今年からタイヤが最もソフトな組み合わせになっているメキシコです。

C5タイヤはアタックラップ1周をまとめるのが非常に難しい、レースセットでアタックラップはドライビングで何とか出来るのが理想。

さて、番狂わせはあるのか?

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メキシコGP予選レポート

天候は晴れ、気温25℃、路面温度46℃で予選はスタートしました。

Q1

マグヌッセンが最初の計測19.730でした。

フェルスタッペン18.0、ペレス18.5、ハミルトン18.6、角田18.6、ラッセル18.8、ピアストリ19.4となった序盤。

 

残り9分、リカルド18.3で2番手、ボッタス18.2で3番手

ルクレ―ルはミディアムで18.4で3番手

温度が上がりすぎて各車大苦戦、ノリスは全くリズムが掴めずにタイムを刻めない。

 

残り3分、ピットロード出口で止まる(止まってみえるぐらい遅い?)フェルスタッペンとラッセル、アタックに入るのが遅れる全車。

2人のドライバーには審議です。

 

最終アタック、アロンソがターン3でスピンしてイエロー、誰もタイム更新できない。

Q2

ペレス、フェルスタッペンがすぐにコースイン、凄い歓声が上がっています。

路面温度は44℃に下がるが気温は26℃のままです。

 

フェルスタッペン17.6、ペレス18.1でセッションの計測がスタート、ラッセル18.3です。

ピアストリ17.8で2番手、リカルド18.0で3番手、ボッタス18.2で5番手、角田はリカルドのトウ役に徹しています。

 

最終アタック、メルセデス2台が良い、ハミルトンがトップタイム!

サインツはミスしてカットラインギリギリ、ルクレールは速い。

 

アルボンは10番手タイムでクリアと思いきやトラックリミットで14番手;;

 

Q3

路面温度が42℃まで下がっています。

フェラーリが速い!ルクレール17.1、サインツ17.2、フェルスタッペン17.2、リカルド17.3、ラッセル17.6、ハミルトン17.6、ペレス17.7

 

最終アタック、サインツからコースイン!

サインツとルクレールは更新できず、リカルドも更新できず。

 

フェルスタッペンは17.2で3番手、ペレスは17.4で5番手、ハミルトン17.4で6番手です。

最終局面、路面温度は40℃でした。

メキシコGP予選結果

まとめ

Q3で路面温度が大きく下がったところにピタリとはまったフェラーリがフロントロー独占!

ルクレールがポールポジションを決めました!

 

気温と路面温度変化に大きく左右された予選でした。

1,2℃の違いでタイヤの作動温度を合わせられるかどうか、マシンやセッティングの差が速さの違いに直結しています。

 

レッドブルは温度差で速さに変化があまりなく常に上にいました。

意外だったのはアルファタウリのリカルドです。

Q1,2では角田にトウをもらったけどQ3では単独でこの活躍、温度変化に関係なく速かった。

 

 

ノリスはQ1で自滅した感じ、置いてくるタイムで耐えていれば何とかなっただろう。

メルセデスはQ2の終盤だけが速かった。

 

路面温度変化に対して、フロントウィングフラップや空気圧設定をアジャストできるがどうか?

フェラーリだけが上手くやってのけた、そんな予選でした。

 

 

C5ソフトタイヤはいつも意外性を生む、はっきりと言えばこのタイヤで速くてもレースでは活躍できない事が多いです。

フェラーリが何周上位で踏ん張れるか?このままいくのか?

レースでも波乱が起きそうです。