2024年シーズンが始まり苦戦のスタートとなったザウバーC44ですが、フロントウィングのアップデートに始まり。
R4日本GPではフェンスを大幅に変更してきました。
ボッタスのポジションは明らかに上昇しており6番目チーム争いに加わりそうな勢いを見せています。
簡単にアップデートを確認しておきましょう。
ザウバーC44のフロントウィング
The upgrade #Sauber was talking about for Australia is a new front wing. From the photos I have seen so far, the main innovations are in the endplate area (both external and internal areas).#F1 #F1Tech #AustralianGP pic.twitter.com/eiWyhVGoI0
— Rosario Giuliana (@RosarioGiuliana) March 21, 2024
アウトウォッシュを改善するエンドプレート後端の形状変更です。
ザウバーC44のフロアフェンス
2022年から短くて小さなフェンス形状を続けていましたが、日本GPのアップデートでようやく他チームに似たものになった。
後は一番外側のフロアエッジウィングを伸ばす必要がありますが、いつになることやら。
昨年のAT04はこのフロアエッジウィングをトップチームと同じ形状にしたら、大きく改善した経緯があります。
フロントタイヤ乱流をしっかりと外に弾く、これだけでフロアの空力は改善します。
ザウバーは非常にオーソドックスなデザインですが、トレンドをしっかりと取り込めていないところが多いです。
トップチームデザインに似ているようで似ていない中途半端なマシン。
VCARBにとってはハースに続き怖い存在になりそうなザウバーC44の改善です。
今シーズンVCARBと同じプルロッド式フロントサスペンションに変更したザウバー(旧アルファロメオ)ですが、4戦消化した時点でノーポイント。
昨年は同じフェラーリPUカスタマーのハース共に下位になりましたがアルピーヌやウィリアムズと争っていますね。
2026年次世代PUでは新たにアウディ製を使うので早く結果(ポイント獲得)出して最下位だけは回避したいところですね。