F1のメカニズムを中心にしたブログです。考察や分析をおこなっています。

FIAスーパーライセンスポイント+F1ドライバー候補ポイント状況(2020.10.21)

FIAスーパーライセンスポイント+F1ドライバー候補ポイント状況(2020.10.21)

https://www.fiaformula2.com/

F1マシンをドライブするためには、FIAスーパーライセンスを取得する必要がある。下位カテゴリーにはシリーズ順位毎にポイントが与えられ、過去3シーズンの合計ポイント40以上を獲得する必要がある。

新たに2021年のF1シートもしくはリザーブドライバーの契約をするためには2018~2020年の3年間になるが、コロナウィルスによる影響を考慮され、2017~2020年4年間のうち任意の3年間の合計ポイントが40以上であれば発給される事になった。

※これは予想ですが2020年が含まれる間は、この4年の内3年が適用され続けると思う。

スーパーライセンスポイント

Series 順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
FIA F2 40 40 40 30 20 10 8 6 4 3
IndyCar 40 30 20 10 8 6 4 3 2 1
FIA F3 30 25 20 15 12 9 7 5 3 2
FIA FE 30 25 20 10 8 6 4 3 2 1
European F3 (~2018) 30 25 20 10 8 6 4 3 2 1
FIA WEC LMP1 30 24 20 16 12 10 8 6 4 2
Formula Regional European 25 20 15 10 7 5 3 2 1 0
Super Formula 25 20 15 10 7 5 3 2 1 0
GP3 (~2018) 25 20 15 10 7 5 3 2 1 0
FIA WEC LMP2 20 16 12 10 8 6 4 2 0 0
DTM 20 16 12 10 7 5 3 2 1 0
Super GT 20 16 12 10 7 5 3 2 1 0
Formula V8 3.5 (~2017) 20 15 10 8 6 4 3 2 1 0
F3 Regional Asian 18 14 12 10 6 4 3 2 1 0
F3 Regional Americas 18 14 12 10 6 4 3 2 1 0
F3 Regional Japanese 18 14 12 10 6 4 3 2 1 0
IMSA Prototypes1 18 14 10 8 6 4 2 1 0 0
WTCC 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
Supercars Championship 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
NASCAR Cup Series1 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
Indy Lights1 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
Formula Renault Eurocup 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
W Series 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
Euroformula Open 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
Super Formula Lights 15 12 10 7 5 3 2 1 0 0
Formula 4 Championships 12 10 7 5 3 2 1 0 0 0
Asian Le Mans Series 10 8 6 4 2 0 0 0 0 0
European Le Mans Series 10 8 6 4 2 0 0 0 0 0
FIA WEC LMGTE Pro 10 8 6 4 2 0 0 0 0 0
FIA WEC LMGTE Am 10 8 6 4 2 0 0 0 0 0
F3 Asian Winter Series 10 7 5 3 1 0 0 0 0 0
National Formula 3 10 7 5 3 1 0 0 0 0 0
Formula Mazda1 10 7 5 3 1 0 0 0 0 0
NASCAR Xfinity Series1 10 7 5 3 1 0 0 0 0 0
Toyota Racing Series 10 7 5 3 1 0 0 0 0 0

※シリーズ戦の80%に参加したポイントのみ有効、年間1つのシリーズポイントが有効
※金曜日プラクティスセッション参加には、25ポイント以上が必要
※金曜日プラクティスセッションで100km走行すると1p、最大で10pが付与される
※スーパーライセンス取得条件には、300kmのF1マシンテスト走行が必要

F1ドライバー候補のスーパーライセンスポイント

F1に直結するシリーズF2・F3ランキング上位とすでに40ポイント確定ドライバー

ドライバー カテゴリー 17 18 19 20暫定 合計
シューマッハ FIA F2 0 30 0 40 70
アイロット FIA F2 10 15 0 40 65
角田 FIA F2 7 12 3 40 59
ルンガード FIA F2 24 12 9 30 66
シュワルツマン FIA F2 10 20 30 20 70
マゼピン FIA F2 1 20 0 10 31
ギオット FIA F2 30 6 40 4 76
マルケロフ FIA F2 40 20 0 0 60
ピアストリ FIA F3 10 1 15 30 55
ポーシェー FIA F3 0 12 12 25 49

2020年の成績に関係なく40p以上なのは、ルンガード、シュワルツマン、ギオット、マルケロフ、シーズン終了しポイント確定しているF3のピアストリ、ポーシェー。

シューマッハはアルファロメオから、アイロットはハースから、アイフェルGPのプラクティスに抜擢されたが天候により出走できず、角田はアルファタウリでシート合わせを行っている。

2020年FIA F2ランキング

まとめ

F2ランキング3~6位は、残り2戦でどうなるかわからない。日本期待の角田はランキング4位(30p)が必要、もしくは5位(20p)+プラクティス走行100km(1p)、マゼピンはハースと密約があるようですがポイント的には、F2ランキング5位(20p)が絶対条件となる。

シューマッハのF2チャンピオンとアルファロメオからのデビューはほぼ確定的、角田もホンダ参戦最終年に向けてアルファタウリデビューはほぼ確定していると思われる。

 

レッドブル&アルファタウリのリザーブドライバーであるセッテ・カマラは、SF第3戦SUGOでいきなりポールポジションを獲得、決勝では冷えたタイヤでクラッシュしアピール不足ではあるが、おしいドライバーの一人です。

 

F1シートを得るためには、しっかりとした下位カテゴリーでの成績、そして自分を後押しするスポンサーが絶対的な条件、レース内容など、選定基準は年々上がっており、所謂ペイドライバーと言われる実力を伴わないお金のみでシート得るドライバーは限りなく少なくなっています。

このライセンスポイント制に関して、私は大賛成派です。どっかのおじいちゃんがいつも文句たらたらですが(笑)

※2020.10.22追記

英AUTOSPORTより引用:ドライバーは、チャンピオンシップで30ポイントを獲得し、通常は「制御不能な状況または不可抗力の理由により」「資格を得ることができないとFIAが単独で判断した」場合に限り、スーパーライセンスを付与できるようになりました。

え~と・・・なんだかよくわからないけどFIAに認めさせれば30pでいいとの事です。

また、メルセデスのリザーブドライバーのグティエレスのように、3年間のうちに300kmのテスト走行をせず失効している場合は、プラクティス100km走行でも再申請可能になるとも書かれています。

https://www.fia.com/sites/default/files/appendix_l_2020_publie_le_21_octobre_2020.pdf

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

コメント Comments

コメント一覧

  • じゅんた がコメント

    2020-10-21 09:05

    マゼピンは勘弁して欲しいですね。
    グロージャン・マグヌッセンコンビよりも怖い。
    ハースはロケット乗せないといけない密約でもあるんでしょうか?(笑)

    • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

      2020-10-21 10:20

      マゼピンはかなーり嫌われているみたいですなぁ。
      彼は彼なりに親から相当なプレッシャーを受けている、焦りが怒りに変換されるタイプなのかな。

      どっちにしてもF1には絶対上がってくると思う。
      今年がだめでも来年のF2も最高の環境を手にできる、お金があるって事は本当に強みだ。

  • INDY がコメント

    2020-10-21 10:18

    角田2021にアルファタウリでF1を走れそうですね。
    HONDAのF1撤退でしぼんだ夢と期待を角田のF1参戦で更に大きな夢と期待を持たせてくれます。今までの日本人F1ドライバーと違い実力でF1シート勝ち取って初の日本人チャンピオンを見たいと思っています。
    角田残りのF2で頑張れ期待してます。

  • がコメント

    2020-10-21 12:42

    Jinさんありがとうございます。
    コロナウィルス救済措置で角田君のライセンスポイントにも
    反映されるのか分からなくて・・・F2初戦から参戦してるし
    特に関係ないのかと思ってました。これでスッキリしました。
    残りのバーレーンでやらかしが無ければ大丈夫だと思います。
    マゼピン&ティクタム(元レッドブル育成)のミサイルが怖いんですが・・・。
    普通に速いし自信持ってます角田君!身体は小さいが大物感あると思います。
    なんやろう?この期待感?今までの日本人ドライバーとはちょっと違う雰囲気。
    カーリンの親方からもお墨付き、マルコじぃも目にかけとる。
    ホンダ育成とか関係無く鈴鹿だけは速いとかじゃ無く
    マジ期待してるんです。
    ホンダ居なくなるけど角田君居るんで来年以降もF1楽しめます。

    • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

      2020-10-21 13:09

      角田の実力はF1デビュー時の可夢偉ぐらいの期待感がありますね。
      F2で現在3位、ルーキートップです。1年で駆け上がるのは、F1ドライバーとしては必要な要素です。(最近ではルクレール、ノリス、ラッセル)
      今までのF2参戦日本人と違うのはレッドブルとホンダの手厚いサポートで、シミュレータが使えたり、パーツもどんどん新しいものを使える。
      それに応える能力あってこそですけどね。
      あの冷静な表情も良い、内面には燃え上がるような闘志も感じられる。

      300kmのテスト走行も計画されているし、確定ですよ。

  • MP4/ がコメント

    2020-10-22 17:16

    角田くんの2019年のライセンスポイントは10点ではなく3点ですね。
    もしF2で5位(20点)になった場合、17年(7点)、19年(12点)と併せて39点。
    つまりフリー走行で1度走れば1点加算で40点をクリアできることになりますね。
    今までは4位以上が必須だっただけに今回のルール変更は角田くんにとって追い風になりそうです。

    • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

      2020-10-22 21:47

      2019年ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップの4位(7p)は加算されるはず。
      よくよく調べたら2020年トヨタ・レーシング・シリーズ4位(3p)もありました。

      • MP4/ がコメント

        2020-10-22 01:12

        山本選手がSuper GTとSFでライセンスポイントを荒稼ぎして以降、ポイントは年間1カテゴリーのみ有効に変更されていたと思います。
        ネットで調べてみましたがどのサイトも19年はユーロフォーミュラ(7点)ではなくF3(3点)が有効になってますね。
        獲得ポイントが少ない3点の方が有効なのが謎ですが、もしかしたら角田くんは去年ユーロフォーミュラを数戦欠場しているのと関係あるのか、あるいは上位カテゴリーのポイントが優先されるのかソースはみつけられませんでした。

      • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

        2020-10-22 02:00

        調べなおしました。
        シリーズ戦80%に参加義務でユーロフォーミュラは無効。(あと1戦だった・・)
        年間2つのチャンピオンシップシリーズが有効です。

      • MP4/ がコメント

        2020-10-22 08:27

        度々失礼します。
        原文を確認したところたしかに
        5.1.5 The first time he applies for a SuperLicence, the driver must have completed at least 80% of each of two full seasons of any of the single-seater Championships reported in Supplement 1.
        とありました。
        そして付則として
        The results from a maximum of 1 championship can be accumulated from a single calendar year.
        と明記されていました。
        つまり2カテゴリーでポイントを獲得してもポイントの多い方が優先されてライセンスポイントとして累積されるという事でしょうか?
        原文があまりにも長文で英語にも疎いので間違っていたらすみません。

    • がコメント

      2020-11-02 05:33

      角田選手はセーフティボーナスポイントは取ってないのでしょうか?取っていれば2点加算で21点になるのでしょうか?

      • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

        2020-11-04 10:55

        なるでしょうけど今年は30pでいいので、角田くんのSLは問題ありません。
        2年型落ちマシンとはいえ、占有テスト走行の機会を与えられるなんて、凄い事だ。

  • take がコメント

    2020-10-22 20:27

    ミックがアルファロメオでデビューが確定的とありますが、
    アルファロメオがライコネン&ジョビナッツィを継続する意向を示し、
    ハースでのデビュー(もう一人はマゼピン)となるとの噂が浮上しています。

  • 名無し(´・ω・`) がコメント

    2020-10-22 08:38

      角田裕毅
    2017年 F4  3位   7ポイント獲得
    2018年 F4  1位  12ポイント獲得
    2019年 F3  9位   2ポイント
    2019年 EFO 4位   7ポイント (EFO=ユーロフォーミュラ・オープン)
    2020年 TRS 4位   3ポイント (TRS/地域F3=トヨタ・レーシングシリーズ・ニュージランド)
    2020年 F2  4位  30ポイント必修(4位以上)

    ・2018年までは1年間に複数の選手権に参戦して、その内2つの選手権ポイントを合算
     できたが、2019年からは1つの選手権の高いポイントだけとなった。
    ・2020年10月9日改定、コロナウイルスの影響を考慮して、ポイント集計期間を3年から
     4年に延長。4年のうち3年間のポイントの集計とする。
    ・2020年から、F1フリー走行に出て100km以上走行すると1点のボーナスポイント加算。
     これは選手権ポイントに加算できるボーナス。ただし3年間で10ポイントが上限。

    • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

      2020-10-22 09:54

      なるほどそういう事でしたか。
      ありがとうございます。

      • じゅんた がコメント

        2020-10-23 01:33

        てことは、角田は12+7で19ポイント。
        残り21ポイントなので4位以内必須となるが、フリー走行で100km以上走れば1ポイント加算されるので、最悪5位でも合計40ポイントに到達しますね。
        さらにFIAが認めれば30ポイント以上でもOKって事になるのでしょうけど、文句無しの4位以上であって欲しいですね。

コメントする

トラックバックURL

https://f1-motorsports-gp.com/rulu/super-licence/trackback/

関連記事 Relation Entry