開幕から無敵のレッドブルがFP3まで大苦戦中。

市街地コース、中途半端な速度域、フルダウンフォースなど、様々な要因が絡み合いいつもの鋭いコーナリングが出来ないでいます。

レッドブル全勝阻止に向けてライバルチームのポール、そして優勝はあるのか?

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シンガポールGP予選レポート

天候は晴れ、気温30℃、路面温度34℃で予選はスタートしました。

Q1

サージェントが最初の計測35.0秒台でした。

1回目の上位勢、ルクレール32.5、ノリス32.5、ペレス32.5、フェルスタッペン32.8、ピアストリ32.9、サインツ32.9となっているトップ6

 

クールダウンラップを挟んで1セットで2回目のアタックに入っている各車。

サインツ32.3、フェルスタッペン32.3、ルクレール32.4、ラッセル32.4、ノリス32.4、ペレス32.5、アロンソ32.5、ハミルトン32.6

 

ラバーインが激しいトラック、新品投入しないと敗退の可能性が高い。

 

角田が先頭で31.991をマークしてトップタイム!

ペレスは32.099で角田を超えらない、後続はトラフィック+乱流でタイムが伸びません。

 

最終ターンでストロールがクラッシュして赤旗終了。

 

最終アタックに入っていたドライバーはタイムアップ出来ず。

ピアストリはかわいそうな結果となった。

 

フェルスタッペンはピットアウト時に、ピットレーンでストップしておりペナルティを受けるのは確実か?!

Q2

1回目のアタック、アロンソ31.8、サインツ31.8、ノリス31.9、ルクレール32.1、マグヌッセン32.1となったトップ6です。

 

メルセデス2台はアタックをずらしてコースインしています。

ラッセル31.7で1番手、ハミルトン32.0で5番手

 

フェルスタッペンは角田のアタックを潰してしまいました。(ペナルティだろう?!)

 

最終アタック、レッドブル2台はフロントが全く入らずターンインが遅い、2台共にQ2落ちとなった。

 

角田君はターン14でミスしてノータイム。

ローソンがQ3に進出しています。

Q3

サインツ31.170、ルクレール31.421、ノリス31.539、ラッセル31.8、ハミルトン31.9、アロンソ32.1となったトップ6です。

1回目のアタックはフェラーリのみ新品タイヤでした。

 

最終アタック、全車新品タイヤでのアタックです。

 

ノリスが31.270で届かず!

サインツが30.984でトップタイム更新!

ルクレール31.063で2番手!

 

ラッセル31.056で2番手に入る!

シンガポールGP予選結果

まとめ

フェラーリが金曜日からの好調を伸ばしてサインツがポールポジション!

 

ターンインからトラクションまでフェラーリが最高のマシンを用意していた。

 

サインツはレースペースのみならず今年は一発タイムも速くなった。

後ろからのプレッシャーにも崩れない精神的強さもある、このまま優勝もありえます。

 

 

低速ターンに強さがあるメルセデス、乗れているラッセルが限界アタックを決めた。

戦略に強いチーム、何かあればトップに立つ可能性はある。

 

 

マシンのアップデートで速くなっているマクラーレン、低速ターンの遅さが足を引っ張った。

ノリスの初優勝は単純な速さだけでは無しえないだろう。

 

 

苦戦する予想だったレッドブルですが、あまりにも酷い状態に陥っている。

金曜日に投入していたフロアをやめてFP3では息を吹き返したかにみえたが、路面温度が下がった予選ではターンインが遅くマシンの向きが変わらない。

 

フラストレーションが溜まったフェルスタッペンは凡ミスを連発して3つの審議を受けています。

グリッド降格は免れないでしょう。

(※追記:グリッド降格は無し・・・。)

 

とうとうレッドブルの連勝が止まる時がきたようですが、レースは終わってみなければわからない。