ | 60 |
21 | ブラジル | 26 |
22 | アブダビ |
あと6戦の各グランプリ終了時点で上記のポイント差があると決定になります。
日本GP終了時点での確定が濃厚になっています。
完全にRBの読みどおりの展開でしたね
レースペースが違いすぎてルクレールに勝ち目がなかった。
デ・フリースの結果によりラティフィはいよいよシート喪失が濃厚となりましたね。
それにしてもセーフティーカー先導でのフィニッシュは面白く無いですね。
リカルドのマシンはスタックしていてギアがニュートラルに入らなかったようなので仕方ないですが、セーフティーカーがラッセルの前に入ったのには笑った(笑)
昨年のMAXとルイスのセフティカー後の死闘を想像し、期待しながらTV観戦していたらセフティカー先導のままチェッカー、ルールなんだろうけど、レースの醍醐味を無くし本当にレースをつまらないものにしてしまった。
今年はVSC、SCの判断が遅いような気がします
判断が早く、正しい位置にSCが入れば2周くらいはレース出来たのではないでしょうか?
デフリースはよく頑張った
来年ウィリアムズのシートがあれば良いですね
コース上のGPS位置情報みていると、SC、VSCを出すタイミングをかなり見計らっているように感じています。
今回ですとVESとLECのギャップが大きかったので、タイミングによっては利益、不利益が分かれることになるのですが、一番影響が少ないタイミングで出しているように思っていました。もしかしたら考えすぎかもしれませんが。
アルボンが速いのでは無く、アルボンがウィリアムズの標準的な速さなのかもしれませんね。今回のデフリース見て思いました。
ここ最近タウリがちょっと良くなってきましたね。
もう少し理解が進めば結構いいところいけそうですね!
マックスが強すぎる。
昨年までは無かったストレートスピードを武器にバトルでライバルを圧倒する。
フェラーリ以外は諦めムードで抑える事はほぼない。
レッドブルはなんてマシンを作ったんだ。
ルクレールがVSCで入らずにマックスと同じ戦略でワンストップ作戦したら、最終SCでマックスは入ってルクレールはステイアウトした可能性が高そうだから、ルクレール逆転SCフィニッシュありがとう!って未来はありませんでしょうか?ないですかすみません
世界線が違えば、なんでもありますよw
モンツァならグリッドペナルティ受けても勝てるだろうと壊れてもいないPUを交換し更には予選を捨て決勝向けにDFつけるセッティングで挑むなど最強時代のメルセデスがやりそうなことやってきてもし負けたら嫌な雰囲気になりそうだったけど杞憂に終わったのは何よりフェルスタッペンのおかげで本当に凄いドライバーに成長したなと思いました
今回もタッペン君は勝ってしまいました。
もう金曜日位からロングランのタイムで
「今回も勝つんじゃね?」な空気が濃かったですね
シャルル君がタイヤをフレッシュに変えて頑張っても
かなり走ってるタッペン号を1~2秒引き寄せる位で
ほぼほぼ変わらないタイムしか出なかったのが・・・・
しかし、あの引きずったように走るかっこ悪い銀色号で
譲二君は今回もうまくやりましたねぇ(カルロス君は残念)
最近はお立ち台に上がるタッペン君からの~ケリーちゃんって
言うカメラワークがお約束になりつつありますね。
(ケリーちゃん専用カメラがあるのでは?)
JIN様
私事で恐縮なんですが、今年の鈴鹿行ってきます
クリスチャンホーナーの粋な計らいで、日本GPだけ
ウィングにHONDAって入れてくれないかなぁ~
ベルギー勝った時点でイタリア楽勝なんてツイートしたら本当に楽勝だった。
鈴鹿の本命はフェルスタッペン、マシン的な相性も抜群でしょう。
セクター1はフェラーリかもしれないけど、ダウンフォースとドラッグのバランスが絶妙にハマるはずです。
そしてレース終了後チャンピオン決定かな?
フェラーリがシンガポールでやらかせば・・そこで決まるけども。
今年は当たり年なので台風が怖いです…
⇒鈴鹿
無事開催できますように…
もうマックスが後半シーズン開幕戦ヨーロッパラウンド3連戦を全勝したのでドライバータイトル2連覇に向けて独走まっしぐら。
ドライバーランキング2位争いに目を移すと
メルセデスのラッセルが2戦連続表彰台でルクレールとペレスにポイント迫っています。
ペレスもっと頑張らないとランキング3位も危うい?
マックスに太刀打ち出来なくても、せめて表彰台の常連にならないといけない?
ラッセルは、ハミルトンに比べて失うモノが無いから伸び伸び走っている。
既に初ポールポジションも獲得したから初優勝も限りなく近ずく?
F1デビュー以来ハミルトンのシーズン未勝利の可能性も高くなる?
“おめでとう Congratulations Red Bull and Max Verstappen 選手”
本当、RB18 駆るMax選手は、The best Race 的に強いですね。また、Max選手の ×2 回目の World Champion Honda聖地的 鈴鹿 Japan-GPで決定すると素晴らしいです。
グランドエフェクト重視のシャシーでの空力系 Porpoising に関しても経験値ある Adrian Newey 氏も居て、サスペンションの前後配置が、ムダなリアの Antiスクワットのみでなく、フロントの Antiノーズダイブも考慮されているという考察記事にあり得るなと思いました。また、2019シーズンより初搭載 Honda’s RA619H as RB15 として、まだ実践トラックでのデータの少ないリア・サスペンションのバーチカル・ライン系の減衰面の反応やそのセッティングにとても苦労していた記憶があります。Honda’s PUに変更して、空力的影響の変化もあったと思いますが (特にRB16 特にエアフローが低速域でのアッパーフロア側のリアエリアのスムーズなアウトレットに問題があったり)、他に車体への重心変化的な影響、走行時の荷重移動の影響、その際の柔剛的なしなりの剛性的な適合性 & パワーレスポンス的な影響、結局、どれがどの様に影響して、問題をクリアしていったのだろうか?
昨年までは強制的に車高を維持できる油圧ヒーブサスペンションとイナーターがあり、今年から使用出来なくなった事を考えなくてはなりません。
低速では上がるはずのフロントを低く保ち、高速では下がらないように出来た。
リアは低速で上げ、高速の早い段階で下げる。
今年のマシンは全くの別物で、機械的で自然な挙動をするマシンになっています。
姿勢が変化しても空力効果が変わらない、もしくは予想できるマシンにする事が重要となります。
RB18はリア車高を上げる、ドラッグを減らす事を前提に作られています。
今シーズンはレッドブルRB18とマクラーレンMCL36だけがプルロッド式のフロントサスペンションを採用したので、
ピットレーンで作業中の場面でもヒーブユニットの姿を拝む?事が出来ません。
単純な皿バネを複数枚重ね合わしただけのシンプルなユニットだとは思いますが?
来年、他のチームで最初からコンセプトを見直すチームが出て来ればプルロッド式フロントサスペンションを採用するチームが増えるのでは無いかと思っています。
例えばメルセデスとか?
プルロッドの空力優位性は少なからずあります。
フロントタイヤとノーズ間の上部流れがスムーズになり、サイドポッドの流れを安定化するでしょう。
ロッドも細くできる。