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全長が短くタイム差が少なくなるオランダ・ザンドフォールトの予選です。

フェラーリ優勢なレイアウト、フェルスタッペンはポールを取れるのか?

 

車高の影響を受けなかったメルセデス2台も調子が良い。

トラフィックによりQ1,2では、全てを引き出せずに敗退するドライバーが多くなるでしょう。

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オランダGP予選レポート

天候は晴れ、気温26℃、路面温度39℃で予選はスタートしました。

Q1

ハースとウィリアムズとアルファタウリがコースイン、1セットでクリアしたい上位勢はトラックエボリューションを気にして遅めのコースインになりそうです。

下位チームの1回目のアタックはジョウが12.6でトップタイムです。

 

フェルスタッペン11.3、ルクレール11.4、ラッセル11.5、ハミルトン11.5、ペレス11.6,サインツ11.7、角田11.9となっているトップ7。

 

終盤のアタックでは、下位チームの新品ソフトアタックが上位に食い込んでくる。

ベッテルが最終ターン手前でコースアウト。

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3セット使った角田が3番手タイムを記録。

Q2

スタートして直ぐにコース上に発煙筒が入り赤旗。

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フェルスタッペンがユーズドで10.9、ハミルトン11.0、ペレスが11.3、ストロール11.4、ラッセル11.4、ノリス11.4、サインツ11.5、アロンソ11.6、ルクレール11.7、アルボン12.0となったトップ10。

 

2回目のアタック、フェルスタッペンは出走していません。

ガスリーとアロンソが熾烈なポジション争い。

新品ソフトでサインツが10.8、ラッセルが10.8でフェルスタッペンを上回りました。

 

ガスリーとアロンソはアウトラップの争いでタイヤウォームアップが上手くできなかったのかタイムアップ出来ず・・。

角田が10番手Q3進出です。

Q3

フェルスタッペンが2セット目の新品ソフトでコースインしています。

フェルスタッペン10.5、ペレス11.0、ノリス12.1、角田12.5、ミック12.7となっています。

 

残り7分、ルクレール10.4、ハミルトン10.6、サインツ10.7、ラッセル11.1をマーク。

ストロールは何かが壊れて出走を諦めています。

 

最後のQ3セットで9台がコースイン。

ルクレール、ノリス、ミック、フェルスタッペン、サインツ、ペレス、ラッセル、角田、ハミルトンの順でアタックに入っていきました。

 

ルクレールが更新、それをフェルスタッペンが更新してトップタイム、サインツは3番手。

ペレスはターン11でアウトにはらんでスピン、イエロー区間になって後続はタイムアップできませんでした。

オランダGP予選結果

 

まとめ

フェルスタッペンが地元オランダで2年連続のポールポジション。

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サーキットに対するマシンの相性的にフェラーリよりも劣るが、意図的にリアダウンフォースを若干少なく設定しアンダーステアを削減。

暴れるリアを上手くスライドコントロールしてルクレールのタイムを0.021秒上回った。

 

異次元状態が2戦続いて、流石フェルスタッペンだと言う印象です。

セクター2ベストタイムの差が、ペレスとフェルスタッペンの速さの差を表しています。

 

 

フェラーリが2台共に0.1秒以内のタイムを記録してマシンの優位性を示しています。

決勝レースではトップ3台のハイペースバトルが展開されるでしょう。

 

メルセデス2台もそれなりの速さはある、SCなどを上手く使えば優勝争いに絡んできます。

 

 

角田はコンディションが味方したのか、予選に入ってキレのある走りが戻ってきた。

ソフトを5セット残して予選にかけた作戦も功を奏した。

ミディアムとハードの1ストップでいけるか?ペースを守って入賞してくれ。

 

 

フェルスタッペンとレッドブルはガンガン行くスタイルで来ると思われます。

フェラーリはそれに翻弄されず、タイヤを守って終盤まで食いつけるのか?

 

そんなギリギリのレースが久しぶりに展開される事に期待しています。