2023年のプレシーズンテストはバーレーンの3日間が終了しました。
完全な新製作マシンだった昨年とは打って変わって、大きなトラブルで走行不能になるような事が少なく、各チームは淡々とプログラムを消化しています。
各マシンを見ているとマシン内部の引継ぎパーツも多そうです。
特に振動対策は大きく向上しているのが目に見えて明らかでした。
日別に発表されるベストラップと周回数のまとめです。
ドライバー別ベストラップ
Pos | Driver | Team | Day 1 | Day 2 | Day 3 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Sergio Perez | RedBull | 1’33.751 | 1’30.305 | |
2 | Lewis Hamilton | Mercedes | 1’33.508 | 1’33.954 | 1’30.664 |
3 | Valtteri Bottas | Alfa Romeo | 1’34.558 | 1’30.827 | |
4 | Charles Leclerc | Ferrari | 1’33.267 | 1’32.725 | 1’31.024 |
5 | Carlos Sainz Jnr | Ferrari | 1’33.253 | 1’32.486 | 1’31.036 |
6 | Yuki Tsunoda | AlphaTauri | 1’34.671 | 1’35.708 | 1’31.261 |
7 | Kevin Magnussen | Haas | 1’35.087 | 1’33.442 | 1’31.381 |
8 | George Russell | Mercedes | 1’34.174 | 1’33.654 | 1’31.442 |
9 | Fernando Alonso | Aston Martin | 1’32.866 | 1’32.205 | 1’31.450 |
10 | Zhou Guanyu | Alfa Romeo | 1’33.723 | 1’31.610 | |
11 | Max Verstappen | RedBull | 1’32.837 | 1’31.650 | |
12 | Felipe Drugovich | Aston Martin | 1’34.564 | 1’32.075 | |
13 | Lando Norris | McLaren | 1’33.462 | 1’35.522 | 1’32.160 |
14 | Nyck de Vries | AlphaTauri | 1’34.559 | 1’32.222 | 1’38.244 |
15 | Nico Hulkenberg | Haas | 1’34.424 | 1’32.466 | 1’33.329 |
16 | Logan Sargeant | Williams | 1’34.324 | 1’32.549 | |
17 | Pierre Gasly | Alpine | 1’34.822 | 1’33.186 | 1’32.762 |
18 | Alexander Albon | Williams | 1’33.671 | 1’32.793 | |
19 | Oscar Piastri | McLaren | 1’34.888 | 1’33.175 | 1’33.655 |
20 | Esteban Ocon | Alpine | 1’34.871 | 1’33.490 | 1’33.257 |
チーム別ドライバー別周回数
日別時間帯別ラップタイム一覧
素晴らしい事をしている方がいらっしゃったので紹介です。
#F1 #F1Testing #BahrainTesting day 3 PM session recap pic.twitter.com/JxrxJm0I2h
— bartosz trams (@bartonator3000) February 25, 2023
こちらのツイッターアカウントに行くと3日間のラップタイム全てが見やすい表になっています。
興味のある方は是非ご覧ください。
このタイムシートは解りやすくて良いですね。
レースペースも、アタックラップも、その時間帯も見て判る。
素晴らしい
今はこのようなデータが溢れているので、2年ほど前から私自身で作る事をやめました。
テレメトリーについてもhttps://www.f1-tempo.com/で簡単に確認できます。
おもしろいですね
私は、一昨年くらい前から https://theoehrly.github.io/Fast-F1/ を使っています。
いまどきテレメトリーデータは簡単に手に入り、誰でも簡単に解析できるので、
このようなわかりやすい見せ方がもっと増えるといいですね
W14のSISウイングミラーやサイドポッド周辺のボディですが、継ぎ接ぎだらけで、如何にもここのパーツは変わります。って感じですね。
仮にサイドポッドを変えたとして、バーチカルポッド前提になってるフロント周りまで変えて最適化出来るだけの予算があるんですかね?
バジェットキャップで無理だと思うんですが。
まぁでもサイドポッドいじったくらいじゃ速くはならんよね。
ボディ内部画像が取られればわかるけど、あの車は中身13なので本当の意味で最適化は出来ない。
モノコックが変わっていない証拠がフロントサスペンションアームの盛り上げ取付とコクピット位置が前方のままで変わってない事とノーズとのラインがおかしいところ。ギアボックスはプルロッドの入る位置が変わってないので太いまま。
コンセプト変更は1年以上かかるから今年に間に合わなかったと思われます。
なるほど。
やはり新レギュレーション、バジェットキャップがある状況において、最初に躓くと大変ですね(汗)
中堅チームは昨年からすぐに取り組んでいる。
アストンは95%新設計だと言ってますね。
チーム総数600人ぐらいなので余裕はあります。