https://twitter.com/F1

ジル・ヴィルヌーブサーキットは年を追うごとに路面が悪くなっています。

タイムを出す為に車高を下げている、バンピーなポイントをきっかけにバウンシングが酷くなる。

雨の予選でグリッドシャッフルはあるのか?

Sponsored link

カナダGP予選レポート

天候は曇り時々雨、路面はウェット、気温16℃、路面温度18℃で予選はスタートしました。

Q1

全車インターでコースイン、ジョーがスロー走行した後に停止しました。

残り14分33秒で赤旗、ジョーはシステムリセットして走り出しゆっくりとピットまで戻っています。

 

再開、全車走行し続けるレース状態になっています。

残り4分、フェルスタッペン21.9、アロンソ22.0、ルクレール22.1、ハミルトン22.1、ノリス22.4、ペレス22.7となったトップ6。

 

残り時間ギリギリ、最終シケインでサインツ(Lap in)、ガスリー(Lap)、角田(Lap in)が交錯しています。

フェルスタッペン20.8でトップタイム更新、アロンソ21.4で2番手タイム

角田は16位で悔しいQ1敗退でした。

 

Q2

https://twitter.com/F1

雨が来るようで来ない、レコードラインは所々乾いています。

インターでコースインしてタイムを出していく各車、アルボンがソフトへ交換しています。

 

各車ソフトへ交換していく。

いち早くソフトでコースインしていたアルボンが19.4でトップタイム。

ソフトが温まりきったアルボンは18.7でトップタイム更新、フェルスタッペン19.0、ノリス19.3、ピアストリ19.6、アロンソ19.7となったトップ5です。

 

残り4分ぐらいから雨が降り出して、タイム更新が出来なくなりました。

ルクレール11位、ペレス12位でQ2敗退です。

Q3

フェルスタッペンが先頭でコースイン2周連続アタックで25.8、アロンソは27.2で2番手。

ヒュルケンベルグが27.1で2番手になったところで、ピアストリがクラッシュして赤旗。

https://twitter.com/F1

 

赤旗中に雨量が増加しています。

残り7分11秒から再開、インターで各車コースインしましたがタイム更新は無理と判断してピットイン。

 

時間経過を待ってQ3は終了、ヒュルケンベルグがなんと2番手です。

カナダGP予選結果

まとめ

フェルスタッペンは雨でも乾いても安定した走りでポールポジションです。

何が起こっても状況変化に対応出来る能力は驚異的ですね。

 

一人だけ無風地帯を走っているような感覚に陥ります。

 

2番手以降はグリッドシャッフルされ、なんとヒュルケンベルクが2番手です。

https://www.formula1.com/

ハースはハイダウンフォースセットで雨に賭けていて、ズバリ的中と言った感じ。

レースが完全なドライならどこまで落ちるかわからない。

 

アロンソはいつも通り安定した走りで3番手、少し運がなかっただけです。

メルセデス2台も最低限の仕事をしっかりとこなしている。

 

ペレスはモナコからダークモード。

焦る気持ちが突っ込みすぎのターンインアンダーと立ち上がりでリアをスライドさせマシンが前に進まない。

 

フェラーリ2台はコースインタイミングが悪かった。

アタックラップを合わせられずトラフィックに阻まれたり、トラフィックを作るポジションで右往左往、完全にリズムを失った。

ただでさえタイトロープなマシン挙動が不安定な路面変化にドライバーを悩ませた。

 

 

角田はローダウンフォースセットで予選を出走、雨の低温ではタイヤが機能していなかった。

レースではストレートスピードを武器にポジションアップできるチャンスが残されている。

 

 

レッドブルは常に先頭でコースインする姿勢を貫いてクリーンエアーで走ろうとしていた。

度重なるアクシデントでもリズムを崩さない強靭な精神力でアタックラップをしっかりと決めるフェルスタッペンには誰も勝てない。

 

そんな予選でした。

 

※走行妨害ペナルティにより更にグリッドシャッフル