10月6日10:00からフリー走行が始まりますが、今年のマクラーレンホンダはどのような走りをするのかわからない。昨年の様に予選で約2秒差つけられてトップ10に絡めずに何もできずに終わる可能性もある。
鈴鹿決戦を前に今年の状況を振り返ってみます。
2017年予選ギャップ一覧とコース概要
R | 国 | 予選gap | 1周(km) | 全開率(%) | 燃費(kg) | 周回数 | ERS影響度 | 決勝順位 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | AUS | 3.237 | 5.303 | 70 | 1.9 | 58 | 中 | 13 | |
2 | CHN | 2.694 | 5.451 | 55 | 1.7 | 56 | 低 | R | |
3 | BRN | 3.285 | 5.412 | 64 | 1.8 | 57 | 中 | 14 | |
4 | RUS | 3.466 | 5.848 | 60 | 1.9 | 53 | 低 | 14 | |
5 | ESP | 1.899 | 4.655 | 65 | 1.7 | 66 | 中 | 12 | |
6 | MON | 1.071 | 3.337 | 50 | 1.5 | 78 | 中 | R | |
7 | CAN | 2.234 | 4.361 | 67 | 1.8 | 70 | 大 | 14 | |
8 | AZE | 3.741 | 6.003 | 56 | 2 | 51 | 大 | 9 | |
9 | AUT | 1.351 | 4.326 | 66 | 1.7 | 71 | 大 | 12 | |
10 | GBR | 2.818 | 5.891 | 66 | 2.4 | 66 | 中 | 11 | |
11 | HUN | 1.273 | 4.381 | 55 | 1.5 | 70 | 中 | 6 | |
12 | BEL | 2.537 | 7.004 | 70 | 2.27 | 44 | 低 | 14 | |
13 | ITA | 3.603 | 5.793 | 75 | 1.89 | 53 | 中 | R | Q雨 |
14 | SIN | 1.688 | 5.065 | 47 | 1.9 | 61 | 中 | 7 | |
15 | MAS | 1.506 | 5.543 | 65 | 1.79 | 56 | 中 | 7 | |
16 | JPN | ? | 5.807 | 65 | 1.8 | 53 | 中 | ? |
全開率やコース全長だけで判断するのは難しいけど、マクラーレンのマシンだけなら4番目の実力があるのは確実だろう。
ここ数戦の戦いからもライバルはフォースインディアになると思っています。
回生パワーデプロイメント

鈴鹿で一番問題になるのが回生パワーになります。ブレーキングで回生(MGU-K)できるポイントが非常に少なく、排気パワー(MGU-H)に頼らざるを得ません。
エネルギーデプロイメントのセッティングが非常に肝になってくるでしょう。排気パワーを回生に使いすぎるとエンジン本体のパワーが損なわれるので、バランスが本当に重要です。
マクラーレンホンダポジション予測
1番にはフェラーリが来ると思います。メルセデスとレッドブルは混戦となるでしょう。最近の結果からもマクラーレンホンダの位置ですが5番手と予想します。
- フェラーリ
- メルセデス
- レッドブル
- フォースインディア
- マクラーレン
- ルノー
- ウィリアムズ
- トロロッソ
- ハース
- ザウバー
明日の金曜日から始まるフリー走行ですが、天気予報は雨となっています。土曜日も午前中までは雨との予報です。
予選ぶっつけ本番でドライタイヤとなりそうで、シミュレータによるイニシャルセッティングがすごく重要となります。
なんだが荒れそうで面白くなりそうな日本GPとなりそうです。