まだ正式な発表ではなくシェイクダウンにてキャッチされたアルファロメオの新車には異様なフロントウィング搭載した姿がとらえられている。
カラーリングなど正式なものは、2月18日テスト初日の現地8時(日本時間16時)ぐらいだと思われます。
アルファロメオC38の画像
※マシン名をC38と呼ぶのかは不明です。
フロントウィングがエンドプレートにくっついてないよ。ノーズの穴が3つになっています。
サイドポンツーンの形状や大きさはフェラーリと大差ないかな。
インダクションポッドの吸気口は昨年から採用している4チャンネル方式ですね。
テスト初日に発表された実車画像
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2019/02/02-2019-Sauber-C38-45.jpg)
カラーリングが昨年と同等だけどヘイローを赤く染め上げて、今年のこのツートンはカッコイイね。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2019/02/02-2019-Sauber-C38-925.jpg)
ノーズの穴はリーク画像よりも良い印象です。誰かがダースベイダーの顔みたいってツイートしてたなw
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2019/02/02-2019-Sauber-C38-2.jpg)
サイドポンツーンは昨年型の進化系でしょう。急激な絞り込みはせずに丸みを帯びた綺麗な形。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2019/02/02-2019-Sauber-C38-930.jpg)
インダクションポッドは5チャンネル(1番上は1つ)ですね、6チャンネルって言ってもいいかなw
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2019/02/02-2019-Sauber-C38-946.jpg)
フロントウィングはエンドプレート側が細くて薄いんですね。無い訳ではなかったようです。
フロントウィングの空気の流れ予想図
スペイン人で学生フォーミュラのメンバーの方が、ツイッターで素晴らしい解答を出してくれていたので引用します。
Muy bonito ver por fin novedades significativas.
1. Parece que Alfa Romeo sacrifica la carga de la zona externa del ala para facilitar al flujo el camino por el lateral de la rueda (en vez de por encima). Una repesentación aprox.:
Foto de AMuS usada solo con fines divulgativos. pic.twitter.com/mFJOlfJW9O
— David Izquierdo (@davidizki) 2019年2月14日
なるほどねぇ~関心しました。この答えに即座に辿り着いた発想力は素晴らしい。幅が広がった分のスペースをもつかって、アウトウォッシュを作り出すのね。
フェラーリは発表時にエンドプレート側が低いウィングをすでに公表し、トロロッソもシェイクダウンでは似たようなものを使っている。
ただこのアルファは極端ですよね、これは今年の異形大賞ノミネート間違いなしです。
ザウバーの名前はなくなってしまいましたが、こういう奇抜ともとれるアイデアを仕込んでこないとトップチームにせまることはできませんからね。
だから僕はティレルとかザウバーがすきなんだなぁ(笑)
名前は無くなってしまったがザウバーはザウバーですよ。
アルファで手を引いたら、ひょいっと戻ってくる気がします(笑)
BMWの多大な投資のおかげでトップチームに匹敵するファクトリーがあるので、資金さえあれば活躍できるチームでもある。
こんな事をしてくるところに、まだその息吹が残っているのが感動ものです。
タイヤへの影響はどうなんでしょうね?
ツイートを辿って翻訳しながら読んでみましまが、あまり関係無いのでは?って感じのツイートと、タイヤについては私には良く判りませんって感じのツイートしか見当たらなかったです。
もしかすると、タイヤの気流を当てる事でタイヤを冷やす役目もあるのかな?とか予想したりしてます。
フロントタイヤのドラッグが増えてストレートでは不利な気がします。
テストが楽しみです。
そこは私も気になる部分であります。
真円であるタイヤはものすごく空気抵抗が大きいですからね。
回転する事によりタイヤ表面付近の気流が前方向へ発生するし、それを剥き出しにするなんて事はあまり考えられない方向性です。