ホンダのスペック3エンジンの出来、ウルトラソフトタイヤでのメルセデス対フェラーリの行方など注目するべきポイントが多いオーストリアGPが開幕です。
ベッテルは前戦でのスポーツマンシップに反する行為をハミルトンに謝罪したと木曜日の記者会見で話していました。マスコミやネットが異様に煽るこの時代このような行為は命取りになりかねないですからね。
オーストリアGPフリー走行①
順 | ドライバー | チーム | Laps | タイム | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 38 | 1’05.975 | |
2 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 23 | 1’06.165 | 0.190 |
3 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 35 | 1’06.345 | 0.370 |
4 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 28 | 1’06.424 | 0.449 |
5 | ダニエル リカルド | Red Bull | 32 | 1’06.620 | 0.645 |
6 | キミ ライコネン | Ferrari | 24 | 1’06.848 | 0.873 |
7 | ストフェル バンドーン | McLaren | 31 | 1’07.283 | 1.308 |
8 | ダニール クビアト | Toro Rosso | 31 | 1’07.437 | 1.462 |
9 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 28 | 1’07.510 | 1.535 |
10 | エステバン オコン | Force India | 39 | 1’07.511 | 1.536 |
11 | フェリペ マッサ | Williams | 29 | 1’07.550 | 1.575 |
12 | ケビン マグヌッセン | Haas | 30 | 1’07.594 | 1.619 |
13 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 32 | 1’07.633 | 1.658 |
14 | ジョリオン パーマー | Renault | 31 | 1’07.649 | 1.674 |
15 | ランス ストロール | Williams | 35 | 1’08.041 | 2.066 |
16 | ロマン グロージャン | Haas | 20 | 1’08.074 | 2.099 |
17 | Sergey Sirotkin | Renault | 27 | 1’08.586 | 2.611 |
18 | Alfonso Celis Jr. | Force India | 15 | 1’09.280 | 3.305 |
19 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 29 | 1’09.323 | 3.348 |
20 | マーカス エリクソン | Sauber | 12 | 1’10.853 | 4.878 |
オーストリアGPフリー走行②
順 | ドライバー | Chassis | Laps | タイム | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 30 | 1’05.483 | |
2 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 50 | 1’05.630 | 0.147 |
3 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 41 | 1’05.699 | 0.216 |
4 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 33 | 1’05.832 | 0.349 |
5 | ダニエル リカルド | Red Bull | 27 | 1’05.873 | 0.390 |
6 | キミ ライコネン | Ferrari | 54 | 1’06.144 | 0.661 |
7 | ケビン マグヌッセン | Haas | 43 | 1’06.591 | 1.108 |
8 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 27 | 1’06.732 | 1.249 |
9 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 42 | 1’06.735 | 1.252 |
10 | ロマン グロージャン | Haas | 52 | 1’06.763 | 1.280 |
11 | エステバン オコン | Force India | 50 | 1’06.849 | 1.366 |
12 | ストフェル バンドーン | McLaren | 37 | 1’06.859 | 1.376 |
13 | ダニール クビアト | Toro Rosso | 34 | 1’06.906 | 1.423 |
14 | フェリペ マッサ | Williams | 50 | 1’07.065 | 1.582 |
15 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 24 | 1’07.100 | 1.617 |
16 | ランス ストロール | Williams | 46 | 1’07.468 | 1.985 |
17 | セルジオ ペレス | Force India | 41 | 1’07.509 | 2.026 |
18 | ジョリオン パーマー | Renault | 7 | 1’07.623 | 2.140 |
19 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 49 | 1’08.782 | 3.299 |
20 | マーカス エリクソン | Sauber | 51 | 1’08.870 | 3.387 |
フリー走行レポート
各車コーナー付近でコースアウトが多くみられました。路面μが低い事とタイヤの作動温度の問題でドライバーとマシンの折り合いが付いていないように見受けられます。
特にひどいのはウィリアムズとザウバーです。
ザウバーはマシン全体のダウンフォースが足りないのが原因でしょうけどいたるところでオーバーランしています。ちょっと攻めたら終わりな感じです。
ウィリアムズはコーナー入口でアンダー、出口でオーバーステアとどうしようもない挙動をみせています。安定性がなくドライバー二人はなすすべない状況。
メルセデスとレッドブルの安定感は抜群です、フェラーリも速いですが安定感ではレッドブルに及ばず。
トップ3チームのなかでライコネンだけが取り残されたようにタイヤを作動できないですね。
マクラーレンホンダ
FP1でマクラーレンホンダは目立ったトラブルもなく、7位・9位のタイムを記録しています。バンドーンがアロンソを上回っています。初日の午前中でこんな位置につけているのは確実に戦闘力が上がっているからですね。
FP2でもマクラーレンはアロンソが8位、バンドーンが12位のタイムを出せています。マシンの安定感もありトップ3チームの次のマシンである事は確実。ブーリエが言っているトップと言うのはさすがに言い過ぎだと思います。
ホンダが約30馬力パワーアップしただけでこの位置ですから、夏休み明けには中団グループのトップになることは可能だと思います。
燃料メーカーのモービルがレッドブルのためにアップデートをするとの情報がありますが、BPはどうなんだろうか?今年F1に復帰しマクラーレンと契約したBPのせいで何十馬力は失っていると私は思っています。
燃料開発においてもペトロナス、シェルに追いつかなくてはなりません、ルノーとも契約しているBPはホンダにとっては不利な気がしますね。
明日の予選と決勝ととにかくトラブルがでないで、速さの実力を見たいです。
F1.comハイライト動画
FP1⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/7/FP1_Summary_-_Austria.html
FP2⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/7/FP2_Summary_-_Austria.html
何十馬力って書いちゃうと20馬力とか30馬力になっちゃいますよ。
そんなに馬力アップしたらホンダは現在のルノーに追いつくし
ルノーも当然パワーアップ燃料を使うから、メルセデスを超えることにも
なってしまいますよ。
コメントありがとうございます。
その通りですね何十馬力って書いてしまった私の間違いです。
2015年のシェルは何十馬力もの改善に成功していました。ある程度データがでている現状ですとほんの数馬力でしょうね。
マクラーレンホンダとしてはモービルがいなくなったのはかなり痛手だと思っています。