2021年はマシンの大部分が引き継がれた事、コロナ過によるF1の収入が減った事、チームの収入も減りコスト削減などの名目により、テストは3日間となっていました。
2022年はマシン規定の大幅な変更、2017年以来の大改革となるため、実走テストが多く必要になる。
チームの要請により、プレシーズンテストテストは計6日間になる予定です。
2022年プレシーズンテスト日程の計画
テストの聖地であるバルセロナ・カタロニア・サーキットのテストが復活して2月開催が予定
- 2月23日
- 2月24日
- 2月25日
バーレーン・インターナショナル・サーキットでのテストも3月開催が予定
- 3月11日
- 3月12日
- 3月13日
バルセロナの2月は非常に寒く、新18インチホイールタイヤのテストが不十分になるため、温暖で路面μが荒いバーレーンは、ピレリにとって有意義なテスト環境と言えるでしょう。
開幕戦はバーレーンか!?
開幕戦はバーレーンで3月20日に行われる可能性が浮上しています。
また、テストと開幕戦の間の日数が、10日と定められているスポーティングレギュレーションを改定する必要があるようです。
2戦目は1週間後のサウジアラビアとなる事も審議されており、F1カレンダーは大きな転換期を迎えるかもしれません。
長らく開幕戦として開催されてきた、オーストラリアのメルボルンはどうなるんだろう?
厳しいコロナ対策(2週間の完全検疫)をオーストラリア政府が続ける限り、F1開催は絶望的なのかもしれない。
F1存続のため収入増加へ向けた開催国変更
コロナ過によってF1の収入基盤は大打撃を受けている。
特に開催権料(サーキットが支払う)は、無観客のため全額請求できない、そんな無観客状態でも開催権料を全額(30億円以上)支払っているバーレーンやアブダビなども存在する。
F1の新しいボスである元フェラーリのドメニカリは、所謂古き良きサーキットと言われる場所も改変される可能性をほのめかしている。
これらのサーキットは近年の新規契約に比べると、格段に安い開催権料となっている。
個性的で魅力的なサーキットが減っていく、必然的にヨーロッパから離れていく事に繋がる。
F1自体の生き残りを考えると、致し方ない考え方なのかもしれない。
日程的にはバルセロナが3月の方が良いように思いますが、開幕戦との兼ね合いで仕方ないのでしょうね。
レッドブルがシルバーストーンでの接触の再審議を求めましたね。
どういう結末になるかは判りませんが、政治的な駆け引きも含めての再審議要請でしょうね。
ヨーロッパ拠点のチームのためのテストですからねぇ、2月のバルセロナテストは仕方ない。
再審議については、何も変わらないでしょうね。