予選ではフェラーリが圧倒的なスピードを見せ1,2体制となっている。2年目の2戦目で初ポールポジションを獲得したルクレールは決勝でも勝つことが出来るのか。
レッドブルホンダは決勝で追い上げる事が出来るのか、注目の第2戦が始まります。
スタート順とタイヤ
グロージャンは予選の進路妨害で3グリッド降格
ピットインロスタイムは約22秒です。
バーレーンGP決勝レポート
天候は晴れ、強風、気温26℃、路面温度29℃でスタートしました。
ベッテルがターン1を制す、ボッタスも前へ
Lap2:ターン1の立ち上がりでルクレールがボッタスを抜く、ハミルトンもボッタスの前へ
4位ボッタスは何かがおかしいのか、ペースが悪い。
Lap4:5位フェルスタッペンはサインツに攻め立てられるが、何とか抑えきる。サインツはフロントウィングが壊れて後退、接触していたようだ。
Lap5:早くもルクレールがベッテルに襲い掛かる。
Lap6:ターン1でルクレールがベッテルをパス。トップを取り戻す。
Lap7終了時点
7位ライコネン以下は団子状態でDRSバトルを展開
Lap10:ライコネンはMへ、そこ後中団勢はぞくぞくピットインしていく。
Lap12:フェルスタッペンはMへ
Lap13:ボッタスはMへ
Lap14:ルクレールはMへ、ハミルトンはSへ
Lap15:ベッテルはMへ
Lap15終了時点
フェルスタッペンの早めのピットはサインツとの接触でパンクがあったようです。
Lap20:やっと落ち着きだしたポジションチェンジですがハミルトンのタイムが落ちはじめている。ベッテルが接近中、なぜSだったのか?
Lap21:リカルドだけがSでロングスティント中、ヒュルケンベルグがライコネンをパスして7位
Lap23:ベッテルがハミルトンをパスして2位
Lap25:リカルドがMへ13位
Lap26:ノリスがライコネンをパスして7位、ノリスは良い走りしてますねぇ。
Lap27終了時点
ガスリーは9位までポジションを回復している。
Lap30:リカルドがマグヌッセンをパスして11位
フェルスタッペンはラップダウンしたストロールにパスされてしまう。Mは20周でもうダメです。
Lap33:フェルスタッペンはMへ、ヒュルケンベルグはMへ
Lap34:ライコネンはSへ、トロロッソ2台の後ろ14位
Lap35:ハミルトンはMへ
Lap36:ベッテルはMへ、ライコネンは3台パスして11位まで上昇。
Lap37:ルクレールはMへ、ハミルトンとベッテルのバトルが勃発。
Lap38:ターン4でハミルトンがアウトからベッテルをとらえる、直後にスピンしたベッテル、そして走行再開後にフロントウィングが脱落してピットイン、9位までポジションダウン
Sタイヤのベッテルはライコネン、ノリス、リカルド、ヒュルケンベルグをパスして5位までポジションを回復。
Lap44終了時点
Lap46:ライコネンはリカルドをパスして8位
ルクレールはここでパワーダウンを訴えている!各セクターの通過速度で20km/h遅い。
Lap48:ハミルトンがルクレールをパスしてトップへ
ラップタイムにして5~6秒遅い、MGU-Hリカバリーが無くなったとの事らしい。各ストレートでKパワーが使えなくなり6速までしか入らない。
頭をかかえるメカニックの姿が気持ちを代弁していますね。オーマイガー!
Lap54:ボッタスは2位へ
この直後ルノー2台がターン1あたりで停止してセーフティーカーとなった。
リカルドはホームストレート終了直後にルノーお得意のシャットダウン、ヒュルケンベルグはMGU-Kのトラブルっぽいとの事。電気系が弱いルノーということですね。
このままセーフティカーフィニッシュとなった。ちゃんちゃん。
バーレーンGP決勝結果
まとめ
ルクレール初優勝おめでとう!スタートは悪かったけど、速さでボッタスとベッテルをパスしての優勝はお見事でした。
(↑レース途中で書いていた文面をあえて残しました。)
まさか優勝目前のルクレールにトラブル・・なんてこった!
思わぬ優勝を勝ち取ったハミルトン、そして2位になったボッタス、予選結果や序盤の展開からは考えられないメルセデスの1,2フィニッシュ!
ルクレールはフェルスタッペンにパスされるはずだったのが、まさかのまさかの強運発動なのか?セーフティーカーに助けられて初3位表彰台おめでとう。
本当に成熟した精神状態を持つ彼は、確実にベッテルを追い抜くね。
ルクレールをインタビューで労うハミルトンの大人な対応、本当に彼はF1界全体を見通せる目をもっているよね。
ベッテルは抜かれ間際のいらないスピンで表彰台、いや優勝を逃したかもしれない。ハミルトンの乱流をもろに受けている状態でのアクセルオンスピン・・何してんだろうかなぁ。
あそこで焦らんでも、その後勝負ポイントはいくらでもあったと思う。
ルクレールには申し訳ないが、最初から最後までこんなに気の抜けない面白いレースを見れて満足です。
ノリスは本当にいい走りしていたんだねミッドフィールド優勝!そしてアルボンも初ポイント獲得、ガスリーもなんとかポイント獲得。
速さという点ではホンダ勢に勝機は無かったけど入賞3台は立派な結果でしょう。
フェラーリのMGU-Hリカバリートラブルは機械的なものじゃなく電子的なものなのかはわからないが、MGU-Kやバッテリーに送る回生エネルギーが無くなり、Eブースト制御も出来なかったとすれば、トラブル後のルクレールの走りは本当に立派だった。
初のポールトゥウィンを逃したけど彼に対する期待感は、どんどん高まるばかりです。
※追記19.4.6
ルクレールのトラブルはインジェクター関連であった、インジェクターコントロールユニット内部の電気的な問題との事、5気筒でアンバランスとなったターボエンジンはMGU-Hでの発電エネルギーがなくなったため、「MGU-Hリカバリーエラー」と無線で表現された。
MGU-Hはエネルギー総回収量の約70%が生成されているために、ルクレールは200km/h以上の速度域でMGU-Kアシストである163馬力(ps)を失い、エンジン自体も大幅に馬力を落とした。
ルクレール!!!
ポールトゥウィン確実のレースにまさかこんなことが起こるとは。
天国と地獄のようなレース後のインタビューで,あそこまで理知的に話せる若者はほかにいない。
将来必ずf1の歴史に名を残す男ですね。
色々有ったバーレーンでしたが、良くも悪くも主役はルクレールですね。
危なげないレース運び・トラブルでの冷静な対応・強運、何か全てのチャンピオン要素を兼ね備えていると思います。
最後のセーフティーカーではフェルスタッペンの連続表彰台がフイになりがっかりしましたが、それでも出来過ぎの4位なので譲った相手がルクレールなら許せるかな・・・。
※ライバルながら「ルノー大丈夫か?」
ホンダ3台入賞なので、良しと考えましょう。レッドブルとしてもこのまま黙っているはずないので、次回巻き返しに期待!
ルクレールは昨年終盤の速さからも、そのうちベッテル負けると思っていたが、たった2戦目で!!
予選は勝って、スタートでやられて、まぁこんなもんだよねぇって考えてたら。あっさり抜いてくるあの速さに見えましたよね。
フェルスタッペンは一人旅、クビアトはジョビに当てられ、ピットレーン速度違反。
ガスリーが上がってくるのはみていたが、アルボンはいつの間にか9位?!いいレースしてたのね^_^
ノリスも速いしF2上がりは、みな素晴らしいと思う。ピレリ慣れしてるだけって話もあるけど。
ルクレール惜しかったですね。
何となくですが、速いだけにPUに与える負担も大きいのかな?とも感じます。
リアウィングが大きくなり、パラシュートでもつけてるみたいってドライバーが言っている。
ドラックの増加は特に高速度域の高回転、高負荷時間が増加してます。
間違いなくきついはず。
マクラーレンがどうやら遅すぎ圏内を脱出しつつあるのはうれしい。 ルノーもけっこう走るようだ…… あとはウイリアムズだな、今年中には無理そうか?
マクラーレンはテストでアロンソが乗るんだっけ。 どういう評価になるかな
マクラーレンは性格が真逆のサーキットで、どちらも結果を出して復活の兆しが見えてる。
レッドブルの高レーキ角マシンコンセプトをやめた事が功を奏してる。
ホンダPUが3台入賞はかなり良い徴候だと思いました。2年連続4位獲得ということで、信頼性に関してはもう話題に乗ることはないのではないでしょう。
レッドブルはインシーズンテストを利用して、早急にエアロアップデートをかけてほしい
16号車の移籍2戦目のグランドスラム達成の瞬間が見られずに非常に残念なレースでしたね。
レッドブルに対する二強のペースも差が大きく33号車をはじめレッドブルグループにはタフなレースになりましたが3台入賞とまずまずの結果になったと思います。
中国では引き続きシャーシのアップデートとPUのマッピング最適化に期待したいところです。
予想していたレースとは全く違って、見応えがありましたね。決勝でもフェラーリは速かったし、レッドブルは終始苦労してた。順当にいけばほぼ予選通りの勢力図だったように思いましたね。マクラーレン&ノリスが速かったのには驚きました。
想定外だったのは、ルクレールのPUトラブル、ベッテルのスピン、ルノーのダブルリタイヤでしょうか。後半はある意味盛り上がりました。
ルクレールの故障はMGU-Hではなく、シリンダーの誤燃焼があったようで、エンジン制御関係だったみたいですね。
レッドブルですが、フェルスタッペンとガスリーのコメント、中高速コーナー出口のスライドを見ると、リヤのグリップとトランクションが問題なのは間違いなさそう。
特有のなレーキ(前傾)に、アウトウォッシュよりダウンフォースを取ったフロントウイング、さらにはコンパクトで軽くなったホンダエンジンと、コーナーでの荷重バランスがフロントに寄っているのか。回頭性は良いのだろうけど。
あるいは、ホンダのコンパクトエンジンの恩恵で極限まで絞ったリヤは、ダウンフォース向上ではなく性質がピーキーになっただけなのか。
と、素人が考えるような単純な話ではないと思うけど早く解決してほしいですね。
ガスリーも心配。昨年も後半戦はハートレーに押されていたし、ここまでフェルスタッペンと明確にギャップがあると、まだまだトップチームは早かった、と評価されても、、。マルコさんは気が短いから早く結果出さないと。
頑張れレッドブルホンダ!
そこまで見識がおありなら素人ではないですよ。
問題はリアの荷重量に対してのサスペンション全体の沈み込みが安定しないからだと思います。
特に空力によるところが大きいでしょう。
リアを大きく上下動させるレッドブルの難しさ、セッティングそしてドライビングもです。
あの速いガスリーが困惑するほどの事ですからね。テストで2回もクラッシュして、自分でもわからない状況から未だに抜け出せない。
昔のリアがぐにゃぐにゃのFR車で、ちょっと攻めた事がある方にしか、この恐さはわからないかもしれない。
ハンドルからフロントタイヤが遠く感じるというか、自分がリヤタイヤに近い所に座っているというか、コーナーの入り口はまあいいんですがターンインしてからが問題なんですよね。アクセル踏んでないと挙動は安定しないし、安定して荷重を掛けてサスを抑えタイヤを潰していないと何処へ行くか分からないというか。車が信用出来なくて思い切って攻めれないんですよね。
箱車の怠い車でもおっかないのに全てのスピードが速いF1だとドキドキするどころか心臓止まるんじゃないかと思いますね。回るか飛ぶか息止めて考えてやってたら集中できませんもんね笑
因みに静止状態の重量配分はレギュで決まってますので、レーキ角の強い車は重心位置の可変量が大きいと言えますよね。柔らかいサスセットで重心を移動してメカニカルグリップを稼ぐレッドブル、サスペンションを硬くセットしてタイヤを路面に擦りつけるメルセデス。イメージとしてはこんな感じかなと思っています。
と考えるとタイヤに優しいレッドブル、タイヤの温度管理が難しいメルセデスというのも納得いくかなと思います。
ちょっと脱線しましたが、タイヤを「縦」に使えてないようですし、潰そうと思えば横に逃げて、意図しないスライドしている時はサスペンションの荷重も抜けますので車高も変わりますのでダウンフォースも安定しないと思われます。
マスダンパーさんがどんな車でどのサーキットを走っているのか興味がありますが、そこは置いといて(笑)
リアに荷重をかけていって、沈んでいくリア、いつ止まるの?
がわかっていない状態でアクセル全開は本当に恐い、これが低速な箱車でも感じるのに
平均速度200km/h超なF1では、さらに大きくなるでしょうね。
ともあれガスリーはこの感覚を覚えなければ先がないわけで、頑張ってほしいです。
去年のタイヤはピーキーだと言われてたけど
今年は去年以上にピーキーなタイヤなのかもと思いましたね。
コースごとに勢力図が一変するような混沌のシーズンになりそう。
中国はコース特性が一変するのでどこのチームがマッチするのか楽しみです。
Bチームから出てきたら面白そうですが。
こちらの記事で指摘されているように空力の新規則変更によってフロアによるDFが去年比で約15%減少しています。レッドブルは低ドラッグのフロアで多くDFを稼ぐのが強みだったのでこの強みが大きく消されてしまったように見えます。これをFW,RWで補填しようと迷走している感じでしょうか。
[F1空力学]2019年新レギュレーションによる空気の流れ!2018年との比較。
ルクレールがベッテル抜いたの、チームオーダー無視らしいですねえ
F1ではこうじゃないとだめなんだよなあ。 チームのためにじゃなく自分のために前へ
ボッタスも初戦で命令無視でファステスト取りに行ってるし、今年は多少面白くなるかも