予選が全てのモナコ決戦です。
ポールポジション=優勝と言っても過言ではありません。
中高速サーキットに絶対の速さをもつレッドブル、苦戦するはずがライバルチームが不甲斐無くフロントロー独占しそうな勢い。
アロンソがどこまで来るか?ルクレールの一発はあるか?
モナコGP予選レポート
天候は晴れ、気温24℃、路面温度49℃で予選はスタートしました。
Q1
アルボンが一番にコースインしています。
アルボン15.2・・・・角田15.0でした。
ファーストアタックは、フェルスタッペン13.7、ペレス13.8、アロンソ13.8、ストロール13.9、ルクレール14.0
ノリス13.4、ピアストリ13.6、ジョー13.7とトップ3が交代したところでペレスがターン1でクラッシュして赤旗
残り11分から再開
トラックエボリューションが高い中、トラフィックの中でアタック合戦が続きます。
残り2分で角田が12.6でトップタイム更新、WAO!
フェルスタッペン12.3でトップタイム更新
時間ぎりぎり、2セット目を使ったサインツが12.7で4番手、ハミルトン12.8で7番手でQ1をクリアしています。
Q2
メルセデス2台は中古でコースインしています。
残り9分、フェルスタッペン12.0、ガスリー12.1、アロンソ12.2、オコン12.2、サインツ12.3、ルクレール12.3となっているトップ6
フェルスタッペン11.9でトップタイム更新
ノリスはシケインで左フロントを当てステアリングがズレていた、ターン12で曲がらずガードレールに接触。
ハミルトンは11番手から最終アタックで5番手タイム、Q3進出。あぶねぇ~
無線で文句言いまくっているが、タイムを出す男健在です。
Q3
1回目のアタック、アロンソ11.7、サインツ11.7、ルクレール11.7、ラッセル11.9、フェルスタッペン12.1、オコン12.2となったトップ6です。
残り4分、フェルスタッペンは1セット目でクールダウンラップを数周挟み11.6でトップタイム更新
2セット目の新品アタックが始まっています。
オコンが11.5でトップタイム更新、ノリスは修理が間に合い12.2で9番手。
角田は12.0のタイムで9番手に上がる。
フェルスタッペンは新品に交換してコースインしています。
ルクレール11.471でトップタイム更新!
アロンソが11.449でトップタイム更新!!
フェルスタッペンはセクター2通過で0.2秒遅れ
アロンソがポールか?
フェルスタッペンは11.365でポールタイム確定!!!
セクター3爆速マックスでした。
モナコGP予選結果
まとめ
ペレスがまさかクラッシュから始まったモナコGP予選。
トラフィックの中で苦しむフェラーリとメルセデス、意外にも速いマシンに仕上げていたアルピーヌ、角田の快進撃。
極めつけはフェルスタッペンとアロンソの新旧チャンピオンによるポール争い!
どちらも素晴らしいアタックラップを披露したが、フェルスタッペンのターン15からの速さが際立っておりセクター3だけで0.3秒稼ぎ出す。
互いの健闘を称え合う二人、素晴らしい予選をありがとう!
苦しいマシン状況で3番手に入ったルクレールの速さも健在。
二人の陰に隠れてしまったがこちらも凄いラップでした。
予選でノリスのアタックを邪魔してしまったルクレールはグリッド降格の恐れがあります。
チームはなぜ教えないのか・・・。(後に3グリッド降格決定)
ハミルトンはQ2落ちか?なんて事態から、最後の最後はマシンの速さを引き出して6番手、こちらも流石のドライビングです。
角田はもう完璧ですね、タイヤを完全に理解して使い切らなければあのマシンでこんなタイムは出せない。
Q3に進出して9番手は本当に凄かった。Good job Yuki!
モナコはマシン差が極端に縮まる、ドライバーによる真の戦い。
熱い予選でした。
ルクレールがノリスの妨害した際、角田くんも巻き添えくらったようですね。それがなかったら、ガスリーやラッセルの上に行っていたかも。
開幕から角田くんの走りが凄すぎます。
デフリースもP12ですし、アルファタウリのアップデート成功したのでしょうか。
ATは主にフロアサイドを改良、今回はサイドポッドのインレット周りも変えた。
やっと昨年終盤や開幕時点のトレンドになってきています。
ユーキに合わせた改良なので、ガスリー仕様からの脱却が現れてきているでしょう。
これは凄かったですね。
ここまで面白い予選は、ここ数年で一番だったかもしれません。
アロンソがポールかと思ってましたが、フェルスタッペンのセクター3が速過ぎる。
当たってたのでタイヤのバーストしなくて良かったね
それにしても角田。
今シーズンは本当に素晴らしいですね。
心身共に最も充実したシーズンを送ってますね。
決勝での入賞、期待してます。
同意見です。感動しました。
最後のストレートでもタイヤ擦ってました。
フェルスタッペン・アロンソ これこそ世界最高峰の戦い!
共に2回世界タイトルホルダーの現世界王者マックスと元世界王者アロンソがフロントローに並ぶなんて初めての出来事で新鮮。
マックスとアロンソとの世代間には大きな開き有りますね(2人の中間にはハミルトンや引退したベッテルの世代がいましたから)
それにホンダ(HRC)PUを現在使用中のマックスと2026年から使用するかも知れないアロンソと言うのが皮肉です。
角田凄すぎる。デフリースが遅いだけでタウリのマシン本当は割といいんじゃないか?
スプリントレースを増やすより痺れる予選を増やした方がファンは喜ぶと思いましたわ
“Q3 Max選手とAlonso選手の比較”
私も、Q3トップ・タイムが次々とドライバー達が入れかわり凄かったに同感です。参考 : アニメーション 3D analysis by Formula Addicd
Max選手のラスト・セクターで、特に凄かったのが立ち上がり時にバリアとスレスレであったイン・ターン15、そして、それ以上的なターン16へのターンイン&アウトで、その2ケ所で Monaco 初POLE 決めました。
Max選手とAlonso選手、共にラン・ラインはまるでレイル・トラック上を走行している様に類似していました。Alonso選手が特に速かったのが、長めストレート前の ターン1 & ターン8 からの立ち上がりで各々2車分ほどリード。また、連続ターン3&4立ち上がりも速い。ただし、Max選手がその毎に次のコーナーのターン・インで概ね1車ほどに追いつく。そして、Max選手のラストセクター、連続ターン15&16のイン・ターン15で概ね並走、ターン16立ち上がりで再び少しリードされるが、次のイン・ターン18でリードを築きそのまま立ち上がり、その差をターン19のターン・イン&アウトでも保ちフィニッシュでした。Monaco-GPでは、1990 Ayrton Senna選手以来の印象的な映像でした。
昨年モナコGPの勝者ウィナーだったペレスの最下位スタートは非常に残念です。
市街地ストリートサーキットを得意とするペレスにとっては、マックスとのポイント差を縮める絶好のチャンス機会を失った?
マックスにとってもポイント差を拡げて首位独走するチャンスでも有りますが、アロンソにも表彰台3位以上を狙える絶好のチャンスでも有りますね。笑
スタートを上手く決めてマックスを抜けばトップに踊り出る事も可能ですし、2位でもマックスとの差を維持しながら何か異変が起これば
優勝も狙える?
過去にモナコ優勝経験もあるアロンソの事ですから無理せずジックリと構えるでしょうね。
ヌーベルと最終ターン足がヌメヌメ動いてアンダーなく頭が入っていくのに対してアロンソは跳ねをいなすのに苦労しているように見えて、タイムは近けれど車orセットアップの時点で勝負決まってたように見えるんですがこの見立ては合ってますか
サスペンションはレッドブルの方が動いています。
お互いのマシン特性を理解してタイヤを何処で使うのが速いのか?を両ドライバーともやってのけた。
アロンソはセクター1から攻める方を選択、フェルスタッペンはその逆です。