中国GPが始まった!バーレーンではフェラーリとメルセデスのトップ争い、トロロッソの躍進など劇的なレースでありました。
注目の第3戦中国GPですが、メルセデスとフェラーリは相変わらず僅差のタイム、トロロッソホンダは今のところパッとしないですね。
中団グループを引っ張るのは今のところルノー、ハースと言ったところです。
フリー走行①②のデータ分析していきます。
ベストラップ分析
上海は大雑把にいうと、セクター1が低速コーナー、セクター2が中高速コーナー、セクター3が高速ストレートと非常にわかりやすいレイアウトです。
トップ3のベストラップ時のセクタータイムと通過スピード
順 | ドライバー | SPD T | S1 | S2 | S3 | タイム | ギャップ | Tyre |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | 310 | 24.331 | 27.470 | 41.681 | 1:33.482 | US | |
279 | 274 | 266 | ||||||
2 | K.ライコネン | 310 | 24.223 | 27.595 | 41.671 | 1:33.489 | 0.007 | US |
282 | 276 | 267 | ||||||
3 | V.ボッタス | 310 | 24.412 | 27.688 | 41.415 | 1:33.515 | 0.033 | US |
280 | 275 | 266 |
ラップタイムを計測した時間ではメルセデス勢が開始32分頃、ライコネンが44分頃となっておりラバー差が出やすい低速コーナーで速いライコネンといったところです。
スピードトラップがピッタリ揃っているあたり、空気抵抗度合いは似たような状況、ハミルトンの中高速コーナーの早さが光る。
トロロッソホンダとライバルチーム
順 | ドライバー | SPD T | S1 | S2 | S3 | タイム | ギャップ | Tyre |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | ヒュルケンベルグ | 310 | 24.752 | 27.871 | 41.690 | 1;34.313 | 0.831 | US |
280 | 276 | 265 | ||||||
7 | K.マグヌッセン | 312 | 24.639 | 27.876 | 41.943 | 1:34.458 | 0.976 | US |
280 | 274 | 263 | ||||||
10 | F.アロンソ | 311 | 24.851 | 27.939 | 41.842 | 1:34.632 | 1.150 | US |
279 | 275 | 265 | ||||||
11 | S.ぺレス | 312 | 24.706 | 28.033 | 42.053 | 1:34.792 | 1.310 | US |
280 | 273 | 264 | ||||||
12 | P.ガスリー | 311 | 24.848 | 27.956 | 42.045 | 1:34849 | 1.367 | US |
279 | 272 | 262 |
アロンソのベストタイムはバンドーンのスリップを使った時のもの、バンドーンのSPD-Tは304となっています。マクラーレンはストレートスピードがやっぱり厳しいですね。
トロロッソは今回どうだろう?ルノーやハースに絡むのはちょっと厳しいと感じるベストタイム状況。
ロングラン分析
inlap、outlap、トラフィックのラップを除外したタイヤ別平均タイム順
順 | ドライバー | 平均ラップ | スティント | Tyre |
---|---|---|---|---|
1 | ハミルトン | 1.39,075 | 10 | US |
2 | フェルスタッペン | 1.39,095 | 12 | US |
3 | リカルド | 1.39,157 | 9 | US |
4 | ボッタス | 1.39,212 | 9 | US |
5 | ベッテル | 1.39,282 | 8 | US |
6 | アロンソ | 1.39,721 | 7 | US |
7 | サインツ | 1.39,833 | 12 | US |
8 | ヒュルケンベルグ | 1.39,892 | 12 | US |
9 | グロージャン | 1.39,988 | 7 | US |
10 | オコン | 1.39,992 | 9 | US |
11 | ガスリー | 1.40,060 | 16 | US |
12 | ぺレス | 1.40,102 | 9 | US |
13 | マグヌッセン | 1.40,286 | 12 | US |
14 | ストロール | 1.40,511 | 9 | US |
15 | ハートレー | 1.40,618 | 15 | US |
16 | シロトキン | 1.41,266 | 11 + 8 | US |
順 | ドライバー | 平均ラップ | スティント | Tyre |
1 | ハミルトン | 1.37,948 | 7 | S |
2 | フェルスタッペン | 1.38,149 | 5 | S |
3 | リカルド | 1.38,474 | 7 | S |
4 | ライコネン | 1.38,991 | 5 + 6 | S |
5 | ぺレス | 1.38,997 | 10 | S |
6 | グロージャン | 1.39,079 | 6 | S |
7 | ヒュルケンベルグ | 1.39,140 | 9 | S |
8 | オコン | 1.39,304 | 9 | S |
9 | ハートレー | 1.39,384 | 10 | S |
10 | バンドーン | 1.39,773 | 12 | S |
11 | エリクソン | 1.40,286 | 11 | S |
順 | ドライバー | 平均ラップ | スティント | Tyre |
1 | ベッテル | 1.38,366 | 6 | M |
2 | ボッタス | 1.38,466 | 9 | M |
3 | サインツ | 1.39,842 | 10 | M |
4 | ルクレール | 1.40,550 | 11 | M |
ザ・上海マスターハミルトンはロングランでも強し、フェラーリ勢はタイヤの消耗に問題を抱えてるようです。
レッドブルがかなりいい感じですが、決勝となるとストレートでタイムを稼げる車の方が有利、頑張れば頑張るほどタイヤは傷んでいきますからね。昨年もそんな感じでした。
US最長周回のガスリーは39~40秒台を行ったり来たりしておりデグラを感じさせない。
ルノー勢は走り初めはいいけど、どんどんタイムが落ちる感じです。
FIA発行のラップタイム一覧は下記のリンクより
https://www.fia.com/file/67243/download?token=GhB1KsXy
今回は路面温度が低いから全体的にこのような結果です。
明日は曇り、決勝は晴れ予報。あと5℃ぐらい路面温度が上昇すれば路面入力が大きいチームはUSがオーバーヒートしそうな予感。
中団グループの争いは今回も面白い事になりそうです。
予選で前に行ってフレッシュエアーを受けて走れるかがもっとも重要な事、トロロッソホンダはどこまで前にいけるかな?
土曜日も仕事って事で、合間でフリー3のデータをアップします。予選関連は夜に頑張らさせて頂きます。
管理人さん、ヒュルケンベルグのタイムが31秒になってますよ。
ルノーが信頼性重視だったのをパワー重視にしたって言ってますけど
いやいやトロロッソやハースの躍進もあって、4機目のペナルティを
受ける覚悟ができただけでしょうと思ってしまうのは私だけでしょうか・・・。w
トロロッソは隠しタイムが有るような無いような微妙な感じですね。
予選はQ2止まりで決勝は新品タイヤで1ストップが良さそうだけど
決勝まで曇っていたら何とか1ストップで行けるかな・・・。
どちらにしてもポイント圏内ギリギリの勝負かな。
早速修正させて頂きました。ご指摘感謝!
まったくもって他のニュースを見れていませんでした。
本当ですねルノーはパワー解放とシリルがコメントしてますね。これでホンダと共にペナ確定かもしれないですね。
トロロッソはバーレーンの出来過ぎ感が今のところ出てしまっているがこれは仕方ない。
ドライバーの経験としてはまだまだ足りないですからね、ギリギリの戦いで力を出し切れるか否か。
しかしルノー系の電気トラブルは昨年から解決されないなぁ。後半早々にペナ祭り解禁ですか?!