2020年のF1シート争奪戦は早くも過熱状態です。かなーり前は冬に契約更改が行なわれたためストーブリーグなんて言われていましたが、近年では夏から話題になるため「プールリーグ」と呼ばれるようになった。

誰が一番騒いでるのか?それは我々ファンである。そしてそれを煽るゴシップサイトが蔓延して、アクセス稼ぎをしているような状況です。そんな中、私たちは本当の情報に辿り着けるのか?(笑)

F1ドライバーのシートは、世界一のコーナリングスピードを体現できるセンサーとテクニックの持ち主であるかどうか?個人スポンサーなど営業力がある者なのか?そしてもう一つは国による政治的背景などが絡みます。

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2020年F1ドライバー契約状況(憶測情報より)

チーム ドライバー1 残り年数 ドライバー2 残り年数
メルセデス ハミルトン 1 ボッタス 0
フェラーリ ベッテル 1 ルクレール 1
レッドブル フェルスタッペン 1 ガスリー 0
ルノー リカルド 1 ヒュルケンベルグ 0
ハース マグヌッセン 0 グロージャン 0
レーシングポイント ぺレス 0 ストロール 0
マクラーレン サインツ 2 ノリス 0
アルファロメオ ライコネン 1 ジョビナッツィ 0
トロロッソ クビアト 0 アルボン 0
ウィリアムズ ラッセル 1 クビサ 0

※オプション契約も残り年数に加えています。

この表の残り契約年数は憶測ですが、ほぼ間違っていないと思います。2020年のシートがほぼ確定しているのは意外にも8人だけ、マスコミ連中が騒ぎたい状況であることがわかると思う。

優勝を狙えるトップチーム、メルセデスとレッドブルに空席がある事で、ちょっと勘弁しててっぐらい騒がしいです。ここからは現状況を踏まえて各チームごとに予想していこうと思います。

メルセデス

ボッタスは3年連続単年契約で、非常に厳しい立場をとらされている。それによるものなのか精神的に弱い面も見受けられる、この2年はハミルトンのサポートとして存分に力を発揮してきた。勝てる速さがありナンバー2ドライバーとしては申し分ない能力の持ち主です。

ボッタスに代えてオコンはありえないだろうと思うのが私の見解です。オコンは同じように速いだろうけど素行に問題がある、周回遅れでありながらフェルスタッペンに接触したあの行為は頂けなかった。素直に謝る事もできない精神の持ち主にハミルトンのパートナーが務まるだろうか。

フェラーリ

ベッテルは2020年まで契約あり、ルクレールは続投が既に決定している。将来的にはルクレール中心なチーム作りをしていくとの発言したらしいが、イタリア紙特有のアレなのかw

ベッテルも来季に向けてフェラーリの一員だと強調しているが、これが逆にきな臭いんだよねぇ。ベッテルはオプションで契約解除できるようになっているはず、マネージメントを自ら行うベッテルがまさかの・・・。

レッドブル

フェルスタッペンは確定、問題はガスリーなのは確かだ。リカルドが急な移籍を決めたために急遽レッドブルへ、2年目でタイヤが変わりマシンが変わり、その変化に対応出来ずにいる。昨年トロロッソでは経験出来なかった毎戦投入されるアップデートも彼を悩ませる要因のひとつだが、変化に対応できる柔軟なドライビングが出来なければトップチームのドライバーは務まらないのが事実です。

そこで来季は交代説が囁かれるのだが、レッドブルの育成には代わりがいない。サインツに逃げられ、リカルドにも逃げられ、期待だったティクトゥムを早々に解雇している。マルコ氏も悩み中だろうね、可能性があるのはクビアトとの交代ぐらいです。

トロロッソ

クビアト、アルボン共に単年+オプションって感じだろうけど、マルコ氏次第だw

ここは政治的背景が強いドライバー、ロシアのクビアトが居る。ロシアGPの存続にはプーチン氏の意向が強く関わり、ロシア人ドライバーを絶やさない方向性が見受けられる。

あるとすればガスリーが加入して、どっちかが昇格の線だろう。

マクラーレン

サインツはあと2年、ノリスが単年契約だったのか?+オプションだったのか?わからないけどこの二人は継続間違いなし。二人共に速いし安いしで結果と財政のバランスが非常に良い。

新たなリーダーザイドル氏のクールな感じもチームを引き締めドライバーとの関係も良好だ。

ルノー

リカルドは確定、ヒュルケンベルグがちょっと辛いかな?今年はマシンがダメダメなので可哀そうではある。マシンが上手くいかない以上、来年代える理由は無いような気がするけど。

予算も潤沢では無いルノー、プロストが大きく関わってくるみたいだし、とりあえず吠えるだけの代表を代えなきゃならないだろう。

ここも育成には代わりがいないね。

ハース

ここはどうなるのか?本当にわからないチームだね。二人ともそろそろ底が見えてきた、妙なプライドをもった潰しあいを平気でやるような二人。グロージャンがもうちょっとマシな走りをしていれば良いのだけど、タイヤを機能できないマシンに苛立ちを隠せない。

大きく足りないものは開発力だろうね、ハースはそろそろ本物のF1ドライバーが欲しいだろう。

レーシングポイント

ストロールは文句なく確定、ぺレスはメキシコGP契約継続が発表されたので、ほぼ確定だろうね。多分だけどメキシコGPの存続に関わった投資家グループにはスリム氏が名を連ねているだろう。ぺレスはスリム氏の支援を受けている訳ですから、F1やるのにドライバーがいないなんて事は避けたいはず。

メルセデス系のオコンが入る可能性を考えていたのだが、メキシコGP継続が決まった事で私の考えはぺレス続投となった。

アルファロメオ

ライコネンは確定、ジョビナッツィは今のままなら来季は無いはずだが、フェラーリ枠の一つであるこのシートには、次なるドライバーが存在しない。本命はミックなんだけどF2では目立った成績ではない現状、もう一年F2だろうね。

さて、ジョビがどうなるのか?もう一年かな。

ウィリアムズ

ラッセルは確定として、クビサはおそらくダメかもしれない。しかし10億以上とも言われるスポンサーが継続するのであれば話は変わってくる。ヴォルフ氏がオコンのシートは必ず見つけると意気込んでいるので予断を許さない。

まぁでもここはスポンサー持込額の多さで決まる。

まとめ

ボッタス次第な部分が多い2020年のシート争い。私の予想はあくまで予算やスポンサーなど政治的背景を強めに考えたものですので、面白味はありません。

話題性抜群のアロンソは復帰しませんよ(言い切っていいのかw)

トップチームはまずありえない。彼がマシンが遅くても年棒安くても良いのであれば、しがらみのないハースが有力だろう。あぁ~!その条件ならルノーもあったか。

ハミルトンやフェルスタッペンに唯一対抗できるドライバーなのは間違いない、V8時代のフェラーリの2級マシンでチャンピオン争いしたり、マクラーレンホンダ時代ではチャンスで光る走りに随分と助けられた。

でも、復帰は無い(またまた言い切っていのかw)

 

さ~みんなで考えよ~!(他力本願w)