初の4月開催となった日本GP、木曜日のピットウォークから大盛り上がりなようです。
レッドブルはまたインレットを増やした、アストンマーチンがサイドポッド周辺を変更しています。
少ないですがアップデートの確認をしておきましょう。
レッドブルRB20のヘイロー付け根インレット
コクピットガードとヘイローの付け根の脇に発生してしまう速い流れは乱流を引き起こす。
それを吸い込む為のインレットが追加されています。
サイドポッド上面、エンジンカウル側面、それらの流れの終着点であるディフューザー、流れの乱れを無くしたいのだろう。
アストンマーチンAMR24のサイドポッドとフロアエッジ
レッドブルRB19にあったような溝を追加したサイドポッド、フロアエッジはフェンス排出の角度が変わり、後方にあったスロットが無くなって密閉されています。
フェラーリSF-24とハースVF-24 のサイドビュー
アンダーカットのサイドへの張り出しと後方の凹み方は、ハースのほうがレッドブルに似ています。
マクレーレンMCL38の日本仕様カラーリング
ウィリアムズFW46のフロア
今のF1のフロアは複雑で重い、下位チームにとって本当に大変なパーツの一つです。
RB20の横方向のサイドポッドインレットが細くなったように見えます
シーズン後半になったらさらに小さくなるのかどうか興味深い
https://imgur.com/a/WXr3PXY
何となく長くなったなぁとは思っていたけど、上向きインレットの時と同じ道を辿るんですね。
対して縦方向のインレットは大きくなっている印象。アンダーカットの造形も変わっている?
フロアエッジディフューザーも大きくなっている様に見えますね。
昨シーズンまでフェラーリとハースのマシンに大きな外観の違いが無かったですが
今シーズンは少しずつ掛け離れたデザインが見られるようになりました。
フェラーリは、Bチームのハースにレッドブルのデザインを取り入れさせて効果の確認させているのでは無いかと(毒味させている)思ってしまいました。
そうすればフェラーリにとって独自デザインも追及して時間と費用の節約になる。
メルセデスもウィリアムズを利用してライバルチームのコンセプトを試させて利用すれば良いのに(マクラーレンやアストンマーチンはライバルになるので)
Bチームを持たない単独チームのアルピーヌは抗議するでしょうけれども。