2020年第2戦シュタイアーマルクGPの金曜日、現地15時よりプラクティス2は開始された。天候は晴れ、気温31℃⇒32℃、路面温度53℃⇒45℃となっている。
開始15分でリカルドがターン9でリアからタイヤバリアにクラッシュして赤旗となった。フェラーリは新フロントウィングを投入したりと大忙しですがタイムには反映されていない。
レッドブルも開幕アップデートの一部を無くすなど慌ただしい感じですが残り31分、フェルスタッペンが3.6秒台でトップタイム、対してアルボンはスピンを繰り返し乗れていない。
シュタイアーマルクGPプラクティス②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
まとめ
アルボンはCEを交換している、ホンダPU電気系異常の調査のためだと思われます。また、スピンした時の感じから推察するとアクセルでパワーをかけながらハンドル操作した時にリアからずるずるっと滑り出している。
前荷重でリアがアップ状態でのアクセルオンとハンドル操作で、マシンが少し横向いているとリアダウンフォースが抜ける感じかな。
フェルスタッペンの走りでアクセルオンが早いってところがあるんですが、後ろ荷重状態にする事でレーキ角を減少させて、フロア後端からリアディフューザーに入る空気をシールするテクニックなんだろうと思う。
フロントウィングをちょこちょこいじってる時点で車はまだまだ完成には至らない・・なんか良くない感じがします。
ロングラン平均タイム順
データはAMuSより
順 | ドライバー | 平均タイム | Laps | Tyre | Stint |
1 | サインツ | 1.08,970 | 4 | C4 | 2 |
2 | ベッテル | 1.09,001 | 4 | C4 | 4 |
3 | ボッタス | 1.09,493 | 17 | C4 | 1 |
4 | ノリス | 1.09,491 | 4 | C4 | 1 |
5 | ガスリー | 1.09,462 | 5 | C4 | 1 |
6 | ハミルトン | 1.09,645 | 5 | C4 | 1 |
7 | ストロール | 1.09,687 | 11 | C4 | 2 |
8 | ペレス | 1.09,713 | 16 | C4 | 1 |
9 | オコン | 1.09,740 | 23 | C4 | 1 |
10 | クビアト | 1.09,894 | 7 | C4 | 1 |
11 | アルボン | 1.10,147 | 9 | C4 | 2 |
12 | ライコネン | 1.10,164 | 9 | C4 | 1 |
13 | ジョビナッツィ | 1.10,193 | 11 | C4 | 1 |
14 | ラッセル | 1.10,511 | 11 | C4 | 1 |
15 | マグヌッセン | 1.10,944 | 10 | C4 | 2 |
16 | グロージャン | 1.10,956 | 10 | C4 | 2 |
17 | ラティフィ | 1.11,162 | 10 | C4 | 1 |
順 | ドライバー | 平均タイム | Laps | Tyre | Stint |
1 | フェルスタッペン | 1.09,192 | 9+4 | C3 | 1+2 |
2 | ルクレール | 1.09,317 | 9+7 | C3 | 1+2 |
3 | ペレス | 1.09,476 | 16 | C3 | 2 |
4 | ベッテル | 1.09,642 | 9+3+5 | C3 | 1+2+3 |
5 | ストロール | 1.09,815 | 19 | C3 | 1 |
6 | サインツ | 1.09,883 | 23 | C3 | 1 |
7 | グロージャン | 1.10,652 | ? | C3 | ? |
8 | ジョビナッツィ | 1.10,746 | 9 | C3 | 2 |
9 | ラティフィ | 1.10,882 | 14+4 | C3 | 2+3 |
順 | ドライバー | 平均タイム | Laps | Tyre | Stint |
1 | クビアト | 1.09,914 | 8 | C2 | ? |
2 | ノリス | 1.09,985 | 9 | C2 | 2 |
3 | ラッセル | 1.10,253 | 4 | C2 | 2 |
4 | アルボン | 1.10,385 | 6 | C2 | 1 |
今年は最大でも15~16戦しか無いと思われるので、1戦の重みがデカイ。
例年のような序盤戦はセッティングに苦しむレッドブルではワールドチャンピオン狙えませんね。
同じサーキットでの連戦なので、ここでキッチリ安定した結果を出して、次のハンガリーからはセッティングに苦しまないレッドブルにならないと。
昨年度初優勝したレッドブルリンクと初ポールポジション獲得のハンガロリンク、計3連戦は頂き~ます、のはずが1つ落としたので、残り2戦は何とかモノにして、
敵地シルバーストーン2連戦に挑んで欲しいですね。
ハミルトンも開幕戦4位でボッタスにポイントリード許しましたが、
7回目タイトル獲得のためにも
地元イギリス2連戦は、確実に優勝狙ってくるでしょう。
予選中止になると決勝スタートのタイヤ選択はどうなるのかな?
自由に選べるのだろうか
中止にはしないで、昨年の鈴鹿のように日曜日12時予選とかになると思います。
雨天中止は残念ですが、でもリカルドは無事でよかったです。ほぼ無傷と聞いて安心しました。ショックは大きいと思いますが。