2月28日2:00に終了したテスト2日目、午前中は気温が低すぎてほとんどのチームは走行しなかった。

現地12:00以降に走り出すチームが増えていったが、気温3℃路面温度8℃ぐらいの中で行われたためタイヤを温めるのに苦労している。

そんな中でもタイムシートのトップはフェラーリ、2番手メルセデスとなっている。

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プレーシーズンテスト2日目結果

ドライバー チーム タイム ギャップ タイヤ Laps
1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:19.673 S 98
2 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:19.976 0.303 M 94
3 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1:20.325 0.652 HS 37
4 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1:20.326 0.653 M 67
5 カルロス・サインツJr. ルノー 1:21.212 1.539 S 65
6 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1:21.318 1.645 S 82
7 ロバート・クビカ ウイリアムズ 1:21.495 1.822 S 48
8 セルゲイ・シロトキン ウイリアムズ 1:21.822 2.149 S 52
9 エステバン・オコン フォース・インディア 1:21.841 2.168 S 79
10 シャルル・ルクレール ザウバー 1:22.721 3.048 S 81
11 ケビン・マグヌッセン ハース 1:22.727 3.054 S 36

テスト2日目の主な出来事

ウィリアムズのリザーブドライバーであるクビサが登場し、ベストタイムでもシロトキンより良いタイムを記録している。周回数も2人合わせて100周となっていて新しいコンセプトのマシン評価も進んだようだ。

 

マクラーレンはまたもトラブルに見舞われた。ルノーPUのエキゾーストパイプが外れてマシン内の配線がダメになってしまった。これにより3時間の休憩を余計にとる事になり走行距離が伸びなかった。

今年初めてハイパーソフトタイヤを使用しとりあえず3番手タイムを記録している。

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トロロッソ・ホンダの状況

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この2日間トラブルらしいトラブルは無く順調に周回数を重ねている。キーもパワーユニットはとてもスムーズに動作していてなんの問題も無いとのコメントしている。ホンダは試験プログラムを順調に消化している。

ホンダの静かすぎたオフシーズンから一転して、始まってみれば快調そのもの。

 

「何も語る事は無い!行動で示す!」こんな意思の表れだったか。

 

本当に信頼性を重視した手堅いパワーユニットに仕上げてきた。これによりチーム全体としての有益なデータが得られ、シミュレータ中心の開発になるシーズン中のアップデートの助けになる事は間違いない。

タイムもタイヤは違えどレッドブルから1秒遅れで、私が思うトロロッソの目標位置にとりあえずいる状況は非常に好材料と言える。

プレシーズンテスト2日目ハイライト動画

※テスト3日目は12:00(日本時間20:00)時点では午前中の雪が雨に変わりセッションスタートとなっているが、気温3℃路面温度4℃となっており、ほぼ走行はない模様。

各チームの雪遊びも順調に消化中・・