トップ3チームのマシンがとりあえず出揃った訳ですけど、ディティールを再度確認してみたら3チームの方向性が明らかに違う事がわかりました。

F1iでは画像比較がされています。ちょっと引用させてもらいトップ3チームの違いを確認していきます。

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フェラーリSF90のポイント

フェラーリの特徴は冷却関連パーツを低く配置する事にある。昨年まではインダクションポッドを大型化してその後方中心寄りに集めていたが、今年インダクションポッドを小型化している。

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この比較画像を見ると明らかにスラっとスマートに美しくなっています。エンジン上部にマウントしてあったインタークーラーは場所が変わった可能性が高い。タービン上部辺りにあったERSクーラーも違う場所へ移動したかな?

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サイドポンツーンの吸気口は大きくなっている。センタークーリングを減らしているので、不足分はこちらに移動したと考えるが打倒な線である。

重点をメカニカルな重量配分に置いている事が今年のフェラーリの特徴となる。

メルセデスW10のポイント

メルセデスはフェラーリとは真逆な設定で、サイドポンツーン吸気口を小型化してきた。

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そしてその後方は空気の剥離を防ぐかのように流線型のラインを保っている。

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インダクションポッド後方からエンジン上部付近は多少厚みが増しているので、冷却関連パーツなどはマシンの中心へより移動していると考えられる。小さくなったサイドポンツーン入り口からの気流を抵抗なく後ろに流すスペースとも言える。

驚くべきことはフロントウィングのエンドプレートが内側へ曲がっている事です。

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全チーム中唯一の設定と思われるがこれはどうなんだろう?気流が上手く絡み合いサイドウォッシュを発生させるのか?不明だ・・。

レッドブルRB15のポイント

レッドブルはサイドポンツーンがなくなるぐらい幅を減らして、空気抵抗を減らすこととフロントタイヤで発生する乱流からマシンを遠ざけることに力を注いできた。

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冷却関連パーツはセンタークーリングに主に頼ることになる。インダクションポッド後方の太さは過去に例をみないほど肥大化している。

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エキゾースト出口の上のインダクションポッド後方部分は恐ろしく太い、これは昨年トロロッソで見られた長い冷却パーツが採用されていると見て間違いないだろう。

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この肥大化によりボディ上面部分からリアウィング下へ導く空気の整流は難しくなるが、側面から多くの気流をディフューザー上面に導く事になる。ロングホイールベース化してこなかったことから、これらのボディワークはタイトである。

まとめ

トップ3チームのマシン構成は3者3様で非常に面白いですね。フェラーリは中間なホイールベースを保ち、低重心化による運動性能を伸ばしてきた。

メルセデスはロングホイールベースによってリア周りの空間を確保しつつ、サイドポンツーンを絞り込み空気抵抗を軽減している。

レッドブルはセンタークリーングをより顕著に推し進め、マシン全体を縦に展開する構成で主にサイドからの気流確保に重点を置くが重心は高い。

どれが本当に速いんだ?!

 

テストは2月18日17:00からとなります。今年はライブタイミングが見られるかもしれないし、日本は適用外ですがライブ配信も多いので、ネット上で出回る動画も多いでしょう。

過去に例をみないほどに、情報量満載のプレシーズンテストとなるので楽しみましょう。