F1のメカニズムを中心にしたブログです。考察や分析をおこなっています。

【Honda F1 TopGap】チャンピオンまでの軌跡!7年間141戦の記録

【Honda F1 TopGap】チャンピオンまでの軌跡!7年間141戦の記録

(2019 HONDA RA619H)

2014年ホンダのF1復帰発表、2015年マクラーレン・ホンダの誕生!

そんな頃、ブログと言うものに興味がわき独自ドメインで開設した「F1モタスポGP」です。

ホンダが段々とトップに追いついていく事を期待して、ブログ内企画であるトップギャップシリーズを展開してきました。

 

マクラーレンホンダとトップギャップ→F1 Honda TopGap→Honda F1 Road to Champion

とタイトル変更をしてきましたが、その本質はなぜそうなったのか?

 

F1とは基本的にマシン開発競争であり、トップチームともなれば毎戦変化していくマシンを操れるドライバーが勝ちます。

2019年ホンダは、レッドブルと組めた事、マックス・フェルスタッペンと言う最高のドライバーが居た幸運に恵まれた。

 

ホンダF1の記録を一気見しましょう。

ホンダF1第4期7年間141戦の記録

予選で速い事は、マシンとパワーユニットとドライバーが一体となり成しえる結果です。

予選でトップを取れる事が力の証明であるとホンダの田辺さんは語っていました。

決勝レースは、全ての総合力と他の要因による結果です。

 

今回は予選トップギャップタイム、予選最高位、決勝最高位の141戦分をグラフ化しました。

ホンダF1予選ギャップタイム

ホンダF1予選最高位

ホンダF1決勝最高位

まとめ

予選1位12回、優勝17回。

2015~2018年の2台体制では、決勝リタイア全滅回数が8回。

2015年4回、2016年0回、2017年3回、2018年1回となる。

パワーユニットだけの問題では無いが、2016年の信頼性の高さは驚くべく結果でした。

 

予選ギャップからは、大体のパワー差が浮き彫りになります。

チームは、そのパワー(エネルギー総量)に合わせてドラッグ量とダウンフォース量を設定します。

2017年は前年より下がったパワーによる影響が大きい、2018年はトロロッソと言う下位チームと組んだ事で総合的にパフォーマンスが低下しています。

 

2019年からレッドブルが加わり、第4期初優勝を成し遂げました。

期待の2020年は、コロナ過とレギュレーションの急な改変により回生エネルギーを失い、レッドブルはマシン開発に失敗。

追い付いたところでシーズン終了となっています。

 

2021年は語る必要はないでしょう(笑)

ホンダの山本さんは、2019年開幕戦の3位表彰台が一番嬉しく記憶に残っていると言っていました。

 

私は、2018年第2戦バーレーンGPです。

下位チームであるトロロッソと共に成し遂げた値千金の4位、今でも鮮明に記憶に残っています。

https://www.formula1.com/

あの辛い時期、ホンダF1を助けてくれたトロロッソの暖かさ。

明らかなターニングポイントでした。

 

ホンダパワーユニットが確実に良くなっていった、トロロッソは車体側でホンダの要求を全て受け入れてくれた。

パワーが出るなら何でもすると言ったフランツ・トスト氏に感謝です。

ホンダF1の141戦データ

戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2015 1 AUS 5.095 17 11
2015 2 MAS 2.367 17 R
2015 3 CHN 3.494 17 12
2015 4 BRN 2.468 16 11
2015 5 ESP 3.079 13 16
2015 6 MON 1.995 12 8
2015 7 CAN 1.883 14 R
2015 8 AUT 2.281 15 R
2015 9 GBR 2.711 17 10
2015 10 HUN 2.543 15 5
2015 11 BEL 3.781 17 13
2015 12 ITA 2.661 16 14
2015 13 SIN 2.443 12 R
2015 14 JPN 2.201 14 11
2015 15 RUS 2.650 13 9
2015 16 USA 3.559 11 6
2015 17 MEX 2.299 15 14
2015 18 BRA 2.143 17 14
2015 19 UAE 2.431 12 12
戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2016 20 AUS 2.288 11 14
2016 21 BRN 2.441 12 10
2016 22 CHN 3.424 12 12
2016 23 RUS 2.284 12 6
2016 24 ESP 1.981 10 9
2016 25 MON 1.485 10 5
2016 26 CAN 1.448 10 11
2016 27 AZE 2.512 14 11
2016 28 AUT 1.344 5 6
2016 29 GBR 2.497 10 12
2016 30 HUN 1.246 7 7
2016 31 DEU 1.546 12 8
2016 32 BEL 1.370 9 7
2016 33 ITA 2.138 13 12
2016 34 SIN 1.969 9 7
2016 35 MAS 1.668 9 7
2016 36 JPN 2.042 15 16
2016 37 USA 2.418 12 5
2016 38 MEX 1.578 11 12
2016 39 BRA 1.530 10 10
2016 40 UAE 2.351 9 10
戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2017 41 AUS 3.237 13 13
2017 42 CHN 2.694 13 R
2017 43 BRN 3.285 15 14
2017 44 RUS 3.466 15 14
2017 45 ESP 1.899 7 12
2017 46 MON 1.071 10 R
2017 47 CAN 2.234 12 14
2017 48 AZE 3.741 16 9
2017 49 AUT 1.351 12 12
2017 50 GBR 2.818 9 11
2017 51 HUN 1.273 8 6
2017 52 BEL 2.537 11 14
2017 53 ITA 3.603 10 R
2017 54 SIN 1.688 8 7
2017 55 MAS 1.506 7 7
2017 56 JPN 2.430 10 11
2017 57 USA 1.899 9 12
2017 58 MEX 1.222 14 10
2017 59 BRA 1.271 7 8
2017 60 UAE 2.405 11 9
戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2018 61 AUS 3.368 16 15
2018 62 BRN 1.371 6 4
2018 63 CHN 2.700 15 18
2018 64 AZE 2.998 17 10
2018 65 ESP 2.290 12 12
2018 66 MON 1.411 10 7
2018 67 CAN 1.823 12 11
2018 68 FRA 2.418 14 14
2018 69 AUT 1.744 12 11
2018 70 GBR 2.451 14 13
2018 71 DEU 2.537 17 10
2018 72 HUN 1.933 6 6
2018 73 BEL 2.343 11 9
2018 74 ITA 2.230 9 14
2018 75 SIN 3.599 15 13
2018 76 RUS 3.239 13 R
2018 77 JPN 2.088 6 11
2018 78 MEX 1.923 14 10
2018 79 USA 2.613 13 9
2018 80 BRA 1.335 10 11
2018 81 UAE 3.200 16 12
戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2019 82 AUS 0.834 4 3
2019 83 BRN 0.886 5 4
2019 84 CHN 0.542 5 4
2019 85 AZE 0.574 4 4
2019 86 ESP 0.951 4 3
2019 87 MON 0.452 3 4
2019 88 CAN 0.839 5 5
2019 89 FRA 1.090 4 4
2019 90 AUT 0.436 3 1
2019 91 GBR 0.183 4 4
2019 92 DEU 0.346 2 1
2019 93 HUN 0.000 1 2
2019 94 BEL 1.171 5 5
2019 95 ITA 0.714 8 6
2019 96 SIN 0.596 4 3
2019 97 RUS 0.682 4 4
2019 98 JPN 0.787 5 4
2019 99 MEX 0.000 1 5
2019 100 USA 0.067 3 3
2019 101 BRA 0.000 1 1
2019 102 UAE 0.360 3 2
戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2020 103 AUT 0.538 3 7
2020 104 AUT 1.216 2 3
2020 105 HUN 1.402 7 2
2020 106 GBR 1.022 3 2
2020 107 GBR 1.022 4 1
2020 108 ESP 0.708 3 2
2020 109 BEL 0.526 3 3
2020 110 ITA 0.893 5 1
2020 111 TOS 0.327 3 3
2020 112 RUS 0.563 2 2
2020 113 DEU 0.293 3 2
2020 114 POR 0.252 3 3
2020 115 IMO 0.567 3 4
2020 116 TUR 0.290 2 6
2020 117 BRN 0.414 3 2
2020 118 BRN 0.056 3 6
2020 119 UAE 0.000 1 1
戦数 GP 予選gap 予選 決勝
2021 120 BRN 0.000 1 2
2021 121 IMO 0.035 2 1
2021 122 POR 0.398 3 2
2021 123 ESP 0.036 2 2
2021 124 MON 0.230 2 1
2021 125 AZE 0.345 3 1
2021 126 FRA 0.000 1 1
2021 127 AUT 0.000 1 1
2021 128 AUT 0.000 1 1
2021 129 GBR 0.075 2 10
2021 130 HUN 0.421 3 5
2021 131 BEL 0.000 1 1
2021 132 NED 0.000 1 1
2021 133 ITA 0.411 3 5
2021 134 RUS 3.344 9 2
2021 135 TUR 0.328 3 2
2021 136 USA 0.000 1 1
2021 137 MEX 0.350 3 1
2021 138 BRA 0.438 2 2
2021 139 QAT 0.455 2 2
2021 140 SAU 0.142 3 2
2021 141 UAE 0.000 1 1

 

以上をもちまして、ホンダF1トップギャップシリーズは幕を閉じたいと思います。

7年間、本当にありがとうございました。

 

F1モタスポGP管理人 Jin

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コメント Comments

コメント一覧

  • 匿名 がコメント

    2021-12-19 06:25

    お疲れさまでした&ありがとうございました!

    本当に、トロロッソへのエンジン供給はターニングポイントでしたね。
    ザウバーとの契約がゴタゴタせず、あのままザウバー・ホンダだったらどうなっていたことやら(笑)

    どん底で撤退寸前だったホンダに手を差し伸べてくれ、車体の最適化、日本文化の受け入れ、レッドブルとの橋渡しなどあらゆるサポートをしてくれたトストさんには感謝してもしきれないです。
    願わくばもっと長期のパートナーシップで応えてあげてほしかったですが、奇跡のモンツァ優勝で少しはお返しできたのかな・・・?

  • 1コメンター がコメント

    2021-12-19 06:44

    Dear F1 Motaspo GP Administrator JIN-san
    Thank you so much,too for many years.
    こちらこそ、ありがとう! ございました。

    「以上をもちまして、ホンダF1トップギャップシリーズは幕を閉じたいと思います」この文書の意味する様々な思い出にジーンときました。
    JINさんブログ考察を通して学んだF1を解釈する上で欠かせない基礎的な物理の知識に加え、私が思うに、おそらくAI知能が有している4D的展開思考(例:水を常に水蒸気や氷など様々な形態及びその中間の形態を有しかつ常に変化しうる)、一夜で結果が逆転するF1の競争性のうえ、決定的な結論or回答ではなく、常に変化しうる現段階で最高と思われる固定ではなく流動的な解釈をするという、幹に対する360°展開される無数にある枝である樹木構造的なシンキング・ツリー?的(ロジカルシンキングではない)事象の見方は、“ハッキリしろよ!”と言われそうですが私にとって非常に有益です。

  • がコメント

    2021-12-19 09:26

    2014年から始まったPU規定のF1で、ずっとタイトルを独占してきたメルセデスとハミルトンに2017年、2018年フェラーリとベッテルも挑みましたが、ついにドライバータイトルだけでもストップを掛けたレッドブルホンダとマックスは、F1歴史にも残ることでしょう。
    レッドブルにとってもベッテルに次ぐマックスのドライバータイトル獲得は素晴らしい事です。
    ルノーからホンダにチェンジしてタイトル獲得間に合って良かった。

  • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

    2021-12-19 11:11

    この後、ホンダの活躍を再確認するために必要なものは以下の2点かな。
    1.Honda RA620H & RA621H HONDA Racing Addict Vol.4 2020-2021 (F1速報 別冊)
    2.NHK BS1スペシャル ホンダ番組 1月2日放送予定

    RA621Hの構想が、2016~2017年に出来たものとか放送されるのだろうか?
    中心人物は第2期世代で引退間際の人ばかりと言うのも面白い事実。

    ここで言うのもアレですが、知る人ぞ知るwazariさんお疲れ様でした。

    • 917K がコメント

      2021-12-21 12:03

      あと、今週24日(金)22:25から「ガイアの夜明け【シリーズ「脱炭素」との戦い② 
      ホンダの生きる道】があるようです。
      YouTubeの触りではF1のミッションルームが少し出ています。
      最終戦は、テレ東も取材に行っていたみたいですね♪
      https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/

  • あるしおね がコメント

    2021-12-20 01:28

    2017~2021年の予選トップ10平均タイムと7チームのギャップタイムです。
    3強、2強と中団との差が縮まり-ギャップ幅が築きにくくなる中でもレッドブルでの伸びは印象的です。マクラーレン、トロロッソにおいても中団の中のトップへと昇り続けた軌跡が力強い。
    ※使用タイムはQ1-3のチーム内ベストタイム、グラフは3戦の移動中央値、各GPギャップタイムはコース長で平準化(平均を1分25秒とした時のギャップ幅)してます

  • じゅんた がコメント

    2021-12-20 03:22

    JINさん
    長い間のTOPGapお疲れさまでした。
    TOPGapに代わる新シリーズが始まる事を楽しみにしています( *´艸`)

  • あんちゃん がコメント

    2021-12-21 00:31

    お疲れ様でした
    とても為になることばかりで楽しんでました
    次回からの新展開を楽しみに待ってます

  • pfuto がコメント

    2021-12-21 04:25

    お疲れさまでした!来年も宜しくお願い致します!
    個人的にドライバーの速さよりメカの方に圧倒的に興味があるので来年も楽しみです。
    PUに関してはメルセデス・・・鬼の様に強力になって帰ってくる予感しかしません(汗)
    HONDAも間接的に関わるので負けずにキャッチアップして欲しい。
    また空力が大幅に変わるので3月のテストが今から楽しみです。どのコンストラクターが有利なパッケージを作るのか!早く見たい。レッドブルはきっとレーキコンセプトを続けるのでしょうねぇ。※来年はスカート痛めたら走れなくなりそう・・・効果がバージボードの比じゃないですからね(^^;;;;)

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