レッドブルリンクの2戦目、フェルスタッペンは前回のポールトゥウィンの勢いのまま、調子がよく完璧にマシンをコントロールしている。

心配なのは僚友ペレス、まだRB16Bのスイートスポットに入り込んでいない。

メルセデスは前回より良さそうだけどフェルスタッペンを脅かすようなスピードは無い。

マックスファンのオレンジ軍団がスタンドを埋め尽くす。

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予選レポート

天候は晴れ、気温25℃、路面温度52℃で予選はスタートしました。

Q1

ハース勢が開始早々にコースイン、ミックは6.1秒台でした。

フェルスタッペンはソフトで4.2、ハミルトン4.5、ボッタス4.5、サインツ4.5、ノリス4.7、ペレス4.8となっているファーストアタックです。

ラバーイン(トラックエボリューション)が凄まじい。アルファタウリはミディアムを使ってきましたがタイムは伸びず、2セット目でソフトを投入しています。

 

ラッセルが来た来た~12番手!

カットラインまでは0.728秒の争いでした。

Q2

ペレスが1番乗り、ミディアムでコースイン、トウ無し乱流無しでアタックして4.5秒台。

ミディアムアタックは、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンです。ペレスはすぐに2セット目のミディアムを投入しています。

フェルスタッペン4.2、ノリス4.4、ペレス4.4、ベッテル4.4、ハミルトン4.5、ストロール4.5となったトップ6です。

https://twitter.com/F1

2セット目もミディアムなのは、フェルスタッペン、メルセデス2台、フェラーリ2台、マクラーレン2台、ラッセルです。

なんと!!ラッセルが10番手に飛び込んだ♪

Q3

1セット目のアタック、フェルスタッペン3.720、ノリス3.958、ハミルトン4.014、ボッタス4.049、ペレス4.218となったトップ5です。

角田は4.642で8番手につけています。

 

2セット目、フェルスタッペンはトウ無しの先頭でアタックに向かいました。

フェルスタッペンのトウを完璧にとらえたノリスが3.768で2番手、ペレスが3.990で3番手タイムをマーク。


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オーストリアGP予選結果

まとめ

フェルスタッペンが3戦連続のポールポジション!

最終アタックを先頭で行く余裕を見せたが、ノリスが完璧にそのトウを捉えて0.048秒差の2番手になった。危なくポールを奪われそうになる最終アタックだった。

マックスファンのオレンジカラーがマクラーレン応援団に見えなくもない(笑)

 

ペレスは良い走りで3番手、メルセデス2台の前で予選を終える最高の仕上がり、彼の強さはレースペースにあり。

 

メルセデスは一体どうなっているのか?

どう見てもリアウィングは大きく、対照的に好タイムを出しているマシンはローダウンフォース気味なウィングセッティングだ。

しかし、これはレースペースを意識してのもの、レースでそう簡単には逃がさないと不気味な静けさを纏っている。

 

今まで完璧すぎたシミュレータのイニシャルセッティング、不測の事態への対応に迷っているように感じるチャンピオンチームです。

 

 

アルファタウリが6,7番手、角田が初めてガスリーの後ろにぴったりとつけた。

やっとここまできたか、スタートラインと言うべく場所です。後はレースで結果を残すこと、多分最初から2ストップ作戦のはずなので、マネージメントを気にせずガンガン行ってくれと願います。

 

フェラーリ2台はミディアムスタートにこだわった、メルセデス同様にレースペースに集中している、アルファタウリ2台のライバル最有力候補です。

 

ペレスはまたノリスが前、どのぐらいの早さで2番手ポジションまで上がれるか?

レッドブルの1,2フィニッシュに期待したい。