路面が再舗装されてワンストップが通用するかわからないモンツァです。
タイヤを使ったら負け、そんなレースが展開されるでしょう。
マクラーレンの1,2フィニッシュなるか?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約24秒です。
イタリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温34℃、路面温度54℃でスタートしました。
スタート:ノリスがホールショット、ラッセルがシケイン直進
ターン4でピアストリがトップへ、ラインを潰されたノリスは3位まで下がる。
ラッセルは右フロントエンドプレートが無くなっています。
Lap2終了時点
Lap4:予想通りのトレイン状態
Lap6:ヒュルケンベルグはフロントウィング交換してハードへ20位
Lap8:角田はヒュルケンベルグに突っ込まれたダメージでリタイアです。
リカルドは5秒ペナルティ、ヒュルケンベルグは10秒ペナルティがでています。
Lap11:ペレスはラッセルをパスして7位、マグヌッセンとリカルドがサイドバイサイドバトル
Lap12:ラッセルはフロントウィング交換してハードへ、リカルドはハードへ
Lap12終了時点
Lap14:ルクレールとノリスの差が詰まっています。
Lap15:ノリスはハードへ9位、すぐに8位
Lap16:ルクレールはハードへ、ハミルトンはハードへ
Lap17:ピアストリはハードへ4位
Lap18:アルボンはハードへ13位
Lap20:サインツはハードへ6位
Lap20終了時点
路面温度は46℃まで下がっています。
Lap23:フェルスタッペンはハードへ
Lap24:ペレスはハードへ
Lap25:ピアストリ23.3、ノリス23.6、ルクレール23.6、トップ3の集団はペースアップです。
Lap29:リカルドはボッタスをパスして13位
Lap31:ピアストリ22.9で飛ばしに飛ばす。ペレスにラッセルが詰め寄る。
ノリスはターン4を直進してタイムロス
Lap33:ノリスはハードへ5位
Lap34:ラッセルはハードへ12位
Lap36:ペレスはミディアムへ9位
Lap36終了時点(トップ6)
Lap39:ピアストリはハードへ3位
Lap41:ノリスはフェルスタッペンをパスして4位
Lap42:フェルスタッペンはミディアムへ6位
Lap43終了時点
Lap45:ピアストリはアスカリでサインツをパスして2位、ルクレールを追います。
Lap48:ノリスはサインツをパスして3位
Lap49:ルクレールとピアストリの差は8秒
Lap51:ルクレールとピアストリの差は5秒、これは決まった!
Lap53終了:ルクレールがトップチェッカー、ノリスがファーステスト
イタリアGP決勝結果
まとめ
フェラーリがやりました!ルクレールがやりました!
地元イタリアで優勝です。
フェラーリはサインツが最初から1ストップ戦略、ルクレールはノリスのカバーで15周で入っていた。
マクラーレンが2ストップで後ろに下がる中、トップに立ったルクレール。
劇的なハードロングランを慣行して見事な優勝でした。
フェラーリはストレートが速いセット、元からターンでタイムを稼ぐ仕様ではない、タイヤを横に使わずにラップタイムを維持できた事がおおきかった。
そして、今回もフレッシエアーがポイントだった。
前を塞いでいたノリスが残り21周でピットに入り、そこからはルクレールの前が開けた。
マクラーレンは本当にチャンピオンを狙っているのか疑問だ。
1周目のバトルでノリスが3位まで落ちた事が、意味のないバトルだった。
しっかりと1,2で1周目を終えていれば、優勝を逃すことは無かっただろう。
序盤の高い路面温度ではミディアムのたれが早かったが、下がった事でハードが意外ともってしまった。
アルボンとマグヌッセンはルクレールと似たような戦略で入賞している。
レッドブルは元からモンツァに対してやる気のないリアウィングのため、マシンの差が詰まっている中では致命的なドラッグレベルだった。
ターンでタイムを稼ごうにもタイヤを消耗しすぎて万事休す。
いつからこうも硬いサスセットになってしまったのか?空力をシビアにしすぎた結果、サスを動かせなくなっている。
さて、チャンピオンシップは依然として面白い展開となっています。
勝ち方を知っているフェラーリと、久しぶりにタイトル争いに復帰したマクラーレンのストラテジーの差が顕著に出た結果だと思います。
フェラーリはマクラーレンがレッドブルを意識し過ぎているのを知ってましたね。
抜けないけど面白い頭脳戦でした。
フェラーリあっぱれ!
「トンビ(フェラーリ)に油揚げ(勝利)を拐われた?」マクラーレン。
レッドブルが後方でメルセデスも脅威では無かったのでマクラーレン安泰(ワンツー)かと思いきや伏兵フェラーリが?
サインツは押さえられたので犠牲少なかったけれども?
地元イタリアでルクレールがエースNo.1ドライバーとしてのアピール出来たのでは無いでしょうか?
来年やって来る新しいチームメイトに対しても?
マクラーレンのレースマネジメント采配不手際をチームカラーに例えて「パパイヤルール」なんてシャレたネーミング付けれらるのは皮肉な話ですね。
フェラーリのルクレール優勝はともかく、マクラーレンだけで見るとノリスよりビアストリの方が調子良かったように思いました?
レース結果がビアストリ2位とノリス3位だったので順位入れ換えは無かったけれどもワンツーで終えていたら?
でもレッドブルとマックスに対してポイント差縮める事が出来たから結果的に良かったのでは?
レッドブルが競り合いに負ける。抜かれる時は軽く抜かれるが、追いついても競り合いで負ける場面が最近多い。トップに立ってもリード出来ない。今回はフルパワーが使えなかったとの事ですが、ICEに問題が発生しているか、これまでも無理して回して来ての5基目なのではないかと思ってしまう。PUに関しては誰も本当の所は分からないとは思いますが。そしてどんどんエンジニアが抜けているので、まだ来年もあるのにどうするのでしょうか。ま 色々な問題の始まりはクリスチャンの慢心にあるとは思います。レッドブルの今の問題はシャーシー・PU両方だと思う。ホンダがんばれ!
先週のダゾンで浅木さんが最近危うい信頼性のホンダPUに対して「本当何やってんだって僕なら怒っちゃいますねw」とにこやかにキレてました。
前半戦の半ば頃、「昔RBRを表敬訪問した際にホーナーからホンダのニューエイ、mrアサキだ!と皆に紹介された」と満更でもない声音で言ってました。「うまくいってる時には僕やニューエイは何もしなくていいけど、迷走したり混乱した際に的確に軌道修正するのが僕らの役目なんです」みたいなニュアンスの事をおっしゃってました。
あの頃から浅木さんの目にはホンダの綻びも見えていたんでしょうね、ああ。
1ストップ戦略ギャンブルに出たとは言え見事に作戦成功して勝利収めたフェラーリですが、
課題だったタイヤのデグラデーション問題解決に目処が立って克服したでしょうか?
フェラーリが息を吹き返した事でレッドブルとマクラーレンのタイトル争いにメルセデスだけ無くフェラーリも゙加わって3つ巴では無く4つ巴の展開に発展する事を期待しています。
下手をすればレッドブルの序列順位はトップ4チームの中で最下位になる恐れが有るくらい落ちて来るような気がしました?
マクラーレンにしても゙メルセデスだけでは無くフェラーリとも優勝争いしないといけないですがファンにはコンペティブな混戦が溜まらなく面白いです。
余談ですがウィリアムズのアルボンが9位入賞出来て大変嬉しいでした。
この記事の冒頭にある
「タイヤを使ったら負け、そんなレースが展開されるでしょう。」
これ本当にレース直前に書いたんですよね。
いや~良き予期だったw
Jinさんは川井ちゃんにとても似ていると思います
ずっと川井さんの解説聞いてますからねぇ
似てしまうのは仕方ないかもしれません
レッドブルはフェラーリが優勝してくれたおかげで首の皮1枚残ってランキング首位維持出来ました?
でもチームランキングの方はアゼルバイジャンで首位陥落濃厚です。
ドライバーランキングの方はノリスが着実にマックスとの差を詰めてはいますが、まだまだ先は長い?
ドライバータイトル獲得の゙ために
ノリスは連勝欲しい?マックスは表彰台圏内入賞は必要?
って感じでしょうか?
計算上ではルクレールにも僅かながらタイトル可能性は有りますが自力では無理?
マクラーレンはなぜチームオーダーでノリスを先頭にしないのか謎ですね。
勝つ気あるんですかねこのチーム。
マシンが良くてもこの体たらくではドライバーズタイトルは取れないでしょうね。
ビアストリと言う優秀なドライバーを手に入れてしまったから?
ノリスも゙他チーム移籍の噂も゙有ったけれどもマクラーレンに残って結果的に正解。
マクラーレンが2人のドライバー優先順位を付けるのが難しい贅沢な悩み?
「2頭を追う者は2頭も゙得ず?」に成らない事を祈ります。
フェラーリだとハッキリとチームオーダー優先順位を付けるけれども゙?
ピアストリ、その才能というよりは彼の性格と、巡り合わせの強さ感(何か持っている感)でチームもチームオーダーを出せないのではないでしょうか。
2021年イタリアGPでノリスはリカルドを抜かなかった。対してピアストリは今回ノリスを抜いた。
ノリスはイタリアやロシアなど数回優勝を逃してきた。対してピアストリはスプリントではあったもののあっさりデビューイヤーで優勝した。
二人の持っているそれら逆だったら「ノリスを先に行かせろ、ノリスの後ろで後続を抑えろ」なんていう無線が飛び交うのではないかなと、また今年はマックスが踏ん張って来年はピアストリかななどと勝手に空想しています。
ピアストリにタイトルの可能性が無い以上、マクラーレンはもっと早くノリス優先の方針を打ち出す必要があったと思います
その優柔不断さによってノリスは既に10ポイント以上を失っている
シーズンの最後に致命傷にならなければ良いのですが…
マクラーレンが最も恐れでいるのはチームメイト同士で討ち合って共倒れしてしまう事ですね?
マックスも゙過去にリカルドとやらかしてしまいましたし、ルクレールも゙ベッテルと?
ハミルトンも゙ロズベルグとやってしまいましたが、後にボッタスと言う素晴らしいチームメイトに恵まれました。
ノリスにとってビアストリはボッタスのようなチームメイトになり得るか?
ドライバータイトル獲得出来るチャンスを手に入れたと同時に最大の試練でも有る?
ハミロズの時は数レースダブルリタイアでもドライバー、コンストラクター取れる状況だったからちょっと違うんでない?
2013年までのレッドブルとベッテルによるF1覇権が終わって2014年からメルセデスの全盛が始まりました。
この時も゙メルセデス1強でハミルトンとロズベルグが優勝独占。
フェラーリやレッドブルは、メルセデスが両者リタイアして取りこぼした勝利を拾う形?
今のマクラーレンはトップのポジションを手にしたとは言えレッドブルを追いかける真っ最中。
それにマクラーレンとレッドブルの争いに
フェラーリやメルセデスも゙「漁夫の利」を虎視眈々と狙っている?
マクラーレンが更に力を付けてトップ4から抜け出しノリスとビアストリの2人だけでドライバータイトル争いするまでになるにはまだまだ?
今シーズンは何とかコンストラクタータイトルだけでもレッドブルから奪取してドライバータイトルは2025年に?