予選の雨の中、一人だけ盤石なフェルスタッペンでした。
対抗できるペレスとルクレールはQ2で沈み、サインツもリズムを崩しグリッドペナルティ。
フェルスタッペンがまたポールトゥウィンを達成するのか?
2番手スタートのアロンソは?角田の追い上げは?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約18秒です。
カナダGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温19℃、路面温度32℃でスタートしました。
スタート:フェルスタッペンが好スタート、ハミルトンが2位に上がる。
Lap1:角田はハードへ
Lap2終了時点
Lap3:6位ヒュルケンベルグ以下はトレイン状態
Lap7:サージェントがトラブルでストップしてVSC
Lap8:再開
Lap12:ヒュルケンベルグはハードへ、ストロールはハードへ、デフリースはハードへ
ラッセルがターン9でリアスライドさせ壁に接触、デブリを撒き散らしSC
各車続々とピットインしています。
ラッセルはピットでタイヤ交換、フロントウィング交換して19位で復帰
Lap15終了時点(SC中)
フェラーリ2台、ペレス、マグヌッセン、ボッタスはステイアウトでポジションアップ
Lap17:再開
ノリスはピアストリをパスして10位
Lap20終了時点
Lap22:アロンソがハミルトンをパスして2位
Lap28:ストロールはハードへ19位
Lap29:アルボンはマグヌッセンをパスして11位
ノリスには5秒ペナルティが出ています。
Lap28:ヒュルケンベルグはハードへ19位
Lap35:デフリースはターン1でマグヌッセンに並ぶ、抜けずにその後もバトル、ターン6でいんを突くがタイヤロックして、2台とも直進してエスケープへ
Lap35終了時点(TOP6)
フェラーリは最初のミディアムで粘っています。
路面が改善されデグラが減っている、アップデートでデグラが減ったとの噂があるが本当なのか?
フェルスタッペンは終始後ろとのギャップを見ながらペース管理、余裕のレース展開です。
Lap38:ペレスはミディアムへ7位、ピアストリはハードへ13位
Lap39:サインツはハードへ5位
Lap40:ルクレールはハードへ4位、ペレスはアルボンをパスして6位
Lap41:ハミルトンはミディアム
Lap42:アロンソはハードへ2位
Lap43:フェルスタッペンはミディアムへ1位
Lap52:7位アルボンにラッセルが迫るが並べない、後ろが詰まってきて11位ノリスまでトレイン状態です。
Lap55終了時点(TOP6)
Lap55:ラッセルがピットへ入りリタイア
Lap64:ノリスはボッタスをパスして9位
アルボンはオコン以下を抑え込んでいます。
Lap69:ペレスはソフトへ
Lap70:ストロールは最終シケインからコントロールラインまでにボッタスをパスして10位
Lap70終了:フェルスタッペンがトップチェッカー、アロンソ2位、ハミルトン3位です。
ペレスはファーステストラップを記録しています。
カナダGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンがポールトゥウィン!
アロンソが2位、ハミルトンが3位になっています。
グリッドのトップ3がマシン順に並んだレース結果でした。
アロンソはハミルトンより速いが無理にペースを上げずに走る、終盤追いついてきたところでペースアップしてハミルトンを突き放す。
いつも通りの戦略家でした。
フェラーリ2台はミディアムロングランを決めてワンストップ、ルクレ―ルはアロンソから遅れる事9秒でした。
新しいサイドポッドは以前よりコントロールしやすいリア挙動を生み出しているようです。
予選で10位だったアルボンが何かやるだろうと思っていましたが、案の定直線番長トレインの先頭をひた走る。
そしてハードタイヤを58周もたせる素晴らしいドライビングで、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれました。
角田はあれだけ薄いリアウィングを使っていながらストレートが伸びない。
依然として大きなドラッグに苦しんでいます。
今後もストップ&ゴーサーキットでは、アルファタウリのマシンは辛そうだ。
さて次回はオーストリアですが、空気が微妙に薄い為ダウンフォースの強いマシンが速くなります。
フロアの最大ダウンフォースを持っているフェラーリの復活や如何に?
久しぶりにリアタイしなかったです。
後付けで見て書き足しても臨場感は出ないですね。
レース自体も単調だったし、熾烈なトップ争いが無い今年はどうにもならないです。
ウィリアムズは、アルボンに残り周回数を無線で偽っていたそうです。
当然、サーキットのディスプレイで判ってしまうんですけどね(笑)
アルファタウリには無理な戦略でしょう(笑)
早朝の更新は大変ですね。
ありがとうございました。
もう少し荒れるのかと思っていましたが、淡々とレースが進んでいった感じですね。
意外だったのが、毎回タイヤのデグラデーションに苦しんでいるフェラーリが、ミディアムで結構な周回をこなしたことですね。ドライバーからも苦言があるようにはみえなかったですし。
これはコース特性が合っていたのか、そもそもレースペースが遅くてタイヤに余裕があったのかどっちなんでしょうかね。
レッドブルの圧勝シーズン、赤い車が脇役でもいいのでレースに華を添えてくれるといいんですけどね~。
今回のフェラーリはバトルさせず、タイヤマネージメントに徹しさせた。
何かのテスト的な内容でした。
一番印象に残ったのは、メルセデスの頑丈さ。ノーズとタイヤ変えたら普通に走れるんかい!戦車か?
ブレーキ踏むだけでFホイール吹っ飛ぶチームもあるというのに