2022年F1最終戦アブダビGP決勝、チャンピオンチームのレッドブルがフロントローからスタートします。
フェラーリとメルセデスはどう戦うのか?
一番柔らかいタイヤセットのアブダビ、今年は2ストップが予想されています。
引退するベッテル、来季シートが無いリカルド、ミック、ラティフィがどんな走りをみせてくれるかに期待です。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
アブダビGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温29℃、路面温度35℃でスタートしました。
スタート:レッドブルが順当に1,2でホールショット、ハミルトンがサインツの前へ
サインツはシケインでハミルトンに仕掛けるが、ハミルトンはシケイン不通過でサインツの前へ
Lap4:ハミルトンはサインツへポジションを譲る。
Lap5:ハミルトンはサインツをパスして4位
Lap5終了時点
Lap8:サインツはハミルトンをパスして4位、ベッテルはオコンをパスしたあとコースアウトでオコンにパスされる。
Lap9:ラッセルはハミルトンをパスして5位
ハミルトンは何かがおかしいのかストレートラインが遅い。
オコンを攻め続けるベッテル
Lap13:アルボンはハードへ20位
Lap14:ストロールはハードへ19位
Lap15:オコンはハード、角田はハード、ミックはハード、ガスリーはハード
Lap16:ペレスはハードへ、ラッセルはハードへ、ノリスはハードへ、ジョウはハードへ
Lap17:ペレスはベッテルをパスして5位
Lap18:サインツはハードへ、アロンソの後ろ7位
Lap19:ハミルトンはハードへ9位
Lap20:アロンソはハードへ、リカルドはハードへ
Lap21:フェルスタッペンはハードへ
Lap22:ルクレールはハードへ3位
ラッセルにはアンセーフリリースで5秒ペナルティがでています。
Lap22終了時点
ピットイン後ハミルトンのペースが戻っています。
Lap24:アロンソは前の角田を攻めます。
Lap25:アロンソは角田をパスして11位
Lap26:ベッテルはハードへ19位、ガスリーはマグヌッセンをパスして17位
Lap28:アロンソはピットへ入りリタイアしています。ベッテルは16位
Lap30:ベッテルは15位
Lap32:ボッタスはミディアムへ18位
Lap34:ペレスはハードへ6位、先にフェラーリが動こうとしましたがペレスが入ったのでルクレールはステイアウトです。
Lap38:ハミルトンはラッセルの1秒以内に入りました。(追いついちゃったよハミルトン)
Lap39:ラティフィとミックが絡んでいます。角田はソフトへ
ミックが追突して綺麗なツインスピンでした。
Lap40:サインツはハードへ6位、ラッセルはミディアムへ5秒消化して9位
Lap41:ストロールはミディアムへ12位
Lap41終了時点(トップ7)
Lap43:ノリスはミディアムへ7位
Lap44:ベッテルはジョウをパスして10位
Lap45:ペレスはハミルトンをシケインでパスするが抜き返される。
Lap46:ペレスはハミルトンをパスして3位、今回は2本目ストレートでパスした、この2周のタイムロスが大きい。
Lap50終了時点
Lap53:ルクレールとペレスの差は5.2秒
Lap54:ハミルトンとサインツの差は2.2秒
Lap55:ハミルトンはギアトラブルでスロー走行、ピットへ入りリタイアしました。
Lap56:ルクレールとペレスの差は2.0秒
Lap58:ルクレールとペレスの差は1.7秒
Lap58終了:フェルスタッペンがトップチェッカー、ルクレール、ペレスと続きました。
アブダビGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンが1ストップで貫禄の勝利でした。
ルクレールが1ストップに切り替えて上手くタイヤをセーブ、ペレスは2ストップで2位を狙いましたがハミルトンを抜く時のタイムロスが最後の最後で追いつけない要因になってしまった。
勝利数順に表彰台を占める最終戦らしい結果です。
引退するベッテルが10位入賞で締めくくった。
ベッテルは56%という途方もない数字のドライバーオブザデイを獲得しました。
お疲れ様セブ。
1ストップと2ストップが入り乱れる展開、ラップタイムバトル、オーバーテイクも多く発生しました。
フェルスタッペンだけが一人旅でしたが、思っていた以上に面白いレースになりました。
メルセデスが最後の最後でメカニカルトラブルリタイア。
ハミルトンは優勝出来ない暗黒なシーズンになってしまいました。
フェラーリはルクレールがタイヤをセーブして速く走る事ができ驚かせてくれました。
何かの方向性を見つけれていれば来年のチャンピオン争いに期待出来ます。
角田は最後の最後で良いレースをしてくれました。
入賞には一歩届かない11位でしたが、マシン以上の力を引き出していたように感じました。
来年は本当に勝負の年となるだろう、頑張れユウキ!
レッドブルが絶賛するシーズンがこれで終了、数年前のメルセデスの強さ以上の結果となっています。
新規定1年目としては仕方が無い事だった。
レッドブルの優位がどれほど残っていくのか?
2年目とハンデによって、各チームの差が詰まるのに期待しています。
JINさん
今年も最終戦までの奮闘、お疲れ様でした。
解らない事にも親切に対応して下さり、感謝しております。
ありがとうございますm(__)m
さて、最終戦はF1のオープニング映像までベッテルがトリ(笑)
2022年F1世界選手権最終戦と言うより、ベッテル引退レースって印象が強かったです。
あれだけの走りが出来るだけに、まだまだやれそうなんですけどね。
一緒にドーナツターンしたかったであろう、アロンソとハミルトンがリタイアという何とも残念な結果でもありました。
ところで、デ・フリースがメルセデスからアルファタウリにデリバリーされてきた映像がTwitterで流れてますが、先ずは、チームを去る者を恒例のお清め?で水に落とされ、その後はインシュロックで固定されてアルファタウリのガレージに運ばれてます(笑)
ありがとうございます。これはほっこりですね。
管理人様の技術的な解説や、こういったヒューマンな情報まで、このサイトにはお世話になっております。
いえいえ、いつもコメント頂いて助かっております。
説明不足を補うのに、これほどいいものは無いです。(自分の頭の中だけで完結してしまう)
今年は比較解析がわかりやすくなったと思います。
2021年との比較、各チームの比較、ごちゃごちゃとしていたエアロパーツが無くなった事で空力面では素直な解釈が有効になりました。
そしてサスペンションの荷重と車高の変化、これもわかりやすくなったと思います。
来年も似たような事は行っていくのでよろしくお願いいたします。
お疲れ様でした。
今年もいろいろな情報勉強させて頂きました。
今年のレッドブルの強さに迫るチームがどれだけあるのか?
メルセデスの奮起に期待ですね。
角田は予選でガスリーと互角だったので、来年はもっとマシンが良くなればやれると思います!
来年もよろしくお願いします。
JINさま、皆様一年間お疲れ様でした。
今年も終っちゃいましたね
昨年同様、最後の最後までドキドキのレースで
面白かったですね~
(全てが全てハッピーエンドでは有りませんでしたが
それはそれで全てがF1って感じです)
しかしたっぺん君は前回のブラジルとは違う人?って位
落ち着いてて、何でも御座れな感じでした。
今年は本当に進化したチャンプでしたね。
最後のお立ち台で
タッペン君とシャルル君からの~
ケリーちゃんとシャルロッテちゃん
今回も「トップレーサーの彼女」専用カメラ大活躍ww
おとな~なケリーちゃんVSかわいい~感じのシャルロッテちゃん
さて来年はどちらの笑顔が多く映し出されるか?
それともカルメンちゃん(譲二君の彼女)が微笑むのか??
(カルメンちゃんってシャルロッテちゃんとも仲良しなんですよね~)
イザベルちゃんはかるろす君に美味しいハンバーガーを食べさせる事が
出来るのか??
たのしみでーす!!!
今シーズンは、大変お世話になりました。
新レギュレーション(グラウンドフェクトカー)1年目F1で、バタバタした面も有りましたがハラハラドキドキワクワクしました?笑
来年に向けて課題と言うか?宿題が山積みですが、F1ドライバー及びチーム関係者には本当に「お疲れ様でした」と言いたいです。
今シーズンで引退のセバスチャン・ベッテルには「ご苦労様でした」ライコネンと再びバトミントンを楽しんで下さいね?笑
これでF1ドライバーの卒業生OBとして思う存分に苦言が出来る?笑
とにかく無事終了出来たのが何よりです。
To Jin さん
今2022シーズンも、高く深く広い知見からの考察ありがとうございました。F1の考察は複雑なため、様々な生活面での解釈にも繋がる印象のためとても勉強になります。トピックの内容が理解出来た時はビジュアル的にイメージ出来る水準に至るという印象ですが、時々Jinさんとおそらく工学系の方達と盛り上がった時はイメージ形成が私には困難な水準です (笑)。
皆様、2022年シーズンお付き合い頂きありがとうございました。
いやまだ終わってないよ(笑)
総括なども行って行きたいと思いますのよろしくお願いいたします。
とりあえずキーポイント
1.サスペンション
2.分散型ダウンフォースの形成
3.流れを曲げるドラッグとのトレードオフ
4.マシン最低重量
5.フロアシールとリアタイヤ乱流
6.アンダーステアに対するドライビング