世界を転戦するF1、今年はそれが出来ない状況になってしまった。正式にアゼルバイジャン、シンガポール、日本の開催が中止になりました。

北米・南米大陸での開催もかなり難しい状況で、アメリカやブラジルでは感染拡大が止まらない。そんな中で、原因を作り出した中国での2連戦が提案されていると言う・・・。

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F1日本GPの開催中止

日本は上手く感染拡大を抑えられているが、各国が掲げる移動に際する2週間の隔離期間などを考えれば、日本での1戦のために4週間も無駄には出来ない。また金銭面の影響が大きく、例え無観客開催でも莫大な費用がかかるため、冠スポンサーも無く売上の無いサーキットがそれを負担する事など出来ない訳で・・。

F1を強く後押しするHONDAのイメージにも傷をつけるリスクもあるだろう。ウィルスを持ち込むかもしれないF1サーカスの大移動、メディアやネット、世論が食いつかない訳が無いのです。

 

長い事、日本メーカー不在のF1において日本グランプリは、全てのドライバーやチームをリスペクトするファン達の独特な応援スタイルによって支えられている。

https://twitter.com/F1

無観客ともなれば、そのような雰囲気を作り出せないし、かなり変わった国のお祭りみたいな発信は皆無となってしまう。

非常に残念ではあるが仕方が無いですね。

後半戦のサーキット候補

8戦は決定済だとして、残り最低でも7戦を開催したいF1は色々な候補を模索中です。

最終戦アブダビ、バーレーンでの2連戦は決定済、あと4戦出来ればいい状況です。テレビ放映権契約にある最低15戦を何としてもクリアしたいF1側としては、移動リスクと費用が少ないヨーロッパを中心に考えているらしい。

イモラ、ホッケンハイム、ムジェロ、アルガルヴェ(ポルトガル)などなど

バーレーンの2レイアウト案

バーレーン・インターナショナル・サーキットはインフィールドセクションを色々な形に組み替える事が可能、通常のGrand Prix Trackの他にOuter Trackを使う可能性を模索しているようです。

全ストレートDRS可能にして、スピードガチンコ勝負も面白いかもしれない。

まとめ

開幕が待ち遠しいF1ですが、中国での2連戦は無いだろう。そんな打診がありますよってだけで、F1側としてはイメージ的にも開催する事は無いと思うが・・お金次第でどう転ぶかはわからない訳でしてねぇ。

 

バーレーンのOuter Trackは面白い。転戦できない事、無観客である事などを考えたらこんなコースでやってもいいんじゃないか?

似たようなレイアウトばかりのコース(ティルケ作)だと飽きてしまいそうだし、DRSによるDRSの為のレースも、これまた一興だと思います。

 

あと2週間ほどでオーストリアGPが始まる!早く走ってるマシンが見たいです。