ストレートが長いためレッドブル有利と思っていた予選では、フェラーリのルクレールがポールポジションを取りました。
ダウンフォースが多い事でターンでタイムを稼ぎタイヤを守れるのか?
ダウンフォースが少ない事でストレートでタイムを稼ぎタイヤを守れるのか?
今年は後者が多くなっていますが、さてポール・リカールはどうでしょう?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約27秒です。
フランスGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温30℃、路面温度53℃でスタートしました。
スタート:ハミルトンが3位へ、アロンソが5位までジャンプアップ。
シケインで角田とオコンが接触、角田は最後尾まで下がる。
Lap2:マグヌッセンはもう12位、サインツは15位まで上がっています。
Lap2終了時点
Lap4:ルクレールとフェルスタッペンはDRSバトルへ
Lap6:ルクレールがミストラルシケインでふらつき始める。
直前のセクター1でパープル、タイヤを使いすぎたか?
オコンには5秒ペナルティです。
Lap7:8位オコン、リカルド、ストロール、ベッテル、マグヌッセン、サインツはDRSトレイン状態です。
Lap8:サインツはマグヌッセンをパスして12位
Lap9:マグヌッセンはハードへ20位
Lap10:ミックはハードへ19位、ジョウはハードへ20位
ミディアムがもうダメっぽい状態ですが、オーバーヒート気味になっているだけかなぁ。
Lap10終了時点
Lap12:サインツはベッテルをパスして11位、角田はハードへ20位
Lap13:サインツはストロールをパスして10位
Lap17:フェルスタッペンはハードへ7位、サインツはリカルドをパスして9位、フェルスタッペンはノリスをパスして6位
Lap18:ルクレールがターン11でクラッシュ、SCになりました。
後続は続々とピットイン。
角田はピットインしてリタイアです。
オコンとの接触でフロアとサイドポッドに大きなダメージがありました。
Lap20時点(SC中)
Lap21:レース再開
Lap22:ミックとジョウが接触、ジョウはフロントウィングを交換して18位
サインツにはピットアウト時のアンセーフリリースで5秒ペナルティです。
レースは硬直状態です。
タイヤマネージメントの戦いが始まっています。
ジョウに5秒ペナルティです。
Lap28:ガスリーはシケインでオーバーシュートして15位
Lap30:サインツはラッセルをパスして4位
Lap30終了時点
Lap36:サインツはペレスのDRS圏内に入っています。ガスリーはマグヌッセンをパスして13位
Lap37:フェルスタッペンとハミルトンの差は7秒まで広がっています。
30周ぐらいからハミルトンがフェルスタッペンを追うのを諦めてタイヤを守りに入ったと思う。
Lap38:マグヌッセンとラティフィが接触
Lap39:マグヌッセンはピットへリタイア、ラティフィはミディアムへ16位
マグヌッセンは予選から変な元気があり、スタートを決め、SCで不利になり、もうなんていうかガチャガチャでした。
Lap41終了時点
Lap42:サインツはペレスをパスして3位、ピットとはタイヤ交換をめぐってのやり取りがあるようです。
Lap43:サインツはミディアムへ9位
Lap44:ペレスとラッセルのバトルが熱くなって接触しています。
ターン8でラッセルがインに突っ込み、ペレスを押し出した格好になっていました。
Lap46:サインツは3台をパスして6位まで上がっています。
Lap48:サインツはアロンソをパスして5位
Lap49:ジョウがターン6で停止してVSCです。
Lap50:レース再開、ペレスが反応出来ず、ラッセルが加速でパスしました。
ターン12を回った直後にVSC解除、ペレスは減速していました。
Lap51:ラッセルとペレスのバトルが勃発、トラクションフェーズで離されてストレートスピードのみでは並べない。
Lap53:ペレスはラッセルに並べず4位のままです。
Lap53終了:フェルスタッペンがトップでチェッカーを受けました。
ハミルトン2位、ラッセル3位でメルセデスがダブル表彰台です。
フランスGP決勝結果
まとめ
ルクレールとフェルスタッペンが序盤からバトルする展開。
抜けないとわかったレッドブルは先に動く、2ストップのペースアップ勝負に持ち込もうとする。
ルクレールはピットストップウィンドウを維持しようとするが、フェラーリが得意とするターン11でコースアウトクラッシュ。
これでフェルスタッペンは敵無きレースとなり余裕の優勝。
フェルスタッペンはトップにたった時から後ろのハミルトンにペースを合わせる。
延々と3秒差ぐらいを保ってタイヤをマネージメント、チャンピオンの貫禄を見せつけました。
ピットロードの延長、タイヤ交換を含むロスタイムが約27秒もありペースアップしても抜けない事から、SC後はスピード勝負よりもタイヤマネージメント勝負になった。
ペレスのペースが良くなかった、メルセデスのレースペースが良かったのもあるけど、序盤ハミルトンを攻略出来ず、VSC終了タイミングの不具合を受けてラッセルに抜かれてしまった。
レッドブルはフェンスあたりをこまめに変更しているけど、アップデートが上手くいっている風には見えない。
なんでもドライビング出来てしまうフェルスタッペンには関係無いけど、マシンの素の力はあまり変化が無いと感じています。
それでも勝ててしまうのは、フェラーリのおかげですね。
メルセデスはタイヤへの入力が少なく温まりが悪い、そういうマシンのため高温となった路面温度に対しては有効だった。
フェラーリ2台が消える中でダブル表彰台はお見事です。
角田はオープニングラップのオコンアタックが全てだった。
良いグリッドでスタートが決まってこれからって矢先の不運、トンネルは長そうです。
アロンソのタイヤマネージメントスクールは、いつものように後方をタイトにさせていた。
そんな中、熱いバトルで接触が多発していました。
ストレートが長いわりに抜きづらいポール・リカール、低速ターンの突っ込みで何とかしようとすると・・・ドンッ。
残り10戦となりましたが、フェルスタッペンのリードは63ポイントとなり、よほどの事が無い限り連覇はかたいです。
フェラーリには、レースで良い勝負が出来るマネージメントが必要です。
サインツが終盤のミディアムでピットの指示に文句を言う、お互いの信頼度が無いんだよねぇ。
来週のハンガリーはフェラーリが有利なサーキットです。
是が非でも勝ってくれよ!
ルクレールはドライビングミス?
「考えすぎて後部を失いました。とても大変な週末でした。クルマのバランスに苦労しました。オーバーステアカーが好きですが、このように暖かいと一貫性が非常に難しく、間違った瞬間にミスを犯しました。」
「私はいつも同じプロセスを経て、分析しようとします。スナップは少し奇妙なものだったので、データを調べて、まだわからないことがあるかどうかを理解しようとします。私にとってそれは間違いであり、それだけです。」とコメント
またスロットルがおかしいか?との見解がありましたが、そうではないようです。
フェラーリはターン10からターン11で火花を散らすほどバウンシングしながら走行しています。
リアグリップの変動はあるはずですが・・・そこに少しのオーバースピードでコースアウトなのかなぁ?勿体ないよ。
見たかったが見れなかった事をを想像するしか無いですね(^_^)
①ルクレールがそのまま走っていた場合のMAXとの闘い
予想・・・わからん(笑)
②角田がオコンに当てられなかった場合の順位
予想・・・8位
レッドブル応援してますのでポイント差が大きいのは良いのですが、昨年のような最終戦までヒヤヒヤが無くて、それはそれで面白くないという贅沢な気持ちです。
それと・・・ルクレール/サインツ(+フェラーリ/ノビットさん)をヒール役に出来ないので燃えない・・・。
昨年のハミルトン/ボッタス(+メルセデスのトトさん)は、個人的に無理やりながらヒール役になってもらったので、燃えたけど(笑)
鈴鹿のチケット購入しました。だいぶん売れているようなので、皆さんもお早めに!
フェルスタッペンとペレスのタイヤ消耗差が気になります。
最近のレッドブルはダウンフォースを削り気味ですが、その影響はタイムアップと引替にタイヤに悪影響として出ていると思います。
そしてその影響はペレスにとって特に悪影響のようですが、これはドライビングスタイルの違いでしょうかね…。
フェスタッペン仕様になってきているなんて言われてますが、結局は少々の暴れ馬でも乗れてしまうフェルスタッペンだから速く走らせられるが、フェルスタッペンでもタイヤの消耗は避けられないだけに、ペレスよりはマシでも前回のレッドブルリンクのような事は起こる。
大きなレーキ角を付けるマシンに慣れきってしまったいる事が、レッドブルにとってのアキレス腱のようにも感じます。
最近のレッドブルはフェンスをころころ変えていて、定まった様子が見受けられない。
やりたいのはフロント寄りのダウンフォースを増やすこと。
最近のアップデートからは、何をしたいのか?
読み取るのが凄く難しい。
>VSC終了タイミングの不具合を受けて
やけにあっさり抜かれてガッカリでした
VSC前までは、ラッセルより遅いようでしたが・・・VSC無かったら勝てたかも
フェラーリは今後いくつPUのコンポーネントを投入することになるのやら…。1基入れるのは確実として、下手したら2基入れる可能性もなきにしもあらずなのではと思います。 投入するにしてもロシアGPが無くなった今、最善なサーキットはどこなのかが気になりますね。
ルクレールはカナダで一気に2基投入していますが、土日に使用して5戦しか使えない感じ。
あと1基は確実に必要です。
簡単なオーバーテイクはスパしかありませんので、ベルギーで投入しておくのが一番楽です。
スパなら今のメルセデスは敵ではありません。
たっぺん君優勝おめでとー!
って事ですが
まぁ~とっちらかしていましたね~
フェラーリの自爆あんど、かるろす君の扱い
(本人必死で走ってるのにペナルティやら何をやらしているのやら)
いつも美味しいところはメルセデスに持っていかれて
なめらっぱなしです。
そう言う意味ではペレ助もレース前のジョージ君のインタビュー
からしても、やっぱり舐められっぱなしですねぇ
フェラーリ2台とペレ助は何やってんだか・・・(偉そうに言ってすみません)
次回はスッキリしたレースを見たいですね。
ルクレールのリタイアによって繰り上がった感もありますが、
ハミルトンのシーズン初の2位とラッセル3位とのW表彰台もメルセデスにとってシーズン初めての事。
着々と2強との距離を詰めていますが、
まだまだ自力での優勝には程遠いですが好条件さえ揃えば優勝出来る可能性を示したかと?
メルセデスは、レッドブルとフェラーリに比べてリタイアも少ないのでシーズン後半の降格ペナルティを上手く回避すれば優勝が近づく?
ハミルトン、ラッセル共どちらにもチャンスありそう?
角田くんはF2のレース見てたらまだ対応が違ってたかなぁ。
ちょっともったいない。
“現段階、Max Verstappen 選手 と Charles Leclerc選手 両者間の違い?”
はじめに、両者共にSporting raceであることが素晴らしいです。
今シーズンの獲得トータル・ポイントとWorld champion になる為の両者間の違いは、ドライバー以外の影響因子として、カーパッケージの信頼性 (特にPUに関す)、チーム戦略の良し悪しの影響は大きいです。そして、ドライバー自身としては、現段階、一番大きいのが経験値だと思います。具体的には、Talent (才能,素質)的には特に差がない印象ですが、あるとすれば?、Skill set = 心技体: Mentality, Technical ability and Physically に関するうちの“心”に属する高次の集中力の維持とその分配面という印象です。例えば、Freanch-GPでのLeclerc選手のミスは、おそらく、Max選手がビットインした影響で、少しの間ですが一度後方からのオーバーテイク防御に対するプレッシャーが弱まった余裕で、例えば今後の展開について思案するなど、ドライビング・オン・トラックのための高次の集中力 (我々常人が必要無いor到達出来ていない次元の集中) への一瞬の影響かもしれません。その点、Max選手は、緊急事態をより上手くコントロール可能な能力もありますが、他車からのヒット や デブリによるPunctureなどの不運がなければレースをフィニッシュさせるスキルが既に備わっている。
この次元の選手達の指すオーバーステアという内容の詳細は不明ですが、このBlogにもあるように、Max & Leclerc、そしてNorris選手加え3選手共にオーバーステアを好むようですね。
Lando Norris says “I prefer a car with… I don’t mind as much instability from the car and kind of can push on the fronts more, : 私の好みは…車が不安定になってもあまり気にならず, 前側をより(回頭)押し進めることも出来るかな.
フェラーリチームに必要なのは、私が責任をとるから間違いを恐れず最善の策をやろうと言える人。
失敗したら私が悪かったと言える人。
訂正 “Charles Leclerc選手のスピン解釈”
“Jolyon Palmer’s F1 TV Analysis”にて、Telemetry (遠隔測定法) より得られたデータのグラフ化したものより、Leclerc選手のスピンは、Verstappen選手がフレッシュ・タイヤを装着による追い上げを懸念したモア・スピードでのターンインであると考察されていました。
スピン直前のミニセクターがパープルでしたしねぇ。
ワイドに膨らみすぎた、フェルスタッペンがピットアウトした後のチームとの無線のやり取りがどうだったか?
グリップ力の落ちているタイヤで攻めさせた、結果的にスピンアウトなのか?
何にしても起きてしまった事はどうしようもない、今後起きないようにチームとドライバーが協力する事が必要です。