(スタート75分前の最終ターン)

予選ではメルセデスが圧倒的に速かった、レッドブルは新しい路面に対しての対策が不十分だった。

ハミルトンは10グリッドペナルティ、PUペナルティ+20以上でサインツとリカルドは最後尾となっています。

路面は濡れたままで、インターミディエイトスタートが確定、FP3で調子のよかったレッドブルとしては朗報か?!

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは、約20秒です。

トルコGP決勝レポート

天候は曇り時々霧雨、気温16℃、路面温度19℃でスタートしました。

スタート:ボッタス、フェルスタッペンはいいスタート、ガスリーのフロントが当たりアロンソがスピン、ペレスが一気に4位まで上がる。

https://www.formula1.com/

9位まで上がったハミルトンは前の角田を攻める。

Lap2終了時点

全車、様子見のような展開が続く。

こういう路面ではめっぽう強いフェルスタッペンだが、慎重にボッタスの後方をキープ。

Lap6:サインツはラッセルをパス14位

 

6位ノリス以下は前の集団から離れ始めています。

Lap8:ターン3のアウトからハミルトンが角田をパス8位、サインツは12位まで回復。

Lap9:ハミルトンはストロールをパス7位、サインツは11位

Lap11:ハミルトンはノリスをパス6位

Lap14:サインツはベッテルをパスして10位、ハミルトンはガスリーをパスして5位

Lap18:サインツは角田をパス9位

Lap20終了時点(TOP10)

Lap22:リカルドはインターへ18位

Lap23:角田はターン9でスピンして13位

 

厚い雲が上空に留まり、所々で霧雨が降っている状況、ドライへの交換は無理なようです。

霧雨が降り続く路面は全く乾く事は無く、摩耗して溝が無いインターで走れています。

Lap32:アロンソはインターへ18位

Lap34:ハミルトンはペレスに追いつきました。ターン12からラインクロスバトル、ペレスが意地でハミルトンにラインを譲りません。

https://twitter.com/F1

Lap37:フェルスタッペンはインターへ6位、サインツはインターへ

Lap38:ボッタスはインターへ2位、ペレスはインターへ6位、ベッテルはミディアムギャンブルをしていましたが、全く走れる状態ではありません。

Lap40:ガスリーはインターへ6位

1位ルクレール、4位ハミルトンはまだ1セット目で踏ん張っています。

Lap42終了時点(TOP5)

Lap46:サインツはオコンをパス8位

Lap47:ボッタスはルクレールをパスして1位

Lap48:ルクレールはインターへ4位

ハミルトンは無交換作戦を遂行できるのか?!ピットからボックスの指示が出ていますが、無視し続けています。

 

 

Lap51:ハミルトンはインターへ5位

ルクレールにペレスが急接近しています。

Lap52:ペレスはルクレールをパスして3位

遅いインターへの交換がルクレールとハミルトンを苦しめています。グレイニングをある程度摩耗させるまでが辛いインターです。

Lap56:5位ハミルトンの後ろにガスリーとノリスが1秒間隔で迫っています。

 

ハミルトンのインターが回復、ガスリーは逆においしい所が無くなったようです。

ボッタスはファーステストを更新!

Lap58終了:ボッタスがトップでチェッカー、2位フェルスタッペン、3位ペレスとなりました。

トルコGP決勝結果


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まとめ

ボッタスが最大のチャンスで優勝と言う最高の結果を手にした。

スタートから全く隙が無く完璧なドライブ、ハミルトンより若干リアダウンフォースを減らしておりストレートも速い。

フェルスタッペンが、何も出来ないほどだった。

 

「ha haa ! Yes!」

嬉しそうなボッタスの声に、笑みが漏れてしまったよ(笑)

 

序盤のハミルトンのドライブが流石の一言だった。

どんどんポジションを回復、インターを労わりつつ速い。

ポイントとなったのはペレスの壁、ペレスは全く譲るつもりがなく失うものが無い、ハミルトンは大きく避ける必要もあり無理できない。

 

ハミルトンはその後、インター無交換かと思わせるマネージメントを見せた、あのまま走れば3位になれたかもしれないが、万が一のパンクを避けたチームの指示に従った。

ただ、無交換で走り切るインターマスターの真骨頂を見たかったと言う思いもある。

 

途中途中で発生する霧雨シャワーがヌルヌル路面を維持してしまった。

最後の3周ぐらいがドライで走れる状態となっていたが、タイヤを温める時間は無かった。

 

一度雨量が多くなった35周目ぐらいが最適なピットストップだったと言える。

そのタイミングでピットへ入った3台が表彰台を独占している。

ガスリーも終盤いい状態で素晴らしい追い上げを見せていたし、もしかしてグレイニング中のハミルトンを食っちゃうかもと期待させてくれた。

 

今回はペレスが素晴らしいレースをしたと思う。

スタートで順位を上げ、万が一の時のためにインターをセーブ、ハミルトンを抑える事が出来るタイヤ状態を確保していた。

2位を走る事しか出来ないフェルスタッペンをサポートし、自らも自力で3位表彰台を獲得。

こんなレースを毎回やってほしいものだ、まずは予選で頑張ってくれ。

 

角田は、あのスピンが全てだった。

いい感じに進んでいる時や、いいレースをした後にスピンで失う。

ただ今回、何かリセットされたような感じで、走りに自信が見えた、次こそは結果を出してほしいね。