レッドブルリンクはトラックリミット違反が多くなるターン9と10にグラベルトラップが設置されています。
アウト側のタイヤが乗れば大幅にタイムを失います。
グラベルに乗らないように走るドライバー達、必然的にトラックリリミット違反が減ります。
オーストリアGPスプリント予選レポート
天候は晴れ、気温28℃、路面温度43℃でスプリント予選はスタートしました。
SQ1
ミディアム1セットの争いです。
ハミルトン6.4、角田6.5、ハミルトンはトラックリミットで取り消し!
フェルスタッペン5.6、ラッセル5.7、サインツ5.7、ノリス5.9、ストロール6.0、ルクレール6.1、ペレス6.2
ピアストリ6.0で6番手
コースアウトでタイヤを痛めたハミルトンがタイムを出せていない。
ハミルトン6.504で12番手、リカルド6.581で13番手
サージェント6.518で13番手、ガスリー6.4で11番手、角田6.557で15番手
あぁリカルドが16番手に・・・
SQ2
ミディアム1セットの争いです。
フェルスタッペン5.1、ラッセル5.3、ピアストリ5.3、サインツ5.4、ルクレール5.5、ハミルトン5.5、ノリス5.5、ペレス5.6となったトップ8です。
残り3分、タイムを出していない7台がコースイン
オコン5.6、ガスリー5.7、アルピーヌが速い!
角田は一時11番手だったが落ちて14番手
SQ3
ソフト1セットの一発勝負となります。
時間ギリギリまでコースインしない状況、ラバーインの良い状態を狙う勝負になっています。
ルクレールがピットロードで停止してしまいコースインが遅れてアタックに入れず。
ラッセル5.0、ハミルトン5.2
ピアストリ4.987でトップへ
フェルスタッペンが来る4.686でトップへ
ノリスが僅差4.779で2番手
オーストリアGPスプリント予選結果
まとめ
SQ全てでトップタイムだったフェルスタッペンに死角なし!
低速ターンからの立ち上がりはマクラーレンの方が速いが、高速ターンは圧巻のグリップレベルで安定度抜群でした。
タイヤのグリップが落ちてくるセクター3で速い事が、レッドブルの強さを表しています。
マクラーレンがここでも強く、ノリス、ピアストリがフェルスタッペンを追います。
フェラーリはルクレールがピットロードでアンチストールが作動、リセットにもたついている間に時間切れ、サインツはラッセルの後ろが精一杯。
これはもうアップデートミスを疑って良いレベルですね。
アルピーヌは最低重量を達成してから調子が良く、速度域が上昇したバルセロナから5番目チームになっています。
逆に低速ターンが速いVCARBは相対的に落ちている。
ただ今回はセクター2後半からの高速ターンが遅い、アルピーヌより4~5km/h速い最高速、単純にリアダウンフォースが足りて無いです。
アップデートの間違いもあるかもしれないが、正直まだわからない。
アストンも高速ターンのターンアウトでオーバーステア、斜めになった状態で荷重が後ろにいくと滑る。
フロントウィングのアップデート後、空力がズレていると思っています。
最高速はこちらもアルピーヌより4~5km/h速い事からダウンフォース不足です。
全長が短くターンが10しかないからこそ、その挙動でマシンの状態が浮き彫りになります。
特にセクター2後半からの挙動は高速ターンの安定性が肝です。
フェラーリは伝統のアップグレード失敗ぽいですね
こんなチームに7回チャンピオン獲ったドライバーが来てくれて、その影響で株価が1兆円上がった
楽なビジネスですね笑
フェラーリ、Rb、アストンが沈んでもアルピーヌやメルセデスが復帰してきたので面白さは変わらないのがF1らしいです
グラベルに出るとフロアを痛めやすいと思いますが、1度パーツが飛んだフロアってまた修理して再使用するのでしょうか?
よく接着剤みたいなので応急修理してるところは見かけますけど、最終的にそのフロアってまた使うのか疑問に思いまして。
使いますよ、部分的に分割できるようになっています。
あんな大きいの(フェンスからディフューザーまで)毎度変えてたら予算制限に引っ掛かります。
脇から失礼します。
フロアパネル全体が完全一体構造体であれば強度的にも強く出来るかも知れないですが補修の事を考えると部分的に分割するのが望ましいですね。
その分割も細かくして多過ぎるのも良くない?
出来る限り分割数を少なくしてシンプルにするのが理想でしょうか?
また破損したパーツを補修リペアすると僅かながら重量アップして重くなってしまうのは物理的に仕方ないですね。
PUと同じように車体も予期せぬアクシデントトラブルで破損する事も有りますね。
過去GPにマンホール蓋がフロア底にぶつかりヒットして全損するよりは補修で済むのは幸いですね。