イタリアGPが終わり、レッドブルが開幕から負けなしの14連勝中です。

そんなレッドブルのフロアを真似しようと各チームが躍起になっている。

今回はビィブに注目してみよう。

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レッドブルRB19のビィブ

今や基本となるフロアです。

太いビィブ、前方から幅の広いセンターフラットエリア、長いフェンスなどがあります。

レッドブルのビィブはRB18の中期からこのように2段階の曲線で幅が広い後方に繋がっている。

 

RB18の初期では単純な円状だった事を忘れてはならない。

https://www.pmw-magazine.com/

マクラーレンMCL60のビィブ

マクラーレンは新フロアを導入してから特定のサーキットで速くなった。

元々、今年に向けてはRB18を模倣したマシンの外観となっているが、フロアに関しても各部のデザインが似たものになっています。

ウィリアムズFW45のビィブ

レッドブルに似せて2段の円曲線でデザインされているビィブ。

アルファタウリAT04のビィブ

上記3チームとは全く違い、尖ったデザインのビィブ。

https://www.instagram.com/xaviimages/

まとめ

ビィブはフロア前中心エリアの空気を左右に振り分ける。

レッドブルやマクラーレンは、その広げ方が前方で大きい事にあります。

 

フロア前方でトンネルラインに対して、早めに流れを加速させる。

フロア前方のグランウンドエフェクト効果を高める。

フロア前方で空力としての効果を使うので、フロア後方に対しての感度は弱まり車高やその他でコントロールしやすくなる。

 

ウィリアムズが性格の違うサーキットで速くなりだしたのは、フロアダウンフォースを安定して使えているからです。

ウィングをコース特性に合わせて大きく変える、この考え方もレッドブルに似ています。

 

フロアダウンフォースの安定化にとって必要なソリューションがこのビィブに詰まっています。