金曜日から調子の良かったフェラーリが予選でフロントローを独占、メルセデスはボッタスが3位、ハミルトンは4位となっているがギアボックス交換で5グリッド降格。
トロロッソホンダのガスリーが予選6位の快挙。スタートは5位からとなり入賞の期待がかかる。
スタート順とタイヤ
バーレーンGP決勝レポート
天候は晴れ、気温28℃、路面温度34℃、決勝は57周の争いとなります。
スタートではボッタスが2位へ、ガスリーは5位キープ。
2周目にハミルトンのインへ飛び込んだフェルスタッペンは接触してパンク、リカルドもいきなりパワーを失いマシンを止める。
VSCとなりました。最下位に落ちたフェルスタッペンはタイヤ交換。
4周目レース再開 ガスリーはタイヤの温めが悪かったのか?マグヌッセンと攻防を展開なんとか4位を死守。
フェルスタッペンは何かトラブルがあるようでストップ。
レッドブルは早々に2台とも消える。
ガスリー以下は連なっていたがハミルトンがグングン追い上げ、車間が空いてきた。
8周目ハミルトンはガスリーをパス、早くも4位へ
ハートレーはスタート時の接触が原因で10秒のタイムペナルティを受けてしまった。
12周目5位ガスリーは6位マグヌッセンに3秒差つけている。
13周目マグヌッセンがSSへ
15周目アロンソはMへ、ここから1ストップか?
16周目ガスリーはSへ
フェラーリとメルセデスは作戦の探り合い中。
19周目ベッテルはSへ
20周目ライコネンはSへ
21周目ボッタスはMへ、ハートレーはSへ
26周目ベッテルがハミルトンをパス
27周目ハミルトンはMへ
28周目マグヌッセンはSへ
29周目バンドーンはMへ
29周終了時点の順位⇩
35周目ガスリーはSSへ
36周目ライコネンはピットへ、タイヤ交換を失敗し停止。左リアがはずれなかった。リタイアしました。
これでガスリーは4位だ!!
40周目アロンソはSSへ、ヒュルケンベルグはSSへ
44周目ハートレーはSSへ
48周目でベッテルのソフトタイヤは完全に終わってぺースダウン、ボッタスは1秒速いペースで迫る。
50周終了時点の順位⇩
54周目ボッタスはベッテルの後方1.4秒まで迫っている。
残り2周ボッタスはDRS圏内へ
白熱のラストラップはベッテルが逃げ切った!ガスリーやった4位でフィニッシュ!
バーレーンGP決勝結果
順 | No | ドライバー | チーム | Laps | ギャップ | ピット |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 57 | 1:32’01.940 | 1 |
2 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 57 | 0.699 | 1 |
3 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 57 | 6.512 | 1 |
4 | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 57 | 1’02.234 | 2 |
5 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | 57 | 1’15.046 | 2 |
6 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 57 | 1’39.024 | 2 |
7 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 56 | 1 lap | 2 |
8 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | 56 | 1 lap | 2 |
9 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | 56 | 1 lap | 1 |
10 | 31 | エステバン オコン | Force India | 56 | 1 lap | 2 |
11 | 55 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 56 | 1 lap | 2 |
12 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | 56 | 1 lap | 2 |
13 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | 56 | 1 lap | 3 |
14 | 18 | ランス ストロール | Williams | 56 | 1 lap | 2 |
15 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | 56 | 1 lap | 2 |
16 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | 56 | 1 lap | 2 |
17 | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 56 | 1 lap | 2 |
dnf | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | 35 | 22 laps | 2 |
dnf | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 3 | 54 laps | 1 |
dnf | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1 | 56 laps |
まとめ
ベッテルがソフトで39周走りきり、メルセデスのミディアム1ストップ戦略を撃破!
フェラーリは2ストップ戦略を急遽1ストップへ変更しての優勝、ハラハラと緊迫したレース展開だった。
ガスリーがやりました!なんと4位フィニッシュ!
トロロッソホンダがこんなにも早く最高の結果を出すなんて、なんて日だ!
ライコネンとレッドブルが2台とも消えるラッキーな事も多かったけど、再三攻められたマグヌッセンをしっかり抑えきった。
2スティント目のSを20周で捨てて、マグヌッセンをカバーした戦略にはちょっとドキッとした。
3周オールドのSSであと23周いけるのか?
結果的には軽いマシンとフレッシュエアのおかげでデグラは問題無かった。戦う相手をしっかり見極めていたチームの戦略エンジニアも素晴らしい仕事だったと思う。
ハートレーも10秒ペナルティさえなければ入賞できただろう。
※ハートレーはフォーメーションラップでペレスに抜かれていた。ポジションを戻さなかった二人には+30秒ペナルティってなんじゃそりゃ!
P4, no words.. First points in Formula 1. Amazing weekend! Massive congrats to @ToroRosso & @Honda ! pic.twitter.com/rlDJZAUOR3
— Pierre Gasly 🇫🇷 (@PierreGASLY) 2018年4月8日
さぁ来週は中国GPです。期待していいよね!
何気に9位なエリクソンおめでとう。
ガスリー 4位 おめでとー!
序盤こそ接戦の場面も有りましたが、周りの波乱を他所に中盤以降は
まったく危なげないレースでの4位、本当に良かったです。
また、燃費・タイヤ・ブレーキ・PUに厳しいバーレーンで最後までペースを
落とさずに走り切れた事、2台揃って完走出来た事は、これからの
シーズンに向けて大きな自信となり、貴重なデータも得る事が出来た
バーレーンGPになったと思います。
※ALOワンストップかも? には少しドキドキしましたが・・・
ハートレーも惜しい結果にはなりましたが、次への自信につながる
レースだったと思います。
1週間後の中国GPにどうしても期待を持ってしまいますが、
それよりも1戦1戦ステップアップして行って欲しいです。
『Bravo!!!』
Pierre Gasly-san, Toro Rosso and HONDA.
『HONDA R&D Sakura & U.K の弛まぬ努力が徐々に結果に結びつき始めた…!!』
素晴らしい結果になりましたね。いろいろありましたが、ホンダF1にとっては、2台とも完走できたのが1番の収穫だったと思います。信頼性問題も、これでひとつの区切りになったのかなと。
残りのレースも…2台とも完走、そして入賞目指せる実力がある事を示せた事は本当に良かった。
これからの活躍、期待出来ますね。
ガスリー、おめでとう ♪
ベッテルもすごかったけど、やっぱりガスリー。最初にマグヌッセンと接触しながらも抑えた場面ではヒヤヒヤしましたが、逆にこの1戦に掛ける意気込みを感じました。
ハートレーは予選からいろいろついていないことがあったけど、キッチリ完走するところはさすがだと思いました。この先、運も巡ってくるでしょう。
最後の方は不謹慎ながら、誰かリタイアしてガスリー表彰台へ、なんて夢も見ていました(笑)
次は表彰台だー!
私も正直に言いますと、ベッテルがパンクで大幅にペース落して劇的な
ガスリー3位表彰台を想像してましたw
ベッテルファンの皆様申し訳ない。
ガスリーやりましたね!
チェッカーを受けた時のガスリーの涙声の歓喜の無線とクルーの喜びは、見ていたこっちも本当に嬉しくなりました
ハース、ルノー、マクラーレンを中盤以降寄せ付けないペース、驚きでした
ハートレーもペナルティさえなければ、W入賞の可能性も十分あったのが惜しい所でしたが、2人共レースペースは良くて、次も似たタイプのコース、中国GPも期待できそうです
レッドブルがまさかの序盤でWリタイアは残念でしたが、他チームにはチャンス、そしてトロロッソがチャンスを掴める戦闘力があるマシンだったのは、チームにとっても大きな自信になったと思います
地獄のメルボルンの後だけに余計に・・・・・
今年、このまま中段をハースと一緒に掻き回して、ルノーやマクラーレンを慌てさせて欲しいですねー
フェラーリ、ライコネンのピット作業で自滅したのが残念でしたし、クルーが骨折してしまったとのことで、喜びは半分だったでしょうけれど、ベッテルのソフト39周カバーも圧巻でした
メルセデスの追い上げを凌いだ終盤のドライビングはヒヤヒヤしながら見ていました
ベッテルを応援しながらも、内心ではタイヤ壊せばガスリーが3位なんて思いもよぎる複雑な心境のラスト10周でした(笑)
そして全く目立たないながら9位入賞のエリクソン
ウィリアムズが振るわない今期、此方も大きい意味を持ちそうですね
最初から最後まで
面白いレースでしたね。
大谷さんも完全試合未遂でしたし、
今週はテンション上がっていい仕事できます。
これで来年のレッドブルホンダが現実味を帯びてきましたね。
チェッカー後、STRスタッフの喜びようがテレビに映ったときには胸が熱くなりました。オーストラリアGP後、シーズン後半にはグリッド6~7列目に2台が並べて、どちらかが1ポイント取れるレースが出来るようになれば・・・。と願っていましたが、まさかでした。空力って凄いですね、ここまでエアロパッケージで変わるとは考えもつきませんでした。さぁ上海、どうなるでしょうか?バーレンでベースセッティングが見つかったのは凄く大きいのではないでしょうか。がんばれSTRホンダ!(詳細なレポートありがとうございます!)
今回は車体全体のすべてのバランスが改善された事が大きいでしょうね。
そして、ご指摘通り「ベースセッティングが見つかった事」これは大きいと感じます。
上海はパワーエフェクトが多少下がる、路面も悪くない、ここでも10位以内に入れればとりあえず本物!
決勝データベストランキングでは、2ピットしてるのに下位なんですよね。
最初から最後までペース配分をきっちり行っているのがわかると思います。
瞬間的な速さを必要とする予選でのホンダエンジンのバランスも、良いところまで来てるのではないでしょうか。
モタスポ管理人さま
いつも的確な分析、大変参考にしております。トロロッソ・ホンダへの祝福コメは他の方と同じ気持ちですが個人的にファイナルラップでのアロンソのペースダウンが極端過ぎて気になりました。
55周終了時点ではヒュケンベルグに0.8秒差くらいに迫っていましたが56周終わり(チェッカー時点)では僅か1周で13秒差に開いてラップダウンになってました。
何らかのトラブルなのかヒュケンベルグが抜けないから諦めてラップダウンになったのか分かりませんがもし後者だとしたらDRS圏内なのに諦めた事になってしまいチームとしては堪りませんね。
コメントありがとうございます。
見た目ではアロンソはトップ争いに水をささないように譲ったように見えますが。
56周目セクター1で1秒、セクター2で7秒ヒュルケンベルグより遅い。
ラップダウンされるペースでは無かったはず、もう1周走るのが無駄と判断したチームもしくはドライバーのあるまじき行為。
この3年で諦め癖ついたかな・・。
アロンソの独断なのかはさておいて、それを許すチームの体制は終わってる。
「PUに少しでも負担をかけたくなかったとか言うんじゃないかな。」
私としてはマクラーレン自体は好きですが、ザクの現体制は大っ嫌いです。デニス・ウィットマーシュ時代の方が全然上ですね。
モタスポ管理人さん、しんさん
初めてコメントさせて頂きます。バーレーンGP、興奮しましたよねぇ。久々にワキ汗垂らしながら観戦してました。ガスリーよく頑張った!
さて、最終盤のアロンソのペースダウンですが、僕も気になっていました。中継のモニタ上ではヒュルケンベルグに最短0.6まで迫っていたのに、ゴールしたときには13秒差まで開いてました。このペースダウンについて詳細は不明ですが、別の情報源では「最後は燃費が厳しかったようで周回遅れになってフィニッシュ」と記載されています。本当に燃費が厳しかったのか、どうなんでしょうね?どちらにしても、今の枕は嫌いです。ロン・デニスが仕切ってた頃のマクラーレンホンダは大ファンだったのにねぇ…。
コメントありがとうございます。
マクレーレンホンダ&セナを知る世代のおっ〇んは・・失礼w
私もその世代なのでご安心を、マクラーレン心底嫌いにはなれないですよね。
ある種の刷り込みみたいなものかな。
だからこそ私は現体制を嫌いと言わせてもらっています。
フジの解説陣なんか口をつぐんでるの見てるとなんかねぇ・・。
放送機関として批判否定はご法度。ホンダなんか何言われても文句も言わない紳士な対応には頭が下がります。
マクラーレンには純真なレーシングチームに戻ってほしいと心から思います。
http://www.as-web.jp/f1/358275/3
マグヌッセンを引き離すことが出来たのはサスペンションの不具合が原因だったようですね。
こうなると上海への期待感はちょっとだけ下方修正しておかないと・・・。
まさかハースと中団トップ争いを行うようになるとは夢にも思わなかったな~。
最近の無線の発言で状況を紐解く企画はいいですね。結局やる人は米家さんしかいないのかw
ESPNのレディオガガもおススメです。