直前のプラクティス3でのアタックラップでは、トップ3チームのタイムが拮抗している。パワー感度が低いと言われるハンガロリンクですが、最後の最後に頭一つ飛び出るにはパワーは必要な要素です。

さぁレッドブルホンダのフェルスタッペンのポールポジションはあるのか?!

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ハンガリーGP予選レポート

https://www.formula1.com/

天候は晴れ、気温23℃、路面温度43℃で予選はスタートしました。

Q1

ストロールがトップでピットアウトしました。フェルスタッペンが1セット目のアタックで15.8秒台のレコードタイム。ルクレールは最終コーナーでコースアウトしてリアをヒットしました。(あぁヤバい終わったかな。)

ラッセルがQ1突破かと思われたが16位、しかし0.053秒差は立派。リカルドはアタックラップで渋滞にはまりQ1落ち、レーシングポイント2台、クビサが落ちた。

Q2

メルセデスがMでアタックに向かった。ルクレールは修復が間に合った、フェラーリとレッドブルもMです。ガスリー以外が15秒台のタイム、ノリスが6位タイムを記録しています。

2セット目のアタックではサインツが7位タイムを記録、マクラーレンが2台揃ってQ3へ、グロージャンとライコネンもQ3進出です。

トップタイムはハミルトン、2番手フェルスタッペンは0.025秒差でした。

Q3

メルセデス、マクラーレン、レッドブル、フェラーリの順でピットアウト。

1セット目のアタックでフェルスタッペンが14.9秒台でトップタイム。ボッタス、ハミルトン、ベッテルが続く。路面温度は41℃になっています。

2セット目のアタック、ルクレールがラインを通過2位、フェルスタッペンはタイムを更新14.5秒台、ボッタスが僅差で迫るが0.018秒差の2位、ハミルトンはセクター1で遅かった分遅れた。

マックスが93戦目初ポール、100人目のポールポジション達成者となった。

ハンガリーGP予選結果

NO ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 GAP
1 33 M.フェルスタッペン レッドブル 1:15.817 1:15.573 1:14.572
2 77 V.ボッタス メルセデスAMG 1:16.078 1:15.669 1:14.590 0.018
3 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:16.068 1:15.548 1:14.769 0.197
4 16 C.ルクレール フェラーリ 1:16.337 1:15.792 1:15.043 0.471
5 5 S.ベッテル フェラーリ 1:16.452 1:15.885 1:15.071 0.499
6 10 P.ガスリー レッドブル 1:16.716 1:16.393 1:15.450 0.878
7 4 L.ノリス マクラーレン 1:16.697 1:16.060 1:15.800 1.228
8 55 C.サインツ マクラーレン 1:16.493 1:16.308 1:15.852 1.280
9 8 R.グロージャン ハース 1:16.978 1:16.319 1:16.013 1.441
10 7 K.ライコネン アルファロメオ 1:16.506 1:16.518 1:16.041 1.469
11 27 N.ヒュルケンベルグ ルノー 1:16.790 1:16.565 1.993
12 23 A.アルボン トロロッソ 1:16.912 1:16.687 2.115
13 26 D.クビアト トロロッソ 1:16.750 1:16.692 2.120
14 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1:16.894 1:16.804 2.232
15 20 K.マグヌッセン ハース 1:16.122 1:17.081 1.550
16 63 G.ラッセル ウィリアムズ 1:17.031 2.459
17 11 S.ペレス レーシングポイント 1:17.109 2.537
18 3 D.リカルド ルノー 1:17.257 2.685
19 18 L.ストロール レーシングポイント 1:17.542 2.970
20 88 R.クビサ ウィリアムズ 1:18.324 3.752

まとめ

「いやあぁーーーー!!」っと雄たけびを上げつつ、一人テレビの前でガッツポーズしてしまいました。嫁と子供がばあちゃんの家に行ってて良かった(笑)

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レッドブル・ホンダの初ポールがマックス・フェルスタッペンの初ポールになった。しかも区切りの良い事に歴代100人目の達成者だってぇ、持ってる男はやはり持っているもんだねぇ。

いや本当に手に汗握る予選でした。前評判ではポール獲れる獲れないと話題になっていたが、正直僅差でメルセデスだと思っていた。それが僅差でマックスがポール!路面温度が下がっていく中で、アウトラップの速度を徐々に上げる上手さにテクニックとクレバーさの融合を見た。

マックスには悪いが前世はセナなんじゃって思うぐらい、デビューからここまでくる過程が似ている。あのブレーキングライン変更ブロックを見た時から思っていたのだけどね。

移籍話も持ち上がるほどのスタードライバーは、ホンダがお金出しててもレッドブル・ホンダが続く限り手放したらいかんぜ!

Q3ベストセクタータイム

セクター1,2を抑え気味にしてセクター3で逆転している。メルセデスのお株を奪う最終セクターの速さが決め手になっている。

 

フェラーリはやはりダウンフォース不足からくる、低中速コーナーの遅さで勝負にならずって感じ。ガスリーはこんなにも差がついてしまった。このガスリーのタイムがいつもレッドブルホンダの予想を混乱させるんだよなぁ。本当にマシンが速いのかわからなくなってしまうんです。

 

マクラーレンが大躍進ですね、この低速コースと呼ばれるハンガロリンクでミッドフォールドトップ、オールラウンダーになりつつある。開幕からマシンの素性がいい事はわかっていたけど開発の方向性がぶれずに、前進している事はチーム自体が自信をもっている証。

ハースは開幕仕様に戻したらトップ10内って笑うわ。

 

そしてウィリアムズのラッセルの躍進にも感動したね、川井さんがセッティング変更で2.5秒も改善したって言ってたけど、マシンの各パーツはしっかりとF1レベルではある。それをどう生かすのか?そんな部分が段々とわかってきたのかもしれない。

何となくレーキ角を下げたような印象なんだけど気のせいかな。

 

明日のレース、スタートが心配なだけ、ホールショットならまず間違いなく優勝だ!

GOGO!MAX!!!