パワーサーキットのモンツァではマクラーレンホンダは入賞に届きませんでした。
新興チームのハースにも負ける始末でしたが、そこまで悪い訳では無かった気がします。
イタリアGPでの予選タイム+2.138秒差
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:21.135
13 F.アロンソ マクラーレン 1:23.273
前戦のスパとは違った。低ドラッグと純粋なパワーが必要なモンツァは、マクラーレンのドラッグの多い車体にはきつかったようなそんな感じを受けました。
今シーズンにダウンフォース不足を露呈していたマシンはここでは息を吹き返したよう速かったですね。
イタリアGP決勝でのタイム差+1laps
決勝ではトップのロズベルグとバトンの差が約100秒ほどでした。
53周のレースなので、1周あたり約1.8秒の差がついています。タイヤ戦略ももちろん違いますが、それでもやっぱりこの差なんですね・・・。
このような単純なストップ&ゴーサーキットでは、マクラーレンホンダにはできることは何も無いですね。
単純にホンダのパワー不足と燃料不足からくる負けです。
ホンダの今年の残りトークンは3しかありません。最後のアップデートはせいぜい10馬力ぐらいの改善で終わってしまいそうです。
まずはヨーロッパでの最後のレースを2台とも完走で終えられた事が良かった点でした。信頼性は本当に大幅に向上していて決勝も安心して見ている事ができます。
ここからの遠征グランプリで、さらなるアップデートができれば入賞率をもっと上げられそうです。