Fire-up !!
今年もエンジンメーカー4社による、パワーユニット対決が始まります。
2022年はE10燃料初年度と新規定マシンによって、パワーユニットの信頼性において急ピッチの対策が求められました。
パフォーマンスを増加させる開発は凍結、信頼性(耐久性)を向上させる小規模な変更は許されます。
2年目はそれらを最初から組み込んだPUになります。
メルセデスPU
メルセデスAMG F1チーム
2022年度中に2023年の始動って早すぎだし、昨年もそうだったよね。
マクラーレン F1チーム
新人ドライバーのピアストリが参加している。
ドライバーが参加するファイアアップはこれまであまり記憶がないです。
ウィリアムズ レーシング
All systems go for 2023
#WeAreWilliams pic.twitter.com/s9qof8HqM1
— Williams Racing (@WilliamsRacing) January 19, 2023
メルセデスPUユーザーの投稿が早い訳ですが、それだけ準備も早いと言う事ですね。
ルノーPU
アルピーヌ F1チーム
A snippet of what’s to come…
#Alpine #F1 pic.twitter.com/HsKknMYCOl
— BWT Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) January 27, 2023
アルピーヌ・ルノーはファイアアップを通り越して、ダイナミックテストベンチの使用風景を投稿している。
ギアボックスなどのパーツが装着され、さながら実走に近い状態を再現する。
これは、かなり貴重な動画です。
現状ネット上にある、F1エンジンのテストベンチ動画はどれもこれも時代遅れで古い機材ばかりでした。
この動画はテストベンチの進化を示しています。
F1のテストベンチはAVL独占みたいなものですけどね。
HONDA RBPT
スクーデリア・アルファタウリ
firing up the AT04 & getting ready to take on F1 2023
pic.twitter.com/t7Fi8FINjd
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) February 1, 2023
今年からはRBPTのエンジン命名権をホンダが購入。
HONDAロゴ入りシャツを着ているスタッフが普通に登場しています。
それで何が起こるかの言うと、F1公式のENGINE欄にHONDA RBPTと記録が残るのです。
一時のコロナ業績不振で撤退を決めたが故の遠回りですが、この判断が無ければ2021年にトップPUの前倒し投入は無かった訳でして・・・。
フェラーリPU
ハースF1チーム
Things you love to hear
No.1 : The #VF23 firing up for the first time!#HaasF1 pic.twitter.com/V16AkgqwRr
— MoneyGram Haas F1 Team (@HaasF1Team) February 2, 2023
本家フェラーリが公開していないので、エンジン部分は写せないのかな。
スクーデリア・フェラーリ
本家フェラーリは音だけでですねぇ。
ルノーの動画の音聞いた瞬間に、あれ?っと思いました(笑)
テストベンチの音って、殆どオンボード映像の音と同じなんですね。
メルセデスの血が濃くなるウィリアムズがどうなるのか?楽しみです。
テストベンチはエキゾースト出口をすっぽりと覆われてますので、排気音を拾うことが出来ません。
オンボードでは排気音を拾えるマイクが今はありません。(エキゾースト出口が後ろへ延長されたため)
4大PUサプライヤー中で唯一カスタマーチームを持たずワークスチーム(アルピーヌ)だけで奮闘するルノーですが、新型PUの冷却水ポンプトラブル解決出来たでしょうか?
ルノーPUは以前からMGU-Kや排気エキゾースト菅などICE本体以外の付属部品関係に耐久性信頼性トラブルが多い?
昨年はマクラーレンとの争い制してランキング4位を獲得しましたが
表彰台フィニッシュが1つも無かった。
今シーズンは表彰台獲得するためにもトップ3の一角に食い込めだけの競争力確保が鍵ですね。
ランキング5位だったマクラーレンも同様ですが?
所属ドライバーのオコン、ガスリー、ノリスの3人は年齢的にも実力でも充分有望株なのですが?