2022年プレシーズンテスト・バーレーンの初日、メルセデスW13が大型アップデート!

 

噂通りに、サイドポッドがペラペラの極薄仕様になりました。

ツイッターにて画像を共有してくれる、海外ジャーナリストによるメルセデスW13をお楽しみ下さい。

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メルセデスW13のBスペック

https://twitter.com/MSM_Christian

今までのサイドポッド概念とは真逆な発想、インダクションポッドを含めるとお山のようなデザインです。

アンダーカットが少ない訳では無いです。

 

https://twitter.com/AlbertFabrega

 

 

https://twitter.com/AlbertFabrega

サイドポッドへの吸気口は、横に長いのが主流な中で、縦に長いデザインになっています。

面積が大きく減っている訳では無いです。

 

 

https://twitter.com/MSM_Christian

 

 

 

https://twitter.com/andihaupt1

サイドインパクトの上部が、2021年までに見られたウィングの様な形になっています。

ボディ形状と見なされるように、かなり厚く作られている。

 

 

https://twitter.com/AlbertFabrega

そのウィングの後ろ側には、変なカット状のデザインが見られます。

これもレギュレーションを守る為のデザインになるのでしょう。

 

 

https://www.auto-motor-und-sport.de/

ラジエーターは、変な形をしているのか?

マシンの中心やインダクションポッドよりに配置されていると思われます。

 

ルーバー状のスリットを多く利用して、冷却効率を上げる、それによりラジエーター自体は小型にできるのだろうか?!

https://twitter.com/MercedesAMGF1

上から見ると、コクピット後ろがかなり太いですね~。

上の青矢印部分は空気の通り道、下の青矢印にラジエーターが変な形で搭載されていると思われます。

 

一番後方は、フロアにくっついていないと思います。

そのせいで重心は高くなるでしょう。

サイドポッド内部の比較

確認すると、以前からラジエーターの後端はフロアにくっついていませんでした。

わかりにくい比較画像ですが、ほとんど位置は変わっていないようです。

 

噂ではモノコック自体に凹みを作って、ラジエーターを取り付けていると言われています。

多少は作り替えたと思いますが、そうなれば位置と角度は変えられないです。

メルセデスのサイドウィングが許される理由

サイドインパクトストラクチャーは、サイドミラーが置かれている水平方向の翼にあります。(赤矢印)

メルセデスは、ミラーマウントの一部として宣言されているため、この翼は合法であると見なしています。

 

ロス・ブラウンは、F1TVのインタビューで次のように述べた。

「規制には非常に極端な解釈があり、多くの議論につながる可能性があります。メルセデスのコンセプトは予想していなかった」

 

 

ボディであり、ミラーステーであり・・・いいのか?!

https://www.auto-motor-und-sport.de/

まとめ

この薄型サイドポッドは、マシンの中心に張り付けたようなデザインです。

その分、パワーユニットが収まるところが太っています。

 

ラジエーター類はフロアから離れて位置する為、重心が高くなってしまうだろう。

マシン中心よりの空力を捨てて、サイドポッドの横幅を限りなく削ってきた。

面白い、面白すぎます。

 

メルセデスの無駄なところは削る、凹ませる、ボディの美しさはいらない精神は今年も健在です。

今のところ、走りは全然ダメです。

 

アンダーステア、落ち着きの無い挙動、心配ですが何とかするのがメルセデスです。