F1メキシコGPではハミルトンがベッテルに50p差つければチャンピオンになります。リタイアさえしなければ間違いなく決定となるでしょう。残り3戦となった2018年のF1ですが、さすがにアップデートは控えめです。
トロロッソは遅れに遅れた空力パーツを今回もフリー走行で試すようです。レッドブルは前回フェラーリが試していたフロア上部にボルテックスジェネレーターを装着してテスト走行をする模様。
引用元:https://www.auto-motor-und-sport.de/
レッドブル:フロア
レッドブルはフェラーリがアメリカに持ち込んだフロアに似たものを持ち込んでいる。
まさか実質5日でコピーして空輸ですか!?下がフェラーリのもの。
トロロッソ:サイドディフィレクター・フロントウィング
今回も新パーツをプラクティスでテストするようです。アメリカのFP3ではガスリーにバランスが悪くなったと言われている。
レッドブルやフェラーリと比べると控えめ。
エンドプレート後端のスリットだけどこれも控えめです。
フェラーリ:リアウィング
シンガポールとロシアで使用したマクラーレン風のリアウィングエンドプレートのスリットを日本GPからやめている。
メキシコは空気が薄いからウィング立てるねぇ!
下がシンガポールで導入したもの、これがフェラーリのスピードを失わせた大きな原因との見解があるようだ。
メルセデスは上手く使いこなしているようだがフェラーリはドラッグが増大したという事かな。
メルセデス:リアホイール
何やら騒がしいメルセデスのリアホイール。
ベルギーから使っているメルセデスのリアホイールのリムの中の穴をアメリカでは塞いでいたようだ。
リアタイアの発熱を助けるためのものだが、回転する部分に空気穴があるためフェラーリは可動空力装置になるのではとのクレームを出す予定だったらしい。それを察知したメルセデスはアメリカで塞いでいた訳です。
しかしメキシコではこの部分はレギュレーション違反にならないとの判断が下され、晴れて使用てきるようになっている。
アメリカでのハミルトンのブリスターやボッタスがペースを上げられなった原因の一つであるリアタイアのオーバーヒート問題は、たしかにベリギー以降は鳴りを潜めていた。このホイールが全てを解決しているわけではないと思うけど、僅かな効果はあると考えられる。
ブレーキダクトを通った空気をホイールを利用して回転させながら排出する事は違反となるが、これは単純にホイールにあたる部分だから違反とはならないとの見解がFIAから示されている。
残念ながらホンダは旧スペックに戻すようです。
理由は組み立て品質上の懸念だそうです。
組み立てミスってことですかね?
ただのケアレスミスならいいのですが……。
スペック3はメキシコでぶん回したらブローすることが確定したからスペック2に戻したんですかね?
リムの内側(タイヤでかくれる側)が、スポークのかたちにあわせてへこんでるんだよな。それでタイヤ(の中の空気)が触れる面積をふやして、冷却されやすくしたんだろう。
こういう、うまいこと考えた系のアイデアは、見てて楽しくなるね