F1は現在サマーブレーク中で、ベルギーGPまであと1週間となっています。F1.comが前半戦のドライバー評価をわかりやすい画像で比較していました。
各チームの状況を踏まえ私なりに思うところを書いてみました。
part2では6位以下のチームについてです。
トロロッソ
予選の一発タイムならほぼ互角な二人ですが決勝での差が大きすぎる。クビアトの余りにも無謀な突撃やチームメイトに対するラインの締め具合などかなり目立った悪い印象が多い。予選が上手くいった時にかぎって決勝でトラブルに見舞われる確率が異常なほど高い。
クビアトは神に見放された男と言っても過言ではないだろう。昨年の急なフェルスタッペンとの交代劇から全く立ち直っていない、来年のシートは怪しい。
来季ガスリーを昇格させようにもスーパーフォーミュラで目立った活躍ができないでいるため、レッドブルは頭が痛いところだろう。
ハース
グロージャンの圧勝とはいかないハースの現状、苦労人マグヌッセンがいい感じで食らいついている。グロージャンがブレーキに文句を言っている時はマグヌッセンの方が好タイムを出している事が多い。
来季は二人とも残留が決定しているため、後半戦無駄な事を考える必要は無くドライビングに集中できるだろう。
まだまだわからない二人の対決になりそうですが、マグヌッセンにはもう少し頑張ってもらい、父を超えるドライバーになってほしいですね。
ルノー
2年目のパーマーがどうしようもないくらいどん底にいて明らかに役不足な感じがする。ヒュルケンベルグに予選で一度も勝てていないしチームでもあまり重要視されていない印象。
11位で終わる事3回、このまま入賞できない可能性もあり、呪われているんじゃないかって思うほどだ。
来季はヒュルケンベルグは確定でパーマーがどうなるのか、病み上がりのクビサをテストしたりとルノーは大変だ。安定した結果を出せるドライバーがほしいが候補が今のところいない。
マクラーレン
ホンダの信頼性の無さで走り込みができないバンドーンはかわいそうだけど、数字は事実を物語る。彼は今はまだ最高のドライバーアロンソの足元にも及ばないと言う事実。
ハミルトンがそうだったように本当のトップドライバーは、どんな状況下でも初見から速いのが通例。
マシンがやっと安定してくるであろう後半戦どこまでアロンソに肉薄できるのかにバンドーンの未来がかかっている。予選ラップで0.1~0.2秒の遅れなら合格点をあげてほしいところです。
アロンソは来季の契約は無い、今後もアロンソ獲得に動くチームはTOP3にはないでしょう。唯一の移籍先は古巣ルノーぐらいです。ホンダの伸びしろとルノーの現状を考えればとりあえずあと1年はとどまって判断した方が得策かと思います。
ザウバー
ザウバーマシンがあまりにも酷すぎてかわいそうな二人。重大な設計ミスから冷却効率が足りずに昨年型フェラーリPUをフルパワーで稼働出来ていなかった。
昨年型の信頼性をいかして前半戦をもっと有利に戦えたはずだけど時すでに遅し。そんな中ウェーレインの5ポイントが光り輝く。予選でも圧勝しているが、来季シートは絶望。
エリクソンのスポンサーマナーは絶大で来季シートはほぼ当確。ザウバーはフェラーリから大幅な提携を受け入れる事が決定し最新型カスタマーPUなど色々な利点がでてくる、フェラーリアカデミー系ドライバーのジョヴィナッツィかルクレールが乗るのは確実でしょう。